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企画から5日でスピード公開!テイクアウト&デリバリーMAPプロジェクト

トレタでは、4月27日(月)にご自宅の近くでテイクアウト・デリバリー利用できるお店を探す為のMAPを作成し、社内公開しました。

そして、より多くの飲食店のみなさまのお役に立ちたいと思いから、社内公開当日に社外公開に向けたプロジェクトが動き出し、5日後の5月1日(金)「テイクアウト&デリバリーMAP(β版) 」(以下「テイクアウト&デリバリーMAP」と表記)の社外公開を行いました!

テイクアウト&デリバリーMAPとは?

位置情報を利用し、自宅周辺のテイクアウトやデリバリーサービスを行なっている店舗を簡単に見つけることができるMAPです。5/1時点で東京・神奈川を中心に1,500店舗を掲載しています。

また、社外公開以降もさらに機能や連携がアップデートし続けています。

1.一般ユーザーからの情報登録が可能に

飲食店の詳細情報をいち早く掲載するため「飲食店情報登録フォーム」を公開しました!飲食店が登録した自店情報のみならず、一般ユーザーからの情報登録も可能になりました。。株式会社トレタでは導入飲食店に自店の登録を呼びかけるとともに、「#いま私がお店にできること」をハッシュタグにして、SNS等でユーザーからの登録も広く募集することにしました。

2.詳細情報をオープンデータ化

テイクアウト&デリバリーMAPに蓄積された飲食店の詳細情報はオープンデータとして、5月末を目処に、自治体や事業者、団体、個人等が自由に利用できるよう無償で開放することにしました。わたしたちはこのオープンデータ化により、情報を活用した新たなサービスが生まれることで、新型コロナウイルス感染症拡大で苦境に立たされる飲食業界への貢献を目指したいと考えています。

3.大阪府との公民連携スタート

トレタの取り組みに賛同いただき大阪府と公民連携することになりました。
5/20(水)から連携がスタートし、大阪府のHP内に本MAPが掲載され、市町村、府内の各種団体に向けて利用を周知していただけることになりました。

プレスリリース

今後も多くの方に使っていただくために、さらなる展開を予定しています。

インタビュー

テイクアウト&デリバリープロジェクトをリードした3名のメンバーに今回のプロジェクトにおける背景や思い、スピード感あるプロセスの詳細などのお話をお伺いしました!
また、インタビューはフルリモート勤務中のため、オンラインで実施しました。

プロフィール

佐々木菜那 デザイナー

2016年、人材紹介会社に入社。営業職として3年間勤務したのち、2019年にトレタ入社。主にトレタnowのデザイン業務を担当。

高武俊平 企画

2006年、株式会社スマイルズ入社。ストアマネージャーを務めた後に物販事業開発を担当。その後、CtoCスペースシェアのスペースマーケットにてセールス/マーケティング/カスタマーサクセスとビジネス全般を担当。2019年9月トレタ入社。現在は新規C向けサービス「トレタnow」のマーケティングを担当。

吉田徹生 エンジニア

2015年7月トレタにウェブフロントエンドエンジニアとして入社。かんたんウェブ予約、トレタnowを担当。Angular Japan User Groupに参加。共著としてAngularデベロッパーズガイドがある。


テイクアウト&デリバリーMAPプロジェクト発足のきっかけを教えてください

高武 外出自粛となった後の4月初旬頃の会議でテイクアウトやデリバリー系のマップ情報があったらどうか?」という話題が出ました。

「飲食店を応援するためにトレタがいまできることはなにか?」という議論とさまざまな調査を重ねる中、先行サービスは複数ありつつも、自宅周辺から簡単にお店を探せるという機能を持つものがないことに気付きました。そこで弊社のグルメの超直前アプリ「トレタnow」のサービスで培ってきた位置情報を利用する機能を利用して開発を行い、社内向けにMAPを公開しました。

その後、社外公開を希望する声を社内からいただき、せっかく生み出したMAPなので、より多くの飲食店を応援するためにも幅広く利用してほしいと思い、社外公開に向けて動き出すことになりました。


公開までのプロジェクトはどのように進行されたのでしょうか

高武 まずは欲しい要素を書き出すところから始まり、キックオフで完成イメージや機能面が共通認識となるように打ち合わせしました。その後はSlackで適宜コミュニケーションを取りつつ、そこからはひたすらわーっと進めました!普段から「トレタnow」で一緒に仕事をしていた3人だったので、コンテキストは共有できており、イメージのずれがなくスピード感を持ってプロジェクトを進められたように感じます。

佐々木 以前「RubyKaigi 2018」の際に公開した仙台版のトレタMAPのデザイン制作をしたことがあったので、それを元にしたものを完成イメージとして取り組みました。

吉田 開発面はほどんとゼロからのスタートだったのですが、これまでの「トレタnow」の開発で培ってきた土台があったからこそ完成できました。突如プロジェクトが発足したため、別プロジェクトとの兼務は大変でしたが、スピード感ある開発に携われたことはいい経験になりました。


スマートフォンで見た際のMAP画面

開発でこだわったポイントを教えてください

吉田 社内のメンバーが簡単に更新できる仕組みにしました。Googleformから送信された情報がスプレッドシートへ反映され、自動的にMAP情報へ反映されるようになっています。また5/20(水)からは一般ユーザーも専用フォームから情報を更新できるようになりました。

高武 公開するからには一定の店舗数がないと意味がないため、公開時の情報量にはこだわりました。情報収集と登録は、セールスのメンバーを中心に弊社サービスのご利用店舗様へヒアリングしたり、SNSで情報を調査したりしながら、全て手作業で行いました。結果、公開時には1,500店舗情報を公開することができました。

佐々木 ご利用いただく際のユーザビリティを考えて制作しました。例えば、スマートフォンの画面は小さいので、MAP上で店舗詳細をクリックした際に、MAPが見づらいという懸念がありました。移動しながら見ていただけるMAPにしたかったため、できるだけミニマムに表示ができるようにしました。

高武 正直に言うと、もっとこだわりたい部分はたくさんありました。目まぐるしく状況が変わっていく世の中を見て、まずはいまできることを限られたリソースと時間内で「トレタがやる意味」をわかりやすく表現したMAPにしようと思い取り組みました。その背景もあり、まだサービスとしては成立しているとは考えておらず、β版として公開をしています。


実際の社内周知のSlack投稿

リリース後の反響

佐々木 公開当初にTwitterを見ていたらいくつか「MAPに登録したい」という投稿を見つけました!ユーザーの声を聞いて、よりユーザビリティの高い仕様へ反映できるプロジェクトに参加できたことが私にとっては嬉しかったです。

吉田 MAP機能についてFBをもらえるのが嬉しいです。今回は技術的にも新しいことができているので、前向きに取り組めている。

高武 先日プレスリリースで発表させていただきましたが、社外公開後に大阪府から公民連携したいというお声がけをいただいたことです。より多くの方へ利用いただけるきっかけが増えていっています。



これからの展開はどのように考えていますか?

佐々木 実際使っているうちに気づくこともあるので、ユーザーの声も参考にしつつ、より使い勝手が良いように改善していきたいです。リリース後にマップピンの色味がGoogle MAPと同化してしまうことに気づいて対応したこともあったので、ぜひご近所で使っていただいて、そういった利用者目線でのご指摘もどんどんいただけたらなと思います!

吉田 場所によって登録が少ないところがあったり、探しづらいところがあるというお声をいくつかいただいていますので、さらにユーザーが使いやすいMAPになるよう引き続き機能面で改善していけたらと思っています。

高武 自店のHPにテイクアウトやデリバリーの情報をまだ反映できていないお店も多く、情報発信がお店のSNSに限られていて届くべき人に届けられていないというお悩みもあると思っています。そういった飲食店の方々の情報発信の拡声器情報発信の方法を知らない飲食店のみなさまの拡声器となれるMAPにアップデートしていきたいです。

さいごに

今後もトレタではテイクアウト&デリバリー MAPのように、飲食店のみなさまを応援するために「いまできること」を考えて取り組んでいきます。

簡単に利用できるMAPになっていますので、是非テイクアウト&デリバリー MAPを利用してみてくださいね!

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