こんにちは!トモノカイ学生スタッフのいこまです。
今回はトモノカイで学生インターン生として活躍中のこうちゃんにインタビューをしました!
こうちゃんさんの基本プロフィール
大学:慶応義塾大学4年(取材当時)
主な仕事内容
・全社リーダー:全社学生スタッフの統括、育成、採用担当
・講師求人部門リーダー:部門学生スタッフのマネジメント、塾講師ステーションのマーケティング、organicプロジェクトリーダー
・探究部門スタッフ:副教材のwebマーケティング
社会に貢献するために
ートモノカイに入ったきっかけを教えてください。
インターン生の裁量権が大きい!と明言している求人を見て惹かれました。僕は当時、ビジネスを通じて社会に貢献してみたいと考えていたんです。自分で新しい市場を作って、社会をもっと豊かにしたいという思いもあって、事業会社で働きたいと思っていました。
あとは、大学に通っているけど、自分に実力がついている感じがしなくて…。なんだか物足りないなあという気持ちでした。そこで、自分が成長できるようなことをしたい!と大学1年生の冬に応募しました。
ーどうして社会に貢献したいと思うんですか?
最初は父親の影響が大きかったです。父は介護の会社をしているのですが、それって社会貢献を第一に考えているんだろうなって思ったんです。お金儲けよりも社会貢献を考えて働くのってかっこいいなって。よくよく調べてみると、自分の祖父も水道や学校を作っていて、社会のことを考えている人だったみたいなんです。
僕はただ純粋にそんな人たちをかっこいいと思いました。そして、自分もそんなかっこいい大人になりたい!と思うようになりました。
ーかっこいいですね!アルバイトはしていなかったんですか?
していましたよ!
最初は塾講師をしていました。でも、自分なりのカリキュラムで授業をやったら、かなり怒られてしまって…。絶対僕のカリキュラムの方がいけてると思ったんですけどね(笑)
塾講師を辞めた後に、コールセンターでも働いていました。それは学生契約社員みたいな扱いだったので、普通のバイトよりも裁量があって工夫の余地があるのかなと期待して入ったのですが、結局マニュアル通りの定型文を話すだけで、僕には合わなかったんです。
ー実際にトモノカイのインターンをしてどうでしたか?
びっくりするほど裁量はあると思います(笑)根拠さえあれば、だいたい何でも自由にやらせてくれますし。
だからこそ、責任が伴う場面もありますが、僕には合っていて楽しく続けられました。
ここでの出会いは人生の財産
ーインターンをしていてよかったことはありますか?
やっぱり、たくさんの人との出会いですね。もちろん、得られたスキルもたくさんありますが、ここでしか得られないであろうものは「出会い」です。優秀で人格のある先輩、同期、後輩、社員さんに出会えたことは他には代えられないです。今後も繋がっていくと思います。
ー特にお世話になった社員さんはいますか?
そうですね~、たくさんいすぎて数えきれないですね(笑)特に社員さんにはみなさんかなりお世話になりました。
一番最初の上司だった方には本当に感謝しています。入った時の僕は頭が空っぽで、チャラチャラした感じで会社に来てたやばいやつだったと思うんです。でも、その社員さんはそんな僕を受け入れてくれました。
毎日、他の部門の社員さんや学生インターン生を紹介してくれて、会社にどんどん知り合いが増えていきました。つながりがあると仕事もしやすかったです。楽しいだけじゃなくて、自分の視野を広げてくれました。圧倒的に尊敬しています。あんなにいい上司は他にはいないと思います。
ーほんとに良い方だったんですね!
感謝してもしきれないです。もちろん社員さんだけじゃなくで、インターン生にも素晴らしい人はたくさんいます。
特にチームの先輩にはお世話になりました。もう先輩というよりは兄貴ですね(笑)会社に行くたびにご飯や飲みに誘ってくれました。
仕事上でも僕にたくさんのチャンスをくれたことが印象的です。トモノカイには全社リーダー制度というものがあって、3,4名のリーダーが学生インターン生50名程度のマネジメントを担当しています。僕が2年目の時に、次世代のリーダー候補を集めたプロジェクトに参加することになったんです。
なんで自分がここにいるんだろうと何度も思いました(笑)
それも、その先輩が僕のことを推してくれたから参加することができたらしいんです。僕は実力がないなりに、そこで頑張ったからこそ成長できたんだと思っています。先輩は僕にこのようなチャンスを与え続けてくれました。
先輩がくれたチャンス
ー偉大な先輩がいたんですね!
そうなんですよ。先輩が僕を参加させてくれた次世代のリーダー候補を集めたプロジェクトは自分の中の転換点になりました。
僕は2年目の時に参加したのですが、他の人たちは3年目だったんです。しかも、3年目の中でも成果を残している素晴らしい人ばっかりでした。自分は実力もなくて、頭が空っぽも状態だったのに、そんなところに入ってしまったんです。
僕は圧倒されました。物事を決めるときも、みんなで話し合うときも、もう何もかもがすごくて。何かを目指すときのゴールの設定の仕方から、最後結論に落とし込むまでの頭の使い方も自分とは全然違うなって思いました。自分の実力のなさを痛感しましたね。
ー心が折れることはなかったんですか?
折れなかったですね。こんな機会はなかなかないだろうから、頑張ってついていこうと必死でした。
素直に自分の実力のなさを認めて、今なんでこういうことを考えたのかとか先輩にしつこいくらいたくさん質問しました。先輩からいかに学んで、自分にどう生かすかを考え続けました。
このプロジェクトでは、学生インターン生の育成プログラムを考えていました。主に研修会の立ち上げについて話し合っていたと思います。当時マネジメントについて考える機会はあまりなかったので、面白かったです。
後輩の成長がやりがいに
ーインターン生のマネジメントまで学生がやるんですね!
僕は、全社リーダーと部門リーダーをやらせてもらって、特に育成に力を入れていました。同期や後輩、身の回りの人が楽しそうに働いているのを見た時には嬉しかったですよ。
自分の夢は社会に貢献をすることです。それって、社会にいる人々を喜ばせたいってことなんです。周りの人が楽しそうにしているのを近くで実感できるのがうれしくて、僕のやりがいでした。
ーどんな施策をしたんですか?
もういっぱいありますよ(笑)中でも最近特に印象に残っているのは今1年生の子の育成ですね。
僕が所属している部門では、面談制度というものがあるんです。その担当をしていた子の成長っぷりが本当に素晴らしくて…。
面談制度というのは、リーダー陣が後輩に対して月に1,2回面談を行うというものです。だいたい1回1時間くらいですね。担当が決まったら、その後輩がリーダー陣に入るまで毎月面談を行います。
その子の面談は最初に思考を鍛えるところから始まりました。そして、その思考力を使って、チームの事業計画を立てて社員さんに提案することをゴールにしていました。そしたらその子が提案した内容が、実際に来期の事業計画に組み込まれたんです。
ーそんなことあるんですね!
その子はもうリーダー陣に入ったのですが、この前LINEが来たんです!「自分が面談をやる立場になって、改めてレベルの高い面談を受けさせてもらっていたんだと気づきました。」と言われて、嬉しかったです。うーん、嬉しかったしか言葉が出てこないですね(笑)
ーどんな面談をしていたんですか?
実際の会社のテーマを取り上げて一緒に考えていました。毎回の面談以外にも、後輩が出してきたチームへの提案に対して、2000字ほどのフィードバックを送っていました。考え方からスライドの見せ方までやりましたね。
僕が前に次世代のリーダー候補を集めたプロジェクトで感じたことや学んだことを、そのまま新しく研修として形にしました。
ーあの時の経験を活かしたんですね!
やっぱり、あのプロジェクトに参加したことで僕も成長できたので、後輩にもその経験をさせたいと思いました。もちろん大変なこともたくさんありました。
そもそも僕はあまり仕事に関して悩まないタイプなんです。病むとかは無縁で…。だからこそ仕事で悩んでいる人ってどんな気持ちなんだろうって真剣に向き合いました。
面談は、個人個人に合った施策をする時間なんです。機会を担当の子のスキルが足りないのならスキルを身に着けてもらう時間だし、マインド面で不安があるなら取り除いて会社の制度に落とし込む時間なんです。その子が業務で悩んでいるって話を聞いた時に、気持ちを汲み取るために必死で何回も何回も質問して、寄り添おうとしました。
ー意識していたことはありますか?
自分たちの押し付けをするんじゃなくて、会社が求めている像と、その子が目指している像の一致している部分に焦点を当てて考えるようにしていました。
会社が求めているのは成果を出すことだと思います。詳しく言うと、その人が1時間でだせる成果と、業務に何時間割けるのかですね。その人が時間をあまり割けないスタッフだったら、なんで時間割けないのかを聞いていかに働かせるかを考えるし、能力が足りなかったらいかに能力面でサポートするかを考える必要があります。
ただ、そこだけを考えるのではなくて、その人自身がどうしたいか、どうなりたいかをしっかり受け止めて、一緒に考えていかなきゃいけないので、僕も一緒にたくさん悩みました。
だからこそ、自分が担当した人が楽しそうに働いているのを見ると、やってて良かったと心の底から思います。
自分なりの“わくわく”を見つけに
ー最後に伝えたいことはありますか?
学生のうちに人生で何をしたいかを明確にしておくと、何を頑張るかも明確になるのでおすすめです!
過去に、「ドラえもんのこの道具あったらいいな」とかって考えたことないですか?そのノリで、「市場を新しく作ったら面白いな」って考えたんです。100年後の未来を、もし今実現出来たら面白いなあって。
自分がなににわくわくするのかを明確にすれば、自分がなにをしたいのかおのずと見えてくると思いますよ!
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こうちゃんさんありがとうございました!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。