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「周りにある機会やチャンスを逃さず、たのしめる。そんな地域情報サービスを作りたい。」地域情報部部長 小野寺 康崇

これまでのキャリアについて教えてください

学生時代にリクルートでインターンをしていたことがきっかけで、新卒でリクルートに入社しました。リクルートは、事業領域も広く、社会人1年目から裁量を持って様々なことに挑戦させてくれる会社です。社会人生活をスタートするにあたり、1年目から成長でき、今後のキャリアの発展性・選択肢が多い環境のリクルートは最適な場所だと思いました。

入社1年目は、独立開業を支援するメディア「アントレ」で中小企業経営者向けのコンサルティング営業を担当しました。

そこでは、事業立ち上げの想いや事業の未来について熱く語る経営者と多くの仕事を共にしました。彼らが事業を拡大していく場面に接する機会も多く、次第に、自分自身も事業を立ち上げる側になりたい、という気持ちがどんどん強くなっていきました。

そこで、新規事業の立ち上げに関われる仕事を探したところ、クックパッドで新規事業としてスタートしたばかりの買物情報事業(現ロコガイド社)に出会ったのです。とても興味深い事業で、2013年クックパッドに入社しました。

全国を飛び回り利用店舗を開拓して立ち上げた「トクバイ」

「トクバイ」立ち上げ時の状況について詳しく教えていただけますか

当時立ち上げに関わっていたメンバーは5名前後。プロダクトもテスト版がリリースされ、利用店舗もまだ数店舗しかない、というまだまだ事業としては厳しい状況ではありました。

そんな状況下、「トクバイ」サービスの生命線でもある店舗情報を掲載してくれる利用店舗の開拓営業の責任者を任せてもらいました。これから事業を大きく成長させていくタイミングであることに、非常にやりがいを感じました。

クックパッドの一事業としてスタートしたため、クックパッドの資産やブランドイメージを活用できる・・・とは言っても、実際には、全国の個店ひとつひとつを、地道に開拓していきました。おそらく、営業で行ったことのない都道府県はほぼないと思います。

地道に営業を続けた結果、今では約5万店舗の情報を掲載するまでにサービスを成長させることができ、収益基盤も安定してきたことには、感慨深さがあります。


今回、新規事業としてスタートした「地域情報部」について教えてください


現在9名のメンバーで、「地域情報」に関する新規事業を立ち上げようとしています。

これまで「トクバイ」では、地域の方々に、買い物をかしこく、たのしくしてもらえるような「チラシ・買い物情報サービス」を作ってきました。今度は、「買い物」という領域を超えて、くらし全般を支える「地域情報」という土俵で勝負しようとしています。


その第一歩としてリリースしたプロダクトが「地域情報サービス静岡版」です。

紙ベースの地域情報の価値をオンライン化する

「地域情報サービス静岡版」について教えてください


地域に根ざしたイベントやお店、おでかけ施設などの情報やクーポンを、利用者の行動エリアにあわせてアプリで提供するサービス(地域情報サービス)を、まずは静岡県からスタートしました。

「トクバイ」のアプリ内から情報提供を開始し、まずは静岡県内の300以上のイベントやお店、施設の情報と地域のくらしをお得に楽しめるクーポンを掲載しています。
また、地域内のイベント情報もあわせて掲載し、地域の人々が、地域内の様々な魅力にあらためて気づき、自分の周囲にある魅力やおトクな機会やチャンスを見逃すことなく、地域のくらしをかしこく、たのしめるようなプロダクトを目指しています。

私たちは、「紙チラシ」という情報をオンライン化してきました。その知見と経験を生かし、「紙にしかない地域の情報」をベースにオンライン化してユーザーに届けようと考えました。地方の自治体企業や地域フリーペーパー企業などから情報提供をいただき、地域と連携しながらサービスを価値化するが、このサービスの挑戦です。

地域の隠れた情報や魅力をあつめ、編集して、届ける

情報を提供してくださる企業に対し、提供できる価値とはなんでしょうか

もともと地域情報は、回覧板や掲示板での情報共有が主だったところに、約30年ほど前にフリーペーパーが生まれました。少しずつ、インターネットが普及して、ローカル情報サイトなども増え、今ではスマートフォンで情報を探すのが当たり前の時代になりました。とはいえまだまだ地域情報は埋もれがちです。

だからこそ、チラシ情報のオンライン化をしてきた私たちが、その知見と経験を生かし地域情報の価値をオンライン化し、サービスを通じて地域の企業を支援していきたいと思います。

そして、地域の隠れた情報や魅力を集め、編集し、オンラインで届けることで、地域活性と消費創出を支援していきたいと思っています。


古くからの常識や慣習がかわる瞬間を創造し、支援したい

小野寺さん自身の仕事のスタイルについて教えてください


仕事柄関わる方も四方八方に非常に多いので、サービスを利用してくれる企業、生活者、そして一緒に働くメンバー、全ての方に「ありがとう」と言ってもらえる瞬間は当たり前ですがとても嬉しいですね。

また、やはりIT企業ゆえ、昔からのモデルや産業の近代化というテーマでビジネスを考えますが、そういう部分は仕事をしていて楽しいし、凄く好きです。世の中の古くからの常識や慣習がかわる瞬間を創造、支援したいと考えています。

目の前の仕事を、楽しむ

メンバーに大切にして欲しいことはどんなことでしょうか

一つは、きちんと仮説と戦略を持ち、継続的に挑戦し続け、各々が業務や能力範囲を超えた一歩を、踏み出して欲しいということを伝えています。

そして、何よりも大切なことは日々の業務、つまり目の前の仕事をいかに楽しめるかだと思っています。

目的ベースで、常にポジティブに、楽しんでチャレンジする。

仕事は人生の多くの時間を投資するので、楽をするということではなく、楽しんで仕事をすべきだし、夢中となって働いた結果として、大きな成長がついてくると捉えています。

しかし、楽しいだけではなく、しっかりと行動に目的を持つことをメンバーにいつも伝えています。毎週メンバーとは今週はどんなことがやりたいか、その目的、サクセスイメージは何か?ということを話しています。日々の仕事や業務のサクセスイメージを持って、チャレンジをし続けるチームを目指しています。


最後に、どんな人と一緒に働きたいですか


非常にスピード感のある環境なので、そういった中でドンドン楽しみながらチャレンジできる人と一緒に働きたいと思います。

また、何よりも今後の中核事業を少人数でゼロから立ち上げられるチャンスです。

新規事業の立ち上げに興味がある方に、ぜひ挑戦して欲しいです。

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