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データ分析ツールTableauについての社内勉強会を開催しました!

こんにちは。技術部コアデータベース課の俵(たわら)です。

先日、「データ分析とTableau」というテーマで社内勉強会を開催しました!技術部のメンバーを中心に、オンライン・オフライン両方で参加してもらいました。今回はその勉強会の内容をレポートしていきます!

僕について

俵 海人です。2019年に新卒でトビラシステムズに入社したエンジニアです。入社1年目は主に法人向け製品「トビラフォンBiz」の開発に携わり、現在は技術部コアデータベース課でデータ分析を中心に活動しています。

以前Wantedlyで新卒インタビューをしてもらったので、こちらもぜひご覧ください!

「強みを生かし、技術で会社をリードする第一人者になる。」情熱を秘めた新卒エンジニアにインタビュー | トビラシステムズ株式会社
「僕、普段はこういうこと口には出さないのですが...」おっとりとした口調ながらも、内に秘めた熱い思いを語ってくれたのは、2019年4月から新卒メンバーとして入社した俵 海人(たわら かいと)さん...
https://www.wantedly.com/companies/tobila/post_articles/173125

Tableauとは?

まずは、今回僕が勉強会で取り扱ったTableauについて簡単に説明します。

Tableauはインタラクティブなデータの可視化ツール(OLAP)です。大量のデータのドリルダウンやドリルアップをリアルタイムでインタラクティブに実行することができます。ドリルダウンとは、データ集計や分析で用いる手法の一つで、集計範囲を一段階絞ってより詳細な集計を行うことです。ドリルアップはその逆で、より広い範囲に集計範囲を広げていく操作を言います。

※OLAP: online analytical processing

勉強会を開催した理由

これまでは社内の一部でTableauを使っていましたが、今後社内でより広く利用していくことが決定しました。それにあたり、これから初めてTableauを利用するメンバーにその勘所を伝えるのが今回の勉強会の目的でした。

また、Tableauを用いた分析はデータ分析全体の一部なので、その全体像について私見を交えて共有する機会があればいいなと思っていました。ですので、この勉強会はそういった知識を共有する場としても丁度良かったです。

具体的な使い方

Tableauを具体的にどのように使うのかを、実際にTableauを動かして見せながらレクチャーしました。

1.Tableau Desktopから分析対象のデータに接続し、シート(データの可視化)を作成する。

2.作成したシートに対してドリルダウン、ドリルアップ等の操作を実行しデータの特徴や傾向を掴む。

3.シートをまとめてダッシュボードを作成し、それらをTableau Serverにパブリッシュする。

4.サーバーにパブリッシュされたワークブック(シートやダッシュボードをまとめたもの)を社内で共有する。

どのように活かせるのか?(トビラシステムズの場合)

では、Tableauは実際にどのように活かすことができるのか?社内での活用方法も交えて紹介しました。

まず、人間は目で見て物を考えるのが得意な生き物なので、可視化をすることでデータの特徴や傾向を比較的容易に掴むことができます。トビラシステムズの場合だと、主力事業である「迷惑情報フィルター」に関するデータを可視化することで、日々の活動の効果を社内で共有しやすくなったり、精度向上に活かすことができます。例えば、サービスのユーザー数の動きを可視化して社内で共有したり、電話やメールのデータを集計することで「迷惑情報フィルター」の精度向上に生かすことができます。

勉強会を開催した感想

データ分析やTableauについて社内の理解度を高められて良かったです。また、自分の知識や発見を共有するのは楽しいなと改めて感じました。

さらに発表中に参加者からたくさんの質問をもらったり、どのように活かせるかディスカッションを交えたりと、皆が興味を持ってくれて嬉しかったです。「Tableauだけに限らず、データ分析に関してもっと知りたくなった!」という声もいただけました。

トビラシステムズには自由な気風があるので、ぜひ皆さん積極的にこういった機会を設けるといいと思います。きっとその中で新たな発見もあるはずです。部署や課を超えて横のつながりを大切にし、少しでも社内を盛り上げていけたらいいなと思います。

今後やっていきたいこと

データ分析の基盤は整ったので、Tableauを含め、今後はより発展的な分析や機械学習を通じて迷惑情報フィルター精度の向上に努めていこうと思っています。

また、一般にデータはアプリケーションによって作られるものと思われがちですが、データがアプリを作る側面も確実にあります。トビラシステムズの強みである膨大な迷惑情報を生かして、新しいアプリ・価値を生み出せるようデータの可能性を追求していきたいです。

僕たちコアデータベース課の活動は主にデータを扱っているので、活動が外から見えにくいという声も聞きます。。でも、迷惑情報フィルター事業ではデータはとても重要な部分なんです!今後は、コアデータベース課の活動をもっと色々な方に知ってもらえるように、「共有する」ということも念頭に置いて活動していきたいと考えています。

以上、社内勉強会のレポートをお届けしました!

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