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人に熱狂の種を配りたい。入社から約2年の道のりと、「100万分の1の存在」を目指すこれから

こんにちは。トライバル 採用担当の岩山です。

今回は2019年4月に新卒でトライバルに入社した、マーケティングデザイン事業部 コンサルタントの西園 諒さんにお話を聞きました。

※所属部門ならびに肩書きはインタビュー当時のものです。

西園 諒(にしぞの りょう)

「人が熱狂するきっかけを作りたい」との想いから、2019年新卒でトライバルメディアハウスに入社。入社後は大手自動車メーカーのSNS運用や熱狂を軸にしたマーケティングを担当。現在は、特にYouTubeの戦略策定から運用までの支援を得意とする。

仮面浪人のため、必死に受験勉強に打ち込んでいた大学時代

岩山:よろしくお願いします! まずは、学生時代のことを教えてもらえますか?

西園:はい、僕は駒沢大学に在籍していたのですが、どうしても早稲田大学に行きたくて大学1、2年生のころに仮面浪人をしていたんです。高校生のころから歌手を目指していて、そのためにキャッチーな肩書きが欲しくて「早稲田出身の歌手」になることに憧れていました。

なので、大学時代の半分はひたすら受験のための勉強を続けていましたね。その2年間は飲み会にも参加せず、大学での友達付き合いは全くなかったです。

岩山:社内随一のムードメーカーぞの(西園の愛称)が、大学時代の半分を友達付き合いなく過ごしていたとは! 大学生活の傍らで受験勉強を続けるのは、相当な意志の強さが必要だったと思います。

西園:昔から、大きな目標が一つあればそれに向かって全力で頑張れるタイプだったんですよね。高校時代は甲子園を目指して野球に打ち込んでいたり。

西園:2年間仮面浪人をして頑張りましたが、結局「合格点まであと0.3点」というところで合格の夢は叶いませんでした。その後は、「仕方ない」と割り切って在籍していた大学で残りの大学生活を過ごすことに決めました。

そのころ、偶然「マーケティングコミュニケーション論ゼミ(主に広告について研究するゼミ)」の募集を見かけ、興味を持ったんです。

僕は大学に友達がいなかったので、そういったゼミに関する情報も全然知らなくて(笑)。申し込みの締め切りが過ぎていたんですが、教授に事情を説明して加入させてもらうことができました。いま振り返ると、それが大きな転機だったと感じます。

岩山:ゼミが決まってからはどんな変化がありました?

西園:実際に入るまで知らなかったんですが、学内で「ガチゼミ」と呼ばれるような、勉強量が多く課題も厳しいゼミでした。ただ、僕の場合は仮面浪人で「勉強への免疫」があったので、課題の多さにもそれほど抵抗はなかったですし、ゼミでの活動を通して他大学の勉強熱心な学生との交流もするようになり、大学生活がとても刺激的な日々に変わりました。

岩山:大学3年生からは、それまでと一変して大学の授業や人付き合いが中心の生活に変わったんですね。

西園:そうですね。ゼミにはお酒好きな人も多かったので、みんなで飲みに行くことも増え、本当に楽しかったです!

人に熱狂の種を配る仕事がしたい。迷わず選考を受け、内定を承諾するまで

岩山:その後、就活はどのように進めていきましたか?

西園:もともと歌手という夢はあったのですが、考えた末に新卒で就職することに決めました。僕は歌手を志した理由が、「人に熱狂の種を配る仕事がしたい」だったので、その言葉を就活の軸としました。

就活を進めるなかで数社から内定をもらっていたのですが、最後の最後にWantedlyで「熱狂」と検索し、見つけたのがトライバルでした。

ミッションや事業の内容を読み込んでいくと、まさに自分のやりたいことだと感じたので、迷わず選考を希望。無事内定・即承諾でした。

岩山:インターン選考に来た日のこと、覚えてます。選考中に行ったランチのグループで一緒だったよね~(笑)。

西園:親子丼でしたね(笑)。

岩山:インターン選考の時と入社後で、なにかギャップはありました?

西園:ギャップは……マジでないかも……(笑)。トライバルほど社内の雰囲気や企業情報を開示してくれた会社は無かったと思います。僕はいろんな企業でインターンをしていたので、他社と比べてみてもその点はより強く感じました。

入社から約2年。認められて頼られて、やっと一歩目だと思う

岩山:入社してから一番大変だったのは、どんなときですか?

西園:まだ2年くらいしか働いていないのに仰々しいかもしれないですが……毎日が一番大変です(笑)。

最近は、先輩たちから仕事を振ってもらうたび「こんなこと自分にできるのか……?」と感じます。でも、ひとまず自分にできることをやり切る、それでもできなかったら相談する。その繰り返しで、気づいたら乗り越えられることが多いかもしれません。相談するのが遅くて叱られることもあるので、そこは直さなきゃですが……(笑)。

岩山:毎日大変でも、そんな風に頑張ろうと思えるのはどうして?

西園:先輩たちをガッカリさせたくないという気持ちが原動力のひとつですね。「任せられたことをきちんとできない」と思われたくない。そういう風に考えるようになったのは、一年目のころOJTの先輩に叱られたときがきっかけです。自分が任せられたタスクを、期限までに仕上げることができなくて。頭では分かっていたのですが、行動に移せなかった甘い自分を指摘されたことで目が覚めました。いまでも、自分が「怠惰になっている」と感じたときは、そのときの危機感を思い出すようにしています。

岩山:なるほど。ほかにもモチベーションになっていることはありますか?

西園:やっぱり同期の活躍を見ると、自分も頑張らなきゃという気持ちになります。特に1年目のときは同期全員がベンチマークで、「みんながどれくらい成長しているのか、それと比べて自分はどうか」ということをいつも気にかけていました。

最近は20卒の後輩からも刺激をもらうことが多いです。「俺も負けてらんないな~!」って。

岩山:後輩のみんなから学ぶことって多いよね! いま、ぞのはYouTubeの戦略策定や運用が得意で、トライバルのなかでも特に頼られる存在だと思います。そうやって「得意分野」を見つけるために頑張ったことなど、後輩たちや今後新卒で入社する人に向けたアドバイスはありますか?

西園:僕の場合は、得意分野を見つけようと思って見つけたわけではなくて、「ただ好きだったから」YouTubeの知識や経験を自然と身につけられたんだと思います。なので、時間はかかるかもしれないけれど「自分はなにが好きなのか」という棚卸しをしてみることが大事かなと。

僕の同期には入社した当初から強みを持っている人が多くて、逆に自分には「尖ったものが何もない」と思っていました。でも、焦って見つかるものではなかったんですよね。OJTの先輩と目標を決めたり、1on1(一対一のミーティング)したりするなかで「自分はYouTubeが好きだから力を入れたい」という気持ちも定まってきて。そうと決めてからは、OJTの先輩にも「YouTubeの案件がやりたいです!」とことあるごとにお願いしていました。

岩山:そうなんだ! そういう日々の取り組みが実を結んできたいま、1年目と比べてなにか心境の変化はありました?

西園:先輩から頼られたり相談されたりするようになって、自分が貢献できている、バリューを発揮できていると思えるようになりました。やっとマーケターとしての一歩が踏み出せたと思っています。

「100万分の1の存在」を目指して。2つめ、3つめの「タグ」を見つけていきたい

岩山:これからの目標は何かありますか?

西園:まずはYouTubeに関する知識や支援実績を持つことで、(社内で)YouTubeといえば西園と言ってもらえるようになりたいです。「100人に1人」レベルの得意分野を3つ掛け合わせることで「100万分の1の存在」になれる、という考え方を参考にして、まずはYouTubeに関するマーケティングを一つめの得意分野(タグ)と言えるまで高めていきたいと思っています。

そしてゆくゆくは、2つめ、3つめの「タグ」も探していけたらなと。僕は一つのことを突き詰めていくことで次に挑戦したいことが見つかると思っているので、まずは目の前のことにしっかりと取り組んでいきたいです。全力でやるからこそ、たとえ失敗したとしても次に進むときに前向きな気持ちでいられるということを、高校球児時代や大学時代にも身をもって感じているので。

岩山:ありがとうございます! それでは最後に、トライバルの選考を受けようと思っている方にメッセージをお願いします。

西園:トライバルは自分の“好き”をより深化させられる場所だと思っています。また、他人の“好き”を否定するような人もいません。

遠慮せずに、自分の“好き”を突き詰めていける方と一緒に働けたら嬉しいですね。

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