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西日本豪雨災害復興キャンペーン「#また行きたい西日本」Instagramフォトコンテストの考察について

テテマーチ株式会社では、SNS戦略室の一環として先日の西日本豪雨災害復興キャンペーンとして、「#また行きたい西日本」Instagramフォトコンテストを実施しました。

Instagramで「#また行きたい西日本」のハッシュタグを付けた写真1投稿、又はフォトコンテストを告知するTwitter投稿を応援してくださる皆さんのTwitterリツイート1件に付き、義援金1円寄付するというものです。また、フォトコンテストで集めたInstagramの投稿は自社開発したMAP機能を活用し、投稿場所をマッピングした観光MAPとして作成しました。

結果、期間中に108件の投稿・56件のリツイートにご協力をいただき、164円を「平成30年7月豪雨災害義援金」を通して寄付いたしました。

今回のキャンペーンの結果について、マーケティング・PRの観点から一度振り返り解説をしたいと考えております。

キャンペーンの参加件数について

今回4週間というキャンペーン期間の中で、総投稿件数は108件でした。

こちらの件数が多いか少ないかという点については、「極端に少ないわけではないが、もう少し伸ばす余地があった」と考えております。

投稿件数が伸び悩んだ要因として

まず1つ目として、投稿ハードル(お題)が比較的高い点が、投稿件数があまり伸びなかった要因の1つであると考えられます。「また行きたい西日本の観光スポットの写真」というお題ですが、そもそも該当する写真がなければキャンペーンには参加できません。

過去一度は該当地域に行ったことがあり、その時の写真を今現在スマートフォンの中に所持していることが参加の最低条件になるのですが、中々ハードルが高かったように思えます。

2つ目としては、キャンペーンそ企画自体の認知が広がらなかったことが想定されます。SNS投稿キャンペーンは、キャンペーンを企画しただけでは投稿は集まりません。キャンペーンに参加していただけるターゲット層に、キャンペーンそのものの認知を広げる必要がございます。

本来であれば、Instagram広告を活用して想定するターゲットにリーチをするのがセオリーなのですが、今回はチャリティーキャンペーンのため、広告出稿はふさわしくないと判断しました。広告出稿が難しい場合、メディアPRやインフルエンサーPRを如何に行うかが重要になってきます。今回の投稿キャンペーンのメインターゲットとしては「旅好きのInstagramユーザー」が1つとして挙げられます。しかしながら、今回の企画については立案から実施まで1週間と非常にタイトなスケジュールだったため、親和性の高いメディアやインフルエンサーに十分なアプローチをすることができておりませんでした。

上記を徹底できていれば、投稿件数も伸びたことが想定されます。

広告費用がない、あるいは何らかの理由で広告出稿ができない場合は、親和性の高いメディアやインフルエンサーへのアプローチは有効な手段でしょう。

まとめ

今回、世間の話題として大きく盛り上がるまでは至りませんでしたが、今後ともテテマーチではSNSを通して世にインパクトする企画を実施していきたいと考えております!

また投稿件数のみで見ると大きな盛り上がりはなかったものの、自発的に自分のフォロワーへ参加を呼びかけるような投稿を実施されている方もおり、企画自体の方向性は間違っていなかったのだなと感じております。

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