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【後編】【代表×常務×営業採用責任者クロストーク】独自のビジネスモデルで市場拡大に取り組むテンポイノベーションの現在と未来

私たちテンポイノベーションは、飲食店激戦区の東京において、飲食店賃貸の新たな仕組みづくりに挑戦しています。

店舗物件を不動産オーナー様から賃借し、飲食店テナント様に転貸する、『店舗専門の転貸借事業』を展開しています。

前編につづき、代表取締役の原社長、常務取締役の東城常務、営業開発部 部長の稲生さんのクロストークの模様をお届けします。

求めるのは「やり抜く力をもち、自分を大切にできる人材」

――今後の展望や、事業戦略について教えてください。

原社長:先ほども申し上げましたが、当社はまだ1都3県の飲食店のうち、2%しかシェアを取れていない状況です。いわば陣取りゲームの状態ですから、アプローチしきれていない98%の物件に対する営業強化が1つのポイントです。

東城常務:施策としては主に3つです。

陣取りゲームに勝つためには、単純に人を増やす必要があります。つまり、まずは「採用の強化」が喫緊の課題です。

そのうえで、「育成の強化」が挙げられます。これまで属人的だった営業スキルを体系化し、可視化する。ビジネスに必要な知識やノウハウをより体系立てて教育していくことで、早期戦力化が期待できますし、人材の長期定着にもつながるでしょう。

最後に、「専門性の強化」です。当社の事業方針でも“人材のプロフェッショナル化”を掲げていますが、物件の仕入れとリーシングの2軸で営業活動を行うなかで、それぞれの役割やミッションをきちんと分け、専門性を高めていくことが理想だと考えています。

――「採用の強化」というテーマがありましたが、テンポイノベーションにおける人材採用方針を教えていただけますか。

稲生さん:営業組織に関しては、2026年3月期時点で100名体制のチームを築くことを目標としています。そのために、年間で24名程度の新たなメンバーにジョインしてもらうことを目指して採用活動をしています。

原社長:営業開発部としての採用機能は、今年の4月に新設されたばかりです。やはり営業職を採用するにあたっては、採用担当側が営業の仕事を熟知している必要があるでしょうし、応募者の方に密度の濃いリアルな情報を提供することが求められます。そういう意味でも、営業現場で成果をあげて責任者のポジションまで昇りつめた彼が適任だと考え、採用という人事戦略の中核を担ってもらうことに決めました。


――採用する人材に求める資質という面ではいかがでしょうか?

稲生さん:一言でいうと、「やり抜く力」のある人材を求めています。真面目に、愚直に、コツコツと取り組める人ですね。

当社はいい意味で、ビジネスの方針がまったくぶれない会社です。私も入社してから8年ほど経ちますが、8年前と会社のメッセージや取り組み内容が一貫しています。ですから、継続力をもって粘り強くやりつづけられる人が活躍している印象ですね。

また先ほど東城さんからも「プロフェッショナル化」の話がありましたが、プロとしての能力を手に入れたらおしまいではなく、いかにそれを継続できるのか、活躍しつづけられるのかといった視点で、成長意欲をもって働くことが大切だと考えています。未来に向けて、揺るぎない思いや目標をもって突き進める方にはとてもやりがいのある仕事だと思いますね。

原社長:「自分のことを大切にできる人」がいいですね。「自分を大切にする」とは、自分のためになると思えることなら、それがたとえ「辛いこと」「大変なこと」だとしても、志をもって、⾃分のためにやり遂げることができる⼈という意味で、諦めずにやりつづけていれば、必ずどうにかなるものなんですよ。

当社の社員は自分の人生を大切に考えている人が多いですし、高い目標をもった人であれば、報酬的な面も含めて報われる環境がありますから、ぜひ前向きにチャレンジしてもらいたいですね。

全社的なDXの推進で業務の効率化、生産性の向上を図る

――入社後には年間100時間におよぶ研修を実施しているとのことですね。

稲生さん:当社の研修カリキュラムは、ビジネスマンとしての基礎を習得する「教育カリキュラム」と、店舗専門不動産業者としての「知識カリキュラム」の2種類を用意しています。前者で約40講座、後者で約60講座のカリキュラムを用意していて、それぞれ1時間程度のコンテンツを業務時間内に受けていただいています。

東城常務:「教育カリキュラム」は外部の講師と社長が一緒に作ったプログラムで、当社の仕事に必要とされる要素を分解し、基本的なビジネスマインドやコミュニケーション力などを育成することを目的に実施しています。

「知識カリキュラム」では、実務スキル、たとえば不動産業界や飲食業界への理解や、物件や設備に関する知識習得を目的に行っています。こちらは営業マネジャー以上の人間がコンテンツを作成し、講師を担当しています。

原社長:これまでは、これらの教育をすべて対面で実施してきたのですが、現在e-learningの仕組みを構築している最中です。各自が好きな時間に必要なコンテンツを受講できますし、会社としてもそれぞれの学習状況を把握できるため、均質な教育の提供につながるのではないかと期待をしています。


――なるほど、教育にデジタルの力を活用していくということですね。ちなみに、今後はそうしたDXの取り組みも推進していく方針なのでしょうか?

東城常務:はい。教育以外の面でも、今後はたとえば営業活動の部分でもDXを加速させていく予定です。これまではExcelによる管理が主体でしたが、営業支援システムを導入しながら、活動内容や結果を数値化して把握できる仕組みを強化していく。より効率的に活動できるようになりますし、マネジャー層の負担を軽減するという意味でも、効果が高いものだと考えています。

原社長:財務、経理などの管理部門や物件管理部門も含め、現在は全社的にシステム化を進めている真っ只中ですね。

不動産業界と聞くと、どうしても“気合論”を重視するようなイメージがありますが、当社は違いますよ。システマチックに、科学されている会社ですから。

キャリアの先に社長を目指すことも夢ではない

――営業職のキャリアステップについて教えてください。

稲生さん:新規で入社された方には、まずはリーシング業務、すなわち当社が借りた物件に入居者を付ける営業からスタートしていただきます。その後係長、課長というステップを重ねたうえで、物件の仕入れに関する営業に取り組んでもらうイメージです。

当社の場合は課長までがプレイヤーという位置づけなのですが、営業としての成果や実績が評価されれば、すぐにステップアップを目指せる点が大きな特徴だと思います。最短ですと、入社から1年1か月で課長になったという事例がありますね。

東城常務:やはり不動産屋さんと話をするうえでは、基本的な不動産の知識が必要不可欠です。ですので、まずはリーシングの部分でしっかりと不動産の基本を学んでいただいて、ご本人の希望と上司の評価が一致した段階で仕入れの営業に移っていただいています。

また今後、営業職の採用を強化していく過程で、当然チームの数も増えていきます。今後はチームリーダーのポジションに就くメンバーも増えていきますし、さらに部が増えれば部長の人数も増えます。究極、数十年後の自分のキャリアをきちんと考えていて、会社や事業を理解している人であれば、社長も目指せる環境ですよ(笑)。


――ありがとうございました。最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします。

稲生さん:今はとにかくたくさんの方にお会いして、たくさんお話をしたいと思っています。当社の理念や事業内容など、営業職の視点からしっかりとお伝えさせていただきますので、ぜひみなさんのご応募をお待ちしております。

東城常務:当社は諦めずにやりつづければ結果が出る会社です。本気で取り組めば手に入るものがたくさんありますので、当社に興味をもっていただいた方はぜひ一度お話ししましょう。

原社長:当社は創業19年目で、現在は東証プライムにも上場していますが、決してできあがった会社ではなく、まだまだ足りないものも多い会社です。

創業時と変わらない理念やビジネスモデルで取り組みつづけているなかで、先ほど申し上げたようなミッションを達成するためには、さらに多くの共感してくれるメンバーの存在が必要不可欠です。ぜひ新たなチャンスをつかみたいと考えている方に来ていただけたら嬉しいですね。

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