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PRパーソンは社長とメディアの伝書鳩ではない! by平野武士さん

フロントステージさん主催の広報ミーティング #8

に参加してきました。


本イベントは、THE BRIDGE 共同創業者の平野武士さんをゲストとしてお迎えし、広報とPRについて学ぶトークイベントです。



フロントステージさんは広報・PRのコンサルティング、代行、広報担当向け研修を行っている会社さん。絶賛、人を募集中だそうです!代表の千田絵美さんが司会をしてくれたのですが、綺麗なだけではなくテキパキされている女性でした。あんまり話せなかったのでもっと話したいな、、、

千田さんはブログも書かれていて、広報のノウハウがわかりやすく端的にまとめられていたので広報の方ぜひ読んでみてください!




今年の4月にスタートアップでひとり広報になってから #広報 やら #スタートアップ広報 やら #スタートアップPR やらでTwitterを検索して

平野さんのツイートにへばりついていた私としてはめちゃめちゃ嬉しい機会でした!



アジェンダはこちらです。


1. これからのPR「全員PR」とは

2. オウンドメディアのコンテンツ化

3. 広報・PRのKPIについて

4. 「読まれない」をどう改善する?オウンドメディアコンテンツの作り方


1. これからのPR「全員PR」とは


PRはIRに近い、会社を作る魔法、と言われていたのが印象的でした。

(IR:企業が株主や投資家に対し、財務状況など投資の判断に必要な情報を提供していく活動全般。

経営方針や活動成果を伝えること。)


大抵の人はPRをメディアとの関係構築と思っている。

社長とメディアとの伝書鳩みたいな。それは違う。


プレスリリース書いて送る、これは広報、PRではない。


広報はビジョン作って戦略を練るのが仕事。


ここの部分を聞いて

会社がどうユーザーに思われたいか、うちの会社はこういうイメージです。

こういうプロダクトがあります。と世間と会話するのが広報かなと思いました。

(でもまだ完全に広報を理解できているわけではないので平野さんの投稿読みまくります。)



2. オウンドメディアのコンテンツ化


メディアに寄った活動ばかりしない、

自分たちのメディアを作る。(オウンドメディア最近流行ってますよね。)


そこに、メディアの人間がこのサービスいいなと思う情報を載せておくと

勝手にメディアから連絡が来る。



3. 広報・PRのKPIについて


よく広告換算とかで言われるけれど。それもいいとは思うけど。

なんでもいいから載ればいいってもんじゃない。l


KPIは1年後の目標を作ったらいい。

○○○人のコミュニティプールを作るとか。

そのコミュニティプールを作れば採用にも役立つし、プロダクトを広げるための口コミにも役立つ。



解像度高く、誰に対してPRするのか?

投資家?ユーザー?従業員?

誰にどう動いて欲しいのか考える。


設定した相手を動かす、ための行動を起こすために動いた数でKPIを評価する。

設定した人たちの心が動く場面を見つける、日経?テレビ?Twitterのバズ?


一番大事なのは誰を動かす対象にするか(何度も言われていました。)


設定した相手の行動を生み出すコンテンツアイディアを山ほど出したほうがいい。


プレスリリースもただ出すだけではなく、読んだ人の行動を考える。


プレスリリースの先の動きを考える、行動を起こしているか?



行動を生み出すコンテンツを作るために社長が協力してくれないなら、会社としてダメになる。

コンテンツ作らなくてもいい=会社を作らなくてもいいってこと。



〜休憩として質問コーナー〜


PMF(Product/Market Fit)

顧客の課題を満足させる製品としてプロダクトが知られていて、それが適切な市場に受け入れられている状態のこと。


PMF前はプロダクトを磨くのが最大。



弊社が今いるフェーズはPMFより前ですが、

現時点でのプロダクトの紹介は競合と比較して紹介する?自社だけを比較する?

と質問したところ


競合と比較して紹介するのはメディアに向けた宣伝方法。


今はユーザーに対してこのプロダクトいい!という体験を宣伝するべきなので

競合と比較はしなくていいのでは?

と回答がありました。



とにかくスタートアップはプロダクトありき。

開発の人と話し合って、ユーザーにとって気持ちいい体験ができるプロダクトを作る。



コーポレートPRとプロダクトPRは違うとも言われていて

両者の違い、今いるフェーズではどちらをやるべきか、を勉強しなきゃと思いました。


スタートアップって一口に言っても、細かいフェーズに分けられて

それによってPR方法変わりますね...


この理解と解決のための行動できたらどこのスタートアップでも活躍できそう。



4. 「読まれない」をどう改善する?オウンドメディアコンテンツの作り方


なんのために書くか?

設定した相手に行動して欲しくて書く。


3人に動いて欲しい。読んだ人全員が行動するなら3PVでいい。

誰を動かすかを考えてなければPVに逃げる。そういう思考停止に陥るのはよくない。


コンテンツをどうやって作るか?

コンテンツ=会社にある資産から作る。


(この作り方もっと詳細に聞きたかったぞ、、、また聞ける機会ないかな。

無いなら平野さんに打診してコンテンツ作りのためのイベント機会作ろうかな。

その前に、ネットにコンテンツ作りのための情報落ちてないか探しまくろう。)



作ったコンテンツによって相手に期待する行動に対して、結果が出ているか?


例えば、人を採用したい時。

面接に来てもらうために自社ブログとかを書来ました。


ところが面接した際に採用者が自社のことをあまり知らない。

そうなったら自社ブログの意味がない。


こういう風に結果が出ていないと、どこが悪かったのか考える。


読みづらいのか?読まれていないのか?検索で出てこないならどうやったら出てくるようになるか?

読まれていても内容が伝わりづらいのか?とか。


PDCAを回して改善する。




平野さんのお話しを聞いていて、メディアに頼りまくるのではなく

自社で誇れるプロダクト作りや、ユーザーが感動する体験を作っていたら

勝手に取り上げられるんだろうなと。



最後にLTでCielo代表の木村有輝子さんがウエディングドレスブランドの立ち上げの話しをされていました。水の中でも着れるウエディングドレスを取り扱っているみたいです!

海の近くで結婚式したい方や結婚式でプールに飛び込みたい方など、ぜひHP見てみてください。



今回参加して

勉強したいことがたくさん出てきました!がんばろ。

株式会社techtecでは一緒に働く仲間を募集しています
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