「圧倒的プロダクト目線」が技術力の秘密?有名ベンチャーを複数経験したCTOが語るispecの強さ。 | 株式会社ispec
こんにちは、ispec採用広報の山口です!今回は2019年4月からispecのCTOとなったエンジニアの山田さんにインタビューをしてお話を伺ってみました。山田 佑亮(やまだ ゆうすけ)さん (2...
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こんにちは、ispec採用広報の山口です!
今日はispecが2週間に1度有志で開催しているLT大会(ライトニング・トーク大会)です。
ライトニング・トークとは:1人数分でその時々のトピックについて簡単にプレゼンすること(ライトニング=光のように一瞬、という言葉が由来です)
プレゼンター2〜3人ほどで、プレゼントピックは何でもOK!
(※あくまで会社の有志が集まる場なので、仕事ではないため参加・不参加も自由に決められます。)
普段はリモートワークが多いからこそ、お互いのことを知る文化を増やそうと本日のような社外の人も参加できるLT大会を隔週でやっています!
というわけで、早速レポートしていきたいと思います!
本日LT1人目はCTOの山田さん!
慶応義塾大学SFCに通いながら、ispecのCTOも務める山田さんのテーマは「研究」について。
LTがついに始まると...
さすがCTO、まさかの「プロフェッショナルの流儀」のオマージュで仕上げてきました。
オープニングスライドからもう気合い入りまくりで、メンバー一同大爆笑です。
自己紹介スライドもここまでやるのか...!凝ってるな!
仕事じゃないところまでこだわるのが山田流です。
そして本題へ...。
山田さん曰く、研究とは
「内発的な動機から生み出せる活動」
だそうで、これはスタートアップに似ているとのこと。
「どちらも"新しいことを生み出す"という点では同じだ」と山田さんは語ります。
ただ、スタートアップは資金や市場のタイミングなどの「外発的要因」で変わっていくことが多いというところで研究との差が出るそうです。
また、「自分がどういう課題をどう解決したいのか?」といった自分の中の内発的動機だけで進められるところが研究と事業で大きく違うところだと力説していきます。
そんな山田さんが今後やりたいことは何かというと「コンピュータと人間の関係整理」。
どこまでをコンピュータがやり、それ以外の何を人間がやるのか?とうことを大学や大学院、ispecでの活動を通して研究していきたいそうです。
ispecも人間がやらなくてもよい単純作業はどんどんコンピュータにやらせていく自動化推進組織なので、全員が「うんうん」と激しくうなづいていました。
今後は研究で見えてきたことを国際学会などで発表し、それを元に個人で事業化をしていくことも考えているそうです。
1人目の発表からプレゼンのクオリティーが高く、代表の島野さんもテンションが上がって思わず笑顔になっていました!
「さりぃさん」こと、デザイナーの青木さんはこちらの『〜東大生が書いた〜問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』の要約として"問題解決能力"をトピックとしてチョイスしていました!
エンジニアだと問題解決というトピックに普段触れることも多くないかも...ということで取り上げたそうです。
イントロが終わり、本編へ。
まず大前提として「そもそもこの問題を解決するとどうなるのか?」という目的を明確にする大切さから話が始まりました。
仕事以外でも日々いろいろな問題解決を僕らはしないといけないですから、改めてこの考え方を身につけるのは大事ですよね...!
そして、問題解決にはこちらの5ステップが必要とのこと。
まずは「前提確認」について。
たしかに言葉や期日の定義がお互いの間できっちり明確化されていないと後で事故になりやすいんですよね...。
エンジニアの皆さんも「これは分かる!」と唸っていました(笑)
次は「現状分析」。
例えばファーストフード店Mの売上を伸ばしたい場合、
大きく因数分解すると「売上=店舗数×客数」となるが、
店舗数については店舗の密集地/遍在地/過疎地に分けて考えてみたり、
客数については、平日/休日とそれぞれの朝昼晩の6つのケースに分けて考えることができる。
ここまでの因数分解でも、この問題の構造が少しずつ見えてきます。
このようにして問題を構造化できるかどうかの力は、意外と社会人になっても苦手な人は多いので今の内から意識しておくと強いですね!
3つ目は「ボトルネック特定」。
ボトルネックとは"1番課題になっている部分"を表す言葉で、「どこを解決すれば最も効率よく最大効果を出すことができるのか?」を考えることが大切だとこの図では表しています。
常に課題の根本の原因を捉えられるように意識するのが大切ですよね。
4つ目は「打ち手立案」。
仕事をしているとつい目に見えて分かりやすいHowから入ってしまいますが、本来はもっと上流から考えないと気がついたら全然違う方向性に進んでいた...ということもあるので、「そもそもこの打ち手って何のための打ち手だっけ?」を考える癖を全員持てると素敵ですね!
最後のポイントは「打ち手評価」です。
いくつか打ち手が見えてきた際に「結局、どの打ち手がいいのか?」を、この図のようにいくつかの項目で分けて評価できると客観的にどれを選べばいいかの判断ができるようになるというお話ですね。
目先で切羽詰まっていると、どうしてもこういう図を書くことをおざなりにしてしまいがちなので気をつけたいところ!
上記5つのポイントを押さえた上で、ただ言われた通りにコードを書くだけではなく、「そもそもコードを書く必要ありましたっけ?」と疑問に思えるようになると1つ上のエンジニアになれますので、この「問題解決能力」は全員で意識して身につけていけるようにしましょう!
というところでLTは締められました!
さりぃさんに言われたら、これはもうやるしかない!!
というわけで!これにてispecLT大会vol.3は終了です。
普段リモートで働いている人でも、こういう機会があると何をみんなに知ってほしいか?などが感じられるので、改めてLT大会のようなイベントは大切だなぁ...と思いました。
前回のLT大会時の記事も好評(Wantedlyの急上昇フィードランキングで6位にまで上がっていました!)でしたので、ぜひこちらもどうぞ!
またPMエンジニア職・営業職も募集中ですので、ご興味ある方はぜひドシドシご応募ください!
業務委託契約も可能なので、フリーランスの方のご応募もお待ちしております!