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応募数3倍、PV数7倍に。知名度0の受託ベンチャーが1年間noteを週2更新し続けた記録

事業成長に伴い、積極的な採用活動を継続しているタンバリン。この1年で自己応募数は約3倍になり、入社してくれたメンバー数も格段に増えました。その一助となっているのが、公式noteのtambourine magazine

今回は採用活動をサポートしてくれている株式会社キャスターの稲留さんと採用広報チームの荻田がnoteの運用を振り返りました。

目次

  1. ざっくり年表
  2. 【初期】手探りで始まったnote運用
  3. 【立ち上げ期】やってみて、反省をもとに運用体制を見直し
  4. 【運用期】週2回の更新で運用の成果が表れた
  5. 【Tips1】社内へのシェア方法の工夫
  6. 【Tips2】企画の作り方
  7. 【Tips3】採用活動との連動
  8. 2年目に目指すこと
  9. キャスター稲留さんのオススメ記事


ざっくり年表

2019.6 初めてのnote公開
2019.7 インタビュー形式の記事開始
2019.8 初の代表中尾さんインタビュー記事公開
2019.9 本格活用開始、週2本更新にペースアップ
2020.3 「スキ」のメッセージをオリジナルに変更
2020.3 いまでも閲覧の多い男性育休記事公開
2020.4 インタビューさせてもらったメンバーに社内シェアを依頼するフローに
2020.5 個人アカウント記事を増やす取り組みスタート
2020.7 会社のことをより丁寧に伝えるため、深く切り込んだ記事を増やすことに


【初期】手探りで始まったnote運用

――そもそも、どんな経緯で『tambourine magazine』を始めたのでしょうか?

荻田:入社した2019年5月の時点で、すでに代表の中尾さんがnoteのアカウントを作られていたようで、入社して1ヵ月ほど経った頃に「採用広報をやってみてくれる?」と無邪気に言われて(笑)。

なにはともあれ、まずは挨拶だよなとひとつ目の記事を公開しました。



今でこそ毎月定例MTGをして、1〜2ヵ月先まで企画を決めるというスタイルですが、当時は行き当たりばったり。

noteでどんな記事がウケるのか分からなかったですし、僕自身、採用・広報担当者としてスタートしたばかり。前職まで10年以上続けてきた編集者としての経験を活かし、社内でいいネタが見つかれば動くという感じでした。

大阪オフィスでイベントがあると聞けば、PCとカメラを持って出張取材へ、というまさに1人で雑誌の記事を作るようなアプローチ。

記事の公開ペースも社内で「週1本公開できたらいいね」と話していたのですが、実際はほかの採用関連実務も抱えていたので2週に1本が限界でしたね。


【立ち上げ期】やってみて、反省をもとに運用体制を見直し

――スタート当初の状況から、どのように変わっていったのでしょうか?

荻田:2019年7月に、以前から採用活動をサポートしてくれていたキャスターさんに、採用広報支援も依頼することに。インタビューとライティングは引き続き僕が担当し、稲留さんにはディレクションをお願いしました。

稲留:まず実施したのは、「現状・課題」「目的」「方針」の整理です。中尾さん、古川さん、荻田さんと共に、採用広報活動を通して伝えたいこと、大切にすることをまとめました。
ちなみに下記は、その際に設定したタンバリン公式アカウントのキャラクターです。

・デザインやテクノロジーが大好き
・新しことってワクワクする!現状維持や毎回同じはつまらない。知らないことはすぐ調べたり勉強するし、好奇心の塊だねってよく言われる
・堅苦しいのはちょっと苦手。フラットな人間関係、ラフなコミュニケーションでこそ力を発揮できる
・でも仕事はきちんと。クオリティにはこだわりたい
・クラウドツールを使って短い時間で試しながら作っていく。そうすると仮にダメだった時も、反省してすぐに次のアクションができるから最短で成果を出せるんだ
・やるべき仕事をやった上で生まれる自由がスキ。その時間で新しいことにもチャレンジできるから
・今の時代に「お客さんの仕事を手伝って給料もらう」って変わり者かも。でも、人に喜んでもらえると本当に嬉しくて楽しいんだ
・お客さんが相手でも言うことは言うし、バリューが出ないことはやらないし、媚びは売らない。こうやってお客さんと同じ目線で仕事していることが信頼関係に繋がっているのかな
・でも、まだまだ未熟者だって自覚がある。進捗10%くらいだから成長意欲も吸収力もたくさんある

荻田:そして、第1弾として実施したのが「タンバリンを体現している」新卒エンジニア第1号の田中さんのインタビュー記事でした。



そのあとに学生さん向けイベントを開催予定だったので、新卒メンバーの声を発信したいと思って田中さんにインタビューさせてもらったら、印象深いエピソードを聞けて。僕自身にとても思い出に残る記事になりました。

みんなプロフェッショナルとして「やるときはやる」けど、基本的にはすごく自由な雰囲気が印象的でした。
(中略)
タンバリンは、学生時代に想像してた「会社」のイメージといい意味でギャップがありましたね。「ちょっと怖い上司がいて、何かミスすると怒られる…」みたいなことは全然ありません。専門学校の友達と一緒にわいわい意見を出し合いながらものづくりをしていた頃の延長線上にいるイメージです。
(田中さんインタビュー記事より引用)

この記事で入社式での写真「入社証明書」に書いてある文面が、とてもタンバリンらしいのでぜひ見てもらいたいですね(笑)。

次に公開したのが、タンバリンの理念を伝える中尾さんのインタビューでした。



――この頃までは、荻田さんがインタビューとライティングを担当していたのですよね?

荻田:はい、ときにはカメラマンを兼ねることもありました。けれどほかの業務との兼ね合いが正直大変で……。

稲留:実は、キャスターもディレクションだけだと力をフルで発揮しにくかったんです。そこで2社で話し合って企画からインタビュー、ライティングまで一貫して依頼いただけるように。より実践的に採用広報を推進できるようになりました!

――それが2019年9月ですよね。これを機に週2本更新になったのですか?

荻田:そうですね。その頃のタンバリンは、事業だけでなく採用活動もアクセルを踏むフェーズだったんです。当時の社員数は40名弱だったのですが、1年後に80名体制を目指していました。

そうなると週1本だと他社もやっている普通のペースだし、週2本くらいやらないとね、と。

もともと高い目標を掲げ、それをクリアするためにどうすればいいか考えるのがタンバリンのやり方。そのスタイルはnote運用でも同じことでした。

ライティングをキャスターさんに願いすることで、社内でのネタ探しや企画立案、記事のディレクションやインタビューの立ち合い、原稿の構成などは今まで通り、いや今まで以上にチカラを注げるようになりました!


【運用期】週2回の更新で運用の成果が表れた

――現在の運用スタイルを、改めて教えてもらえますか?

稲留:1回1時間弱のインタビューを、月に7本前後おこなっています。その内容をもとに記事を作成し、タンバリンさんに確認いただき、修正後noteに投稿するという流れです。

1本の記事を作成するのに、インタビュー日からだいたい2週間かけていますね。なお記事に掲載している写真のほとんどは、月1でフォトグラファーを派遣し、撮影したものです。

公開日は、基本的に毎週火・木曜に固定。企画や公開スケジュールは、スプレッドシートで進行管理しています。

また、月1で企画MTGを実施。タンバリンさんとキャスター双方から企画を出し合って、世の中の流行りや採用市場の状況に鑑みながら、検討しています。

――そうやってnoteの本格運用を始めてから約1年が経ちましたね。

荻田:そうですね。この公式noteを始めてから、記事を見て応募や入社を決めたという声を多くもらっているので、とても嬉しいです。

<実際に寄せられた声(一部)>
・インタビュー記事で読んだ◯◯さんに会いたくて応募しました
・noteで活発に情報発信していて、イマドキの会社だなと思ったので話を聞いてみたくなりました
・掲載している写真のメンバーの表情がイキイキとしていて、楽しく働けると思いました

そして嬉しいことにメンバーからも「中尾さんがnoteで考えを発信してくれているから、会社の現状や経営陣の考えが分かる」という言葉をもらっています。

こういう声は特にここ数ヵ月で耳にする機会が増えたので、運用を続けてきたからこその効果なんだと実感していますね。

運用の成果は数字にも現れているんですよ。月間PV数が前年同月比700%増になりました。

▲社内の分析が得意なメンバーがアクセス解析してくれました

▲読まれる記事の傾向も見えてきました


【Tips1】社内へのシェア方法の工夫

――1年間運用して、ほかにどのような変化がありましたか?

荻田:メンバーの閲覧率が上がりました。これは稲留さんのアドバイスで記事のシェア方法を変えたからだと思っています。

それまで記事が公開されたら、僕が社内Slackにシェアしていたのですが、インタビュイーにシェアしてもらうようにしたんです。そこからコミュニケーションも生まれているので、今後も続けていきたいですね。

▲インタビューされた本人が記事URLを社内Slackシェアし、そこにメンバーからのリアクションが多数

▲これは特に盛り上がった投稿 記事リンク

▲シェアするときのコメントにメンバーの個性が出ます 記事リンク


【Tips2】企画の作り方

――複数社の採用広報に関わっている稲留さんから見て「いいな」と思う点はありますか?

稲留:荻田さんがTrelloで「広報アイディア・ネタ帳」を作り、私たちにシェアしてくださっているところですね。外部から分からないネタをそこに集めてくださっているのでとても助かります。

――荻田さんはネタ集めのために工夫していることはありますか?

荻田:noteを始めたばかりの頃は、とにかく積極的にいろんな人と話す機会を作るようにしていましたね。リモートワークになったいまは、社内のオンライン勉強会に積極的に顔を出したり、Slackの個人チャンネルほぼ全員分や趣味系のチャンネルをほぼ毎日チェックしたりしています(笑)。

稲留:え!毎日ですか?すごい!!

荻田:お昼休憩や仕事終わりに社用のスマホでチェックしていますね。と言っても「やらなきゃ」とという義務感でやっているのではなく、たぶん皆さんが息抜きにTwitter見るのと同じような感覚です。

個人チャンネル以外には趣味や雑談系のチャンネルからネタを探したり、部活動チャンネルで中心人物に声をかけたり。

週2本更新を1年以上続けても企画に困らないのは、人が増え続けているからでもありますが、タンバリンという会社は本当に伝えたいネタが尽きないんです!元編集者冥利に尽きますね。

――毎月キャスターさんと一緒に企画MTGをしていますが、企画を考えるときに意識していることは何ですか?

荻田:タンバリンのありのままを伝えることですね。社内では当たり前だけど、実は特徴的なことって結構あると思うので、それを見つけて読者に分かりやすく伝えるようにしています。

僕自身、入社前にタンバリンのことを調べたとき、リニューアル前のコーポレートサイトにあまり情報が載っていなかったこともあり、正直よく分からなかったんです。

入社して改めて分かったのが、人の良さ。タンバリンって全然関係ない部署の人が、当たり前のように助けてくれるんですよ。これをまず伝えたいと思いました。

また人数が増えた今は、社外だけでなく、社内の人にもタンバリンのいろいろな情報やメンバーのことを知ってもらいたいと思っています。

例えばイベントを開催する時、少人数の頃は全員が関係者でしたが、今は関わっていない人の方が多いので、その人たちにもどんなイベントをやったのかを知ってもらえるようにしたい。

あとは僕が単純に話を聞きたいと思う人にインタビューしたり、時期に合わせて新卒採用のコンテンツを増やしたりしています。

キャスターさんからも企画を提案してもらっていますよね。今までとは違う切り口の「タンバリンのほんだな」シリーズは、本からメンバーの思考を知ることができて面白いです。

ほかには、採用注力している職種にスポットを当てた記事も随時作成しています。募集要項では伝えきれない熱い想いを記事にしたら、うまく採用に繋がったので今後も継続していく予定です。


【Tips3】採用活動との連動

――いまや『tambourine magazine』は採用活動でも重要な役割を果たしていますよね。

荻田:はい、noteやSNSからの流入以外にも下記のような経路を作っています。

・Wantedlyへの転載
・FacebookやTwitterでのシェア
・募集要項に関連するnote記事のリンク記載
・スカウト文面に関連するnote記事のリンクを記載
・面接前に、面接担当者のインタビュー記事を応募者に送付

稲留:私が素敵だなと思うのは、定期的に荻田さんが各エージェントへ記事を送っていること。些細なことですがやり続けるのは簡単ではありません。細部まで気を配りつつ、作ったコンテンツを最大限に活用されていると感じます。

荻田:そんなにしょっちゅう送っているわけではないのですが、少し前だと「エンジニアの1日」を紹介した記事を送りました。

エージェントは一緒に採用活動するパートナー的存在です。だからその担当者にももっとタンバリンを理解してほしいし、そのためのいいツールとしてnoteがあるのだからぜひ読んでほしいなって。

実際、この活動により何社かのエージェントのリアクションが良くなったんですよ。その担当者とはいい関係を築けていますね。タンバリンがどんな会社か分かれば候補者へ紹介しやすいと思うので、今後も続けていくつもりです。

――最近は面接で「noteを読んだ」という声を聞くことが増えていますよね。

荻田:1年くらい前から面接で「noteを読まれていたら、どの記事を読んだか教えてください」と聞いていますが、しっかり見てくれている人が多いんですよ。

「この人のこの言葉(記事)に共感した」と言われると親和性を感じますし、そこを起点に面談での話を広げやすくなります。

またどの記事が良かったと思っているかで、その人の思考性や何を求めて転職活動をしているかが見えてくるので、その人に合わせた話をできるようになりました。

結果としてnoteが双方の理解度を上げることに繋がっていると、日々実感しますね。


2年目に目指すこと

――では最後に、今後の展望を教えてください。

荻田:タンバリンで働くメンバーの人柄や働きやすさは、これまでの記事でしっかり発信できたと思います。今後はさらにプロフェッショナルな部分やものづくりへの熱意、こだわりなどを伝える記事を作っていきたいです。

タンバリンには様々なプロフェッショナルがいますので、その方々のこだわりを言葉にすることで、タンバリンの輪郭がよりはっきりするのではないかと思っています。

稲留:私は、外部パートナーとして中立な立場の視点を求められていると思うので、引き続きそこを大事にしていきたいですね。

タンバリンさんが伝えたいことだけでなく、応募者が知りたいことやベネフィットなどを考慮して、企画・情報発信を一緒に考えていきたいです。


キャスター稲留さんのオススメ記事

【今年4月の中尾さんインタビュー記事】
タンバリンさんの採用広報の難しさは、「純粋なSIerではないこと」をひと言で伝えるのが難しい点。それをしっかり記事にできたと思います。
求人原稿やスカウトメールにURL添付するなど、多くのシーンで活用できる財産にもなりました。


【守屋夫妻のリファラル採用記事】
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https://note.com/8120001123887/n/n60d80707abda

【経営企画室メンバー採用に向けた記事】
採用目的が強いとつい「こんな人が欲しい」「うちにはこんなスキルが必要で~」となってしまいがちですが、それでは読み手は面白くありません。企業が候補者を選んでいる嫌な印象も与えたくなりたくないですし、タンバリンさんの特徴である「候補者とフェアな関係」を考えてもミスマッチです。
そのため、必要なメッセージは伝えつつ「候補者が今タンバリンに応募する理由は何か」を記事で伝え、結果として採用にも繋がりました。


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