タンバリンのデザインチームは、クライアントの先にいるユーザーにとって、心地いいデザインとは何かを日々追求しています。
これから一層良いデザインを提供するため、新しくUI/UXディレクターを募集します。今回はデザインチームのインフォメーションアーキテクト 宮内純人とデザイナー 斎藤晃聖に、タンバリンでデザインに携わる面白さを聞きました。
目次
- プロフィール
- デザインチームの目指す役割とは
- 理想とするユーザー体験にこだわり続けたい
- 開発チームとの連携や技術理解
- タンバリンでデザインに携わる面白さ
- こんな人と働きたい
プロフィール
宮内 純人 / Sumito Miyauchi(写真:左)
株式会社タンバリン クラウドインテグレーション部
デザインチーム インフォメーションアーキテクト
デザイン系制作会社にマークアップエンジニアとして入社後、独学で始めたサイトの情報設計にのめり込み、業務内容がサイトの調査分析・設計にまで拡張。結果、インフォメーションアーキテクトにジョブチェンジ。約13年勤務後、2019年にタンバリン入社。サイトの調査分析・情報設計にとどまらず、広義での情報設計を得意とする。2015年にHCD-Net認定 人間中心設計スペシャリスト取得。
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斎藤 晃聖 / Akito Saito(写真:右)
株式会社タンバリン クラウドインテグレーション部
デザインチーム デザイナー
東京工芸大学芸術学部インタラクティブメディア学科メディアデザイン研究室出身。UI/UX、タイポグラフィ、グラフィックデザイン、空間デザイン、情報アーキテクト、IoT、フィジカルコンピューティングなど幅広く勉強。ソーシャルゲームの会社でUI/UXデザイナーのアルバイトを経験した後、2018年10月からタンバリンにインターンとしてジョインし、2020年4月入社。
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デザインチームの目指す役割とは
――まず2020年4月に新設されたデザインチームについて教えてください。
宮内:タンバリンでは、デザインのクオリティが求められるCommerce Cloudの案件が増えてきました。
先日発表した「D2C Kickstart Program for Salesforce Commerce Cloud」というD2Cサービスを開発するプロジェクトは、それを裏付けるような自社パッケージ。デザインコンセプトの作成からブランディングまでカバーするものです。
今後さまざまな意味でデザイン要素が重視される案件がさらに増えるのを見込み、会社として体制強化に乗りだし、設立したのがデザインチームです。現在、僕と晃聖くんが所属しているほか、加嶋さんや飯島さんといった外部のデザインパートナーの方々にもご協力いただいています。
デザインチームは、タンバリンの開発部門の中で、サービスやシステムを開発する時の情報設計から実際のUIデザインへの落とし込み、フロント側の実装のディレクションまでを担っています。
今は僕がこれらのディレクションまで担っていますが、今後会社としてデザインや情報設計に力を入れるに当たって役割分担が必要な状況です。そのため、UI/UX領域に特化したディレクションができる方と一緒にデザインチームを強くしていきたいと考えています。
また中長期的には、デザインに対する会社全体の取り組みについてもチームとして関わっていくことも視野に入れています。アジャイルに最適化したデザインプロセスの確立や社内標準となるフォーマットの作成などの役割もチームとして担っていきたいですね。
理想とするユーザー体験にこだわり続けたい
――UI/UXディレクターに求める役割を教えてください。
宮内:現在タンバリンには、プロジェクト全体の進行を管理するディレクターはいますが、デザインや情報設計、フロントエンドの実装に特化したディレクターはいません。その役割は、PMやディレクターがプロジェクトごとに担っています。
まずは、この部分をお任せしたいと考えています。
あとはデザイナーとの連携。タンバリンのデザインは晃聖くん以外、外部パートナーさんに担当してもらっています。もちろん依頼する際はデザイナーに全部丸投げするのではなく、デザインの方向性やどういうUIが必要かを整理しているので、ここを担っていただきたい。
そして、上がってきたデザインをレビューすることも大事な業務。今はPMやディレクター、僕が対応していますが、会社としてデザインのクオリティを一層上げていくためには「タンバリンの標準」を作る必要があります。その辺りを一緒にやっていきたいですね。
詳細は募集要項をご覧ください。
――タンバリンのUI/UXディレクターとして大事なことは何でしょうか?
宮内:タンバリンは受託開発なので、お客さんから様々なリクエストを受けて要件ができ上がるんですね。けれど一番大事なのは、その先にいるユーザーにどういう体験を提供できるか、ユーザーが目的とする情報をいかにスムーズに取得できるかを考えること。
それらを意識して作らないと、いいサービスやWebサイトは作れません。
もちろん時間やお金などの制約はありますが、理想とするユーザー体験にこだわる気持ちを大事にしたいですね。それが最終的にはお客さんにとって一番いい結果を生み出すことに繋がります。
▲インフォメーションアーキテクト 宮内
開発チームとの連携や技術理解
――変なことを聞くようですが、開発メンバーとデザインチームで意見が食い違ってもめることはないのでしょうか?
宮内:僕が見聞きする限りはないですね(笑)。タンバリンはもともと壁がない社風で、立場が違ってもお互いに理解し合おうという関係性があります。開発に関わるメンバーもデザインに理解や興味関心がある人ばかりですし。
僕らにとって大事なのは、技術を理解した上でどういうデザインをするべきか、設計するべきか。いきなり理想像を求めるのではなく、技術的な裏付けがあった上でより良いものは何かを考えるのはデザインチームの役割です。
もしタンバリンが縦割りで分断されている会社ならもめることもあるのかもしれませんが(笑)、コミュニケーションを取りながら一緒にいいものを作っていこうというのが僕らのやり方だと思います。
なので約70名のメンバーの中、デザインチームには現状2名しかいないと聞くと疎外感があるように感じるかもしれませんが、それを感じたことは全くないですね。
――技術的な裏付けを意識してアウトプットするなら、UI/UXディレクターもある程度、技術を理解しておいたほうがいいですか?
宮内:いや、そこまでは求めないです。ただ理解しようという姿勢は大切です。
タンバリンはSalesforceといったクラウドツールを活用したサービスやWebサイトの構築に力を入れているので、その技術的な側面を理解して何ができるかを考える必要があります。けれど、それを初めから理解するのはとても難易度が高いですからね。
僕もSalesforceをそこまで深く理解できているわけではありません。ただ「知らないこと」を認め、どのような条件でものづくりが求められているのかを理解する姿勢は常に持ち続けています。
斎藤:僕もデザイナーという肩書きですが、そういう姿勢は大事だと思っています。Salesforceの様々なプロダクトの個性を少しでも理解してデザインするかどうかは、ユーザーの体験や開発者の実装のしやすさに繋がっていると思うんです。
その中で「今何が求められているか」を理解し、機能を重視するか、見た目を重視するか、あるいは機能と見た目をどう両立させるかを案件ごとにいつも考えています。
タンバリンでデザインに携わる面白さ
――他社ではなく、タンバリンでデザインの仕事をする魅力って何でしょうか。
宮内:タンバリンは発展途上の会社。組織として変化し続けているだけでなく、手掛ける案件の規模や種類もどんどん変化しています。そういうベンチャーならではの面白さは間違いなくあります。
また会社が急成長している一方、ルールでギチギチになることがないのはいいなと思っています。フラットでコミュニケーションが取りやすいんですよ。
「やりたい」と手を挙げたら応えてくれる会社なので、仕事がやりやすいですし、望めば面白い仕事にチャレンジできます。
斎藤:タンバリンはシステムを構築する会社ですが、デザインにも重きを置いています。代表の中尾さんを筆頭に、デザインに対してとても理解があるんです。
システムの会社らしくカッチリするところはカッチリしているけれど、デザインのようなある意味曖昧なものを受け入れてくれる柔軟さが心地いい。
きっと理屈と感性のバランスがいいんでしょうね。理屈や理論を下地に、感覚的な部分を大事にしているように感じます。だからデザイン的なこだわりも追求できる。
でもそういう環境だからこそ、自分の芯を持っていることが大事なんだろうなと思っています。
▲デザイナー 斎藤
こんな人と働きたい
――最後に、どういう方と一緒に働きたいですか?
斎藤:まず第一に一緒に仕事をしていて楽しい人がいいですね。
僕らは普段、同じオンラインセミナーに参加したり、気になった本を共有したりしているので、そういうのを一緒に楽しめる人が仲間になってくれたら嬉しいです。
宮内:情報設計やUIからUXまでを含めたデザイン全般が好きな人というのは第一条件かもしれません。一緒に高め合う関係を築けたらいいですね。
あとはどんどんチャレンジしていきたい人。
デザインチームは、開発部隊であるクラウドインテグレーション部の中に所属しています。なのである程度、要件が固まった状態で、それをどう画面設計に落とし込むかというフェーズから案件に入ります。
けれど将来的には要件が固まる前の、そもそもどういう設計が望ましいかという情報設計していく前のフェーズから踏み込んでいけるようにしたい。このようなチャレンジを面白いと感じられる人は大歓迎です。
今はまだ人数が少なくて実現できないけれど、そうやって一緒に仕事の枠を広げてくれる人が仲間になってくれたらすごく嬉しいですね!
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