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【19新卒】「やってみないとわからない」休学そして起業を経験した僕は今、Talknoteにいます

初めまして、2019年4月に入社しました鶴田です。自分の人生やTalknoteに入社した経緯等、かいてみましたので、ぜひ読んでみてください!

野球や学生生活を通じて感じた、自分の役割

宮崎県の日南市というところで生まれ、年中までは転勤族の家庭でした。結局宮崎に落ち着いたのですが、幼稚園生とはいえ友達と別れてしまうのが凄く悲しかった記憶があります。

小学校の途中からソフトボールを始め、そこから僕の野球人生が始まりました。と言っても小学生の頃はチームに同級生が4人しかいなくて。キャプテンにも任命され、コーチに理想のキャプテン像みたいなのを叩き込まれました。

中学でも野球部のキャプテンに任命され、校内では生徒会にも推薦されたりと、順風満帆な中学生生活だったと思います。こうやって経歴を見るとリーダー気質なのかと思われるかもしれませんが、そうでもなかったんです。キャプテンをやって気づいたのですが、グイグイみんなを引っ張るというよりは、周りを俯瞰的に見て仲裁するみたいなニュアンスが自分は強かったので。それに気づけたので良い経験でした。

高校も野球を続けたのですがキャプテンは他に任せ、皆をまとめる役割として頑張りました。結局高校まで野球を続けたもののあまり結果が出ず、とても悔しい思いをしたのを覚えています。このまま何も成果を出さないのは流石にダメだと悔しさをバネに、大学受験ではかなり努力しましたね。高校2年生の模擬センター試験はボロボロで絶望的、周りから国公立は厳しいんじゃないと言われ、悔しかった自分は1年で総合150点を伸ばすと親に宣言し、勉強に励みました。結果、ぴったり150点アップ。大学に合格でき、このことは自分の中では初めての大きな成功体験になりました。

違和感を感じた大学生活、転機となる出会い

大学は農学部に入学、新しいことはそれなりに楽しかったです。野菜を育てることなんて、田舎とはいえ経験としてなかったので。笑 そんなこんなで1,2年を普通に過ごし、ある時農業のインターンに参加しました。そこでふと

「面白いけど、これを一生やるのはどうなんだろう?」

と思ってしまったのですね。でも、ずっと宮崎にいるんだろうなあと考えていたその時の自分の選択肢って、公務員か農業か、そのほかの道を探すことくらい。公務員講座にでも申し込もうかななんて考えていました。

そんな時、人生の転機ともなる出来事が・・・・

新しく大学に赴任してきた元起業家の講師が「ベンチャー企業概論」という授業を開いていたんです。自分は、このまま公務員になることに違和感を感じていたことと、父親が昔経営者だったこともあり、すぐに興味を持って1回目の授業に参加しました。これが物凄く面白くて。通っていくうちに教授とも仲良くなり、よく研究室に遊びに行かせてもらっていました。

初の起業、休学の決心

ちょうどその時、伝統工芸士である祖父が、最近品物が売れないと悩んでいることを聞きました。自分は、これオンラインで売れるんじゃないかなと思って。友達と協力して起業ごっこのように事業を始めてみることにしました。自治体が実施していた支援制度に通り、資金をいただいて準備を始めました。紆余曲折あったのですが現実はそう甘くもなく、売れたのは端材で作った木のペンダント一つ。その頃から就活や休学のきっかけになる出来事が重なり、結局その事業は何も進めることができず、手をつけなくなってしまいました。

これが3年生くらいの出来事で、並行して就活もやっていました。それから、東京や福岡の学生や社会人と話す機会も多く、楽しく仕事をしている大人やポジティブに就活をしている学生を見る機会が段々と増えていきましたね。なので、就活は割と楽しかったです。この頃から、なんでこれまで自分が関わってきた社会人は仕事を楽しめてないんだろう。仕事を楽しむことに対して諦めがあるんだろう。となんとなく疑問を感じていました。地元の同級生も就活や就職へのネガティブなイメージを持ったまま就活をしているイメージで、もったいないなあとぼんやりと思っていました。

それから就活もある程度進んで、最終選考などを受け始めるようになった頃、ある違和感を覚えていました。実際に働いたことも無いのに、どうして企業で働いたと仮定した話を延々と面接で話しているのだろうと。

これはまずいと思っていたら、以前、あるイベントで一緒になった方から宮崎で会社を作ったからインターンとして働かないかと声をかけていただきました。やるしかないと思い、二つ返事で雇用契約書にサイン。結局まずは働かないと分からないやと思い、とりあえず働いてみたんです。どんどんのめり込み、就職するまでにもっと働いてみたいと思うようになり、その時持っていた別の企業さんの内定を辞退して、休学を決心しました。(内定をいただいていた企業様にはかなり迷惑をかけました…それでも背中を押してもらったので感謝です…)

社長を追いかけ東京へ、自分が社長へ

インターンで声をかけてくれた社長さんが東京へいくというので、4年生の1月ごろ、僕も追いかけました。最初は社員数2,3人のスタートアップで仕事をしていました。そこはビジネスモデルが本当に新しくて、これで収益立てられるようになったらかなり面白いことになるぞとワクワクしながら仕事してました。とは言っても新しい分野だったこともあり、なかなか思ったようにはいきませんでした。しかし、本当に色々なことを経験させていただいたので、その時関わっていただいた方には感謝しかないです。

そんなある日、ある会社の社長をやってみないかと声がかかり、本格的に起業を経験します。

最初は本当に右も左もわかりませんでした。契約書を書いたり、よく分からない分野の勉強を図書館にこもってやったり、、

会社をやっていると、最初は一人でできるんですね。(かなり色々な人に手伝ってもらっていましたが…笑)でも、事業拡大を視野に入れると人を雇わなきゃいけなくなる。そこでなぜか徐々に仕事に身が入らなくなってきました。

簡単に言うと人を雇うことにビビってしまったんです。かっこよく言うとそこに僕は責任を持ちきれなかった。

僕が理想とする会社って、社長が製品やサービスにアツい想いを持ち、それに共感する社員がついてくる。でも自分の場合、「社長をやってみたい、人生経験」で会社を始めてしまったため、人を雇うことに責任を持ちきれなかった。そういう人間が社長をやるべきではないなと思ったので、無理を言って社長の職を降りることにしました。

2度目の就活、Talknoteとの出会い

社長をやめ、起業するか会社に入るかの選択に迫られましたが、これと言ってやりたいことがない自分がまた起業するのも違うと考え、会社への就職を決めました。

Talknoteは就活のスカウトサイトでスカウトをいただいて知ったのですが、企業ページを見てみたら自分が感じていた課題にアプローチしている会社で、めちゃくちゃいいと思いました。というのも、インターンをしていたとき、リモートや情報伝達云々の問題から生まれてくる組織課題にもっとも課題意識を感じていたし、これまでを振り返ってみても、人が気持ちよく過ごせるような、働けるような環境を作ることが好きだということに気づいたんです。

子供の頃に見た社会人の、楽しそうじゃない姿・しんどそうに仕事をしている姿を変えていければ自分の理想の世界に近づくかもしれない。「働いている大人達」をみて「子供達」がワクワクする世界作りたかった。

大人になることに対して・働くことに対して良いイメージを持てなかった10代の自分や、消去法で未来を選択した大学生の頃の自分のような学生って、結構多いと思っています。子供達が将来にワクワクする世界を作っていければ、自分で歩んできた道が間違いではなかったって思えるだろうし、誇りを持って自分の人生語れるかなって。利他っぽく聞こえますが、自分の為でもあるんです。

Talknoteのお客さんのような人が増えてほしい

入社してみて感じることは、思っていたより色々整っているなということです。そりゃあそうですよね、2,3人のスタートアップと設立10年50人規模のベンチャー企業ですから。笑

研修制度も思ったよりしっかりしていて、勤務時間もちゃんとしているし、きちんとした会社に入ったんだなと感じますし、だからこそこれまでとは違う成長もできてとても楽しいです。

やっていて嬉しいことは、Talknoteを使っているお客さんの声を聞く時です。実際に「使いやすいです!」や「Talknoteなしでは仕事できません」という声を聞くたびに、コミュニケーションが大事なんだなと思います。何より、導入してくれている企業様で仕事を楽しんで生き生き働いている方の様子を伺うと、こんな人が世の中に沢山増えればいいなと思います。今は新規の営業をしているので、そういった人をTalknoteを通じて増やしていけるよう頑張ります。

子供と大人の好循環を

Talknoteに入ったきっかけもそうですが、未来に対してポジティブな印象を持っている人を増やしたいと思います。子供が大人を見て未来にワクワクし、選択肢を狭めないでほしい。そしてその子供たちが大人になった時に、大人って楽しいよ!仕事ってめちゃくちゃ面白いよ!って言える世界ができて、その循環を生むことができていれば今の自分にとってそれが理想の未来です。

新卒4人目の入社エントリー、いかがでしたでしょうか。

学生起業家って、インパクトもありますし、当たり前かもしれませんが業務内容もアルバイトや長期インターンとはまた違うんだなと、お話を聞いていてひしひしと感じました。そして、きちんと自分の立ち位置や違和感を俯瞰的に判断し、Talknoteに入社を決めた流れは、私としてもとても納得でき、これからの活躍にますます期待してしまいます!

次回が19新卒ラストになります!この記事を読んでTalknoteに興味をお持ちいただけましたら、こちらよりオフィスに遊びに来てください。

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