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世の中の常識を揺さぶっていく、それが自分の仕事観

トークノート株式会社に入る前

大学時代に、今やっているマーケティングに出会いました。必修の講義で「アサヒビールの大逆転」の話を聞いて、マーケティングという行為は世の中の人の価値観を変えるものなんだと知り、マーケティングに興味を持ちました。その後、消費者行動論のゼミに入り、コトラーの書籍などを読み耽りました。大学卒業後は、消費材のマーケティングをやりたいと思い、グリコに入社し、商品開発部に配属されました。

この商品開発のプロフェッショナルたちは、一生をかけて、グリコの商品を考え続けていることに気がつきました。商品開発以外にも興味がある今の自分のスタンスだと、この会社で成果は出せないなと思い、転職を決めました。その後、入社したリクルートでも6年間働きましたが、住宅を自分のライフワークにはできないなと感じ、コンサル会社への転職をし、そこからトークノートに転職しました。

コンサルタントという仕事は、自分で「決める」ことができない職業です。結局、「決める」のはお客様で、自分には最終的な決定権はない。その「決める」という行為こそが、仕事における一番のやりがいだと自分は思っている。だから、事業を持った会社で、時間的に、何者にもとらわれず自分が思い切り働ける会社を選び、そこがトークノートだったんです。

現在

今は、創業者の想いや意思を社員に伝える、いわばトークノートの翻訳家であり、Culture & Brand Unitのユニットリーダーをしています。Culture & Brand Unitが担う仕事としては、ブランドディングに関わる業務と組織に関わる業務の二つがあります。僕の業務は、基本的に、集客、マーケティングなのですが、今はプレイヤーとして組織課題の解決に取り組んでいます。周囲からは「ハードワーカー」とよく言われますが、個人的には「単純に、やりたいことだからやっている」という感じです。まあ、趣味の延長線上で仕事をしています。なので対価を得るために仕事をしているというわけではありません。

業務を進める中で、僕がリーダーとして、常に意識していることはとにかくユニットメンバーの足を引っ張らないことです。リーダーは無意識に、みんなの足を引っ張ってしまうものだと感じます。自分がわからないのものに口をだしたり、無駄に管理をしたりと、いちいち介入したり…。本来、リーダーが意識するべきことは、どれだけメンバーがバリューを出せるかということです。僕はそれを常に考えています。

個人としては、自分の夢に情熱を注ぐという点で仕事は手段だと思っています。僕の夢は、「全身全霊を傾け続けること」です。何に対しても全力をつくすこと。その時によって尽くす対象は違いますが、この全身全霊というものが、老後の後悔を回避する唯一の方法だと思っています。それはイコールで、人生の満足度も意味します。だから、「これをやらなかったら、後悔するか、しないか」という判断基準で全ての行動を決めています。

トークノート株式会社について

このトークノートという会社は、自由になんでもできるという魅力を持っています。自分のやりたいことができる機会は非常に多い。今後も、もっと自由になっていくと思います。要は、個別に専門性を持った人たちが集まることで、マンパワーでできないことが、組織としてできるようになっていきます。

メンバーに関していうと、自立心のある人が集まっています。具体的には、自分の仕事に対しての責任感と最低限の自信を持ち、前職で結果を出してきた人たちです。

今後どういうことをしていきたいか

僕は、結婚していないのですが、自分のDNAを残したいという気持ちはあります。しかし、それは子供がほしいという意味ではありません。下の世代に自分の思想を継いでいくという意味です。世の中を良くしたいという思想を、下の世代に伝えていけば、世の中に自分を投影できるからです。だから子どもではなく、後輩を育てていくことでもいいのかなと。

今後のキャリアについて、このトークノートが、ビジョンを持ち続ける限り、僕もこの会社に居続けると思います。要は、この会社が非常識であり続ける限り、この会社にいます。

世の中を変えていくことって既存の価値観を揺さぶっていくことだと思っていて、揺さぶるためには、非常識なプロセスで成功して、ファクトを積み重ねること以外、方法はありません。例えば、のびのび野球のチームが甲子園で優勝したことによって、厳しくやっていた組織は、「あれ?苦しくないと優勝できないんじゃないの?」と疑問に思ったはずです。会社組織も同じことが言えますよね。「組織はヒエラルキー型の方が良い」「新人は厳しく育てた方が伸びるはずだ」とかいろんな常識が存在し、そこに対していくら反論をしても変わらない。自分たちが非常識なプロセスで成功した時に初めて、その常識を揺さぶることができる。そういう非常識なファクトを作り続けられる環境である限り、僕は会社をやめません。

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