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入社17年目・広報の東さんに聞く!サン・クレアの過去と現在とは

こんにちは!サン・クレアで採用・広報のインターンをしております、立教大学の石井日奈子です。

今回は、サン・クレアで広報をされている東(あずま)さんにインタビューをさせていただきました!

東さんは、入社17年目で、サン・クレアで長い間ご活躍されているベテランスタッフです。入社当初はフロント業務などを行う現場スタッフとして経験を積み、その後現職である広報に異動されています。

広報の業務内容についてはもちろん、サン・クレアで17年ご活躍されているからこそわかる、サン・クレア過去の様子、良さ、文化などをお聞きしました!是非最後までご覧ください。


まずは広報の仕事内容についてお聞きしたいのですが、普段はどんなことをされているのでしょうか?

広報という点に関しては、サン・クレアの各ホテルの新しい取り組みをメディアの方にお伝えして、プレスリリースなどの記事で取り上げていただけないか、という交渉をしたりしています。他には、福山のアンカーホテルの宿泊プランやイベント企画業務にも携わっています。後はアンカーホテルのオンライン宿泊サイトの管理もしていますね。


広報・企画業務の中で大切にされていることはありますか?

一貫して気を付けていることは、広報・企画の方向性の指針を持つことです。広報では、事実と同じくらい企画担当者の存在と想いをきちんと伝えるようにしています。企画では2つあるのですが、まず1つめは「ホテルのコンセプトから外れないようにすること」。例えばアンカーホテルであれば、コンセプトが「この地域の魅力的な人、技、物を国内外の人に伝えていく」ことなので、それに沿って宿泊プランやイベントの企画を練っています。もう1つは「サステナブルな取り組み」をできるだけ盛り込むこと。サン・クレア全体でサステナブルな取り組みを行っているので、そういった観点も忘れずに持つようにしています。

プランを企画していく際はどういったところからアイディアを出していくのでしょうか?

SNSや人との繋がりの中で、面白いをことをやっている人を探して、気になったらすぐに連絡をとってアプローチしています!スピード感を持って仕事をしていきたいので、結構勢いで行動に移します。

連絡がとれたら、私たちはこういうホテルで、何かできないかなと思っているのですが、一緒にどうですか?という提案をします。それが実際に仕事に繋がっていく、という流れですね。


広報の仕事をしていて大変だったことはありますか?

メディアにそう簡単に記事として取り上げてもらえないことでしょうか…(笑)自分の中では自信があるものでも、箸にも棒にも掛からないこともあります。

あとは、1人で広報をしていると、自分が書いたプレスリリースが会社の顔となるのですごく責任は感じますね。特に、他の部署の企画を自分が広報していくときは結構大変です。その企画に込められた想いやポイントを企画立案者にしっかりと質問していかないと記事自体を書くことが難しいです。例えば環境について語る記事であれば、自分が環境について何も知らないと良いものは書けません。プレスリリースって、中学生が読んでもわかる記事、とも言われているんです。前提知識のない人でも理解してもらえるような文章を書くためには、自分がその話題について熟知する必要があるので、そのための勉強は大変だと感じますね。


サン・クレア本社でお仕事中の東さん

ここからは、サン・クレアの昔の様子について語っていただきました!

東さんは今年で入社17年目とのことですが、入社した当初のサン・クレアの社内の雰囲気はどのようなものでしたか?

私が入った時は本当に特色のない普通のビジネスホテルでした。スタッフも、毎日代わり映えのない仕事を淡々とこないていく、っていう感じですね。朝ちゃんと起きることができて遅刻しなければいいかな、くらいです(笑)当時は他のホテルと差別化を図らないといけないという考えすらなかったかなと思います。

そんな時にリーマンショックが起きて、景気が一気に悪くなりました。今でこそ9000円で販売している部屋が4500円でも全然埋まらない、みたいな状況でしたね。


そんな状態からどうやって抜け出していったのでしょうか?

景気によってこんなに事業って左右されるのか、とすごく驚きました。そうこうしているうちに、福山オリエンタルホテルの施設が古くなってきたから改装しようか、という話が出たんです。リーマンショックの影響もあり、今後も生き残っていけるように今度は他のビジネスホテルと差別化をしなければ、という流れになりました。そのために他のホテルに泊まって研究をしたり、調べものをしたり。それで、2012年くらいに自分たちが良いなと思えるホテルに改修しました。

結果的に、そういった取り組みをお客様に評価していただけたことと、徐々に景気が良くなっていったことも相まってホテルの客足も戻ってきましたね。その後ありがたいことに福山オリエンタルホテルは稼働率がすごく良くなって、泊まりたいお客様をお断りすることも多かったんです。そういった人達の受け皿となるためのホテルを作ろう!となって立ち上げたのが、アンカーホテル福山です。結局、開業プロジェクトが進むうちに、まったく異なるコンセプトのホテルに仕上がったのですが。(笑)


それくらいの時期っていわゆるホテルの過渡期にあたるかと思いますが、その時のスタッフの様子はいかがでしたか?

アンカーホテルの立ち上げ頃から、入社してくる人のタイプが変わっていったんですよね。今まではホテルなどの同業の中から人材をとってくることが多かったんのですが、このあたりから異業種から人材をとってくることが増えて。それに伴って社内の雰囲気も変わって、それに合わない人達は辞めていってしまいましたね。私自身も、最初は新しい人がどんどん入ってくるから不安になりました。英語がすごくできるとか、華々しいキャリアを持っている方だとか、優秀な人がバンバン入ってくるので、この会社はどこに向かっていっているんだろう、みたいな。今では新しい人が入ってくる文化が定着したので普通になりましたね。(笑)


17年間の中で様々な変化あったかと思いますが、それを経てサン・クレアという会社はどういう会社だと感じますか?

サン・クレアはとにかく面白い会社だと思います。入社されてい来る方が個性豊かという面ももちろんあるのですが、ホテルでやりたいことがある人はそれを思う存分やれている環境だと感じています。自分ができること、大切にしたいこと、興味のあることを追求できることがある土台があり、色々な事にチャレンジされている方が多いところは魅力的だと思いますね。

ホテルの事業が上手くいっていない時も、軌道に乗り始めた時期も、その中でも活躍され続け、様々な経験をされてきた東さん。だからこそ、言葉の1つ1つにとても深みを感じました。

色んな局面での試行錯誤があったからこそ、今のサン・クレアがあるのだなと思うと、私もなんだか感慨深くなりました。

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