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【森の住人インタビュー】サン・クレア初!?農業を軸にインターンをする大学生

こんにちは!サン・クレアで採用・広報のインターンをしております立教大学の石井日奈子です。私自身のインターン活動については下記からご覧ください。

https://www.wantedly.com/companies/sun-crea/post_articles/354898

今回のインタビューでは、サン・クレアで初めて、ホテル運営業務とは少し異なる「農業」中心のインターンシップに挑戦している、新潟大学の堀口柚希さんにお話を伺いました。インターンの元気印と社員の皆さんから言われているほど明るい彼女に、農業や地域について、赤裸々に語ってもらいました。

どうしてサン・クレアのインターンに応募したのですか?

ホテルと地域がどのように関わり合っているのか学んでみたかったからです。私の場合、農業や自然にも関心が強くて。森の国「水際のロッジ」は周囲を自然に囲まれていて、周辺地域との関わりも密接そうなため選びました。

実際にこっちに来てからどんなことをやってきましたか?

サン・クレア代表の細羽さんが初めて米作りをされている田んぼで稲刈りをさせていただいたり、目黒(水際のロッジから車で20分ほどの地域)で農業をされている方にお世話になって、農業や暮らしについてのお話を聞いたり…細羽さんを含め、地域の人がどのように暮らしているのか近くで見させてもらったりしていました。

田んぼで農作業をしている堀口さん

地域の人との関わりの中で印象に残っていることはありますか?

細羽さんが農業に関する相談を地域の人にしていて、それが終わった後に「うちくる?」みたいな感じで地域の人を細羽さんの家に呼んでいて。その時皆が変に遠慮するわけでもなく、「じゃあ」と、自然な感じでお家に入っていってて。家の中でも誰かが気を遣って無理に話すでもなく、自然に各々が話したいことを話していて、そういうシーンをみていて、「ああ、今の時間すごく豊かだなあ」と思いましたね。そういう時間って、そこに住んで、その場に本当に溶け込まないと経験できないじゃないですか。地域活性化しなきゃ、って声は最近いくらでも聞くけど、地域に住んでいる人たちが何を思って、何を糧に生活しているかって住んでみないとわからないところではあると思うので…。そういう意味で印象強かったですね。

当事者にしかわからない豊かさってありますよね。ちなみに、今回サン・クレアとしては、堀口さんのように農業をメインにインターンを行う学生を迎えるのは初めての試みなのですが、農業インターンはどういう学生さんに向いていると思いますか?

その質問は難しいですね…(笑)地方創生をどの目線から取り組んでいきたいのかによるかなと思います。地方創生とひとくちに言っても色んなやり方や観点がありますよね。私は「住人の目線、暮らしている人の目線」で地方創生をやっていきたいと思っていて。同じような観点から地域活性化とかに興味のある人には面白いのではないかな。地域の方はこちらが思っていた以上に温かく迎えてくれますよ!地域の暮らしにどっぷり浸って、良い所、問題点などを考えていきたい人にはおすすめだと思います!



稲刈り体験をした時の様子

インターン開始前と後で何かギャップはありましたか?

良いギャップは、地域の集まりとか代表の細羽さんの仕事を手伝わせてもらったりとか、そういう集まりにすごく気軽に呼んでもらえて、っていうところは一番ありがたいなと感じるところです。      これはギャップとは少し違うかもですけど、水際のロッジと、ホテルの周辺地域がさらに関わりを持てるような機会やイベントがあればいいなと思いました!

今回の経験を通して何か学びは得られましたか?

限界集落はこのままだとダメになる!とかよくいいますけれど、実際住んでいる人達は日々の生活を丁寧に、かつ穏やかに過ごしていて、充実した時間を送っているなっていうのを、今回のインターンを通して身をもって実感しました。こういった事実をもっと世の中に知ってもらいたいというふうに思います。そういう意味で自分の経験を持ち帰って、不便だけどいい所もあるんだよってことを何かの形で伝えて行けたらなあと思います。

上記のインタビューの1週間後、無事にインターンを終えられた堀口さん。後日談として、堀口さんに再びインターンを振り返ってのインタビューをさせていただきました!

前回のインタビューでは、印象に残っている出来事として、「地域にしかない豊かさ」をあげていましたが、地域にしかない豊かさって何だと思いますか?

困っている人がいたら自然に手を差し伸べあう関係が築かれていることかな。その助け合いも、例えばボランティアのように「相手が喜ぶこと」を求めているわけではなくて、見返りのいらない、家族に接するときと同じような「無償の愛」に近い感覚なのかなあと思いました。こういった関係基盤があるのは集落ならではのことだと思うし、豊かだと感じますね。

堀口さんの地元は山梨だそうですが、山梨に帰ったらやりたいことはありますか?

山梨の隅っこのほうの田舎に住んでみたいです!(笑)というのも、いち個人として地域に携わっていきたいなあと思っていて。インターンに来るまでは、地域活性化というと、大きな企業が入っていって何かプロジェクトをやらない限り厳しいのかなあと思っていました。でも、今回のインターンを通して、新しい住人が来て、地域の人に挨拶回りするだけでも地域活性化はできるのかなって思っていて。個人として活動するのは自由な発想を形にできるという意味でいいなと思っています。具体的に何をしていくのかはまだ検討中、という感じです。

ただ、限界集落といってもそれぞれの地域に特色があるということを念頭に置いて行動していかないとな思っています。ロッジの周辺地域の目黒では、代表の細羽さんが先に移り住んでくれていたこともあって、私が来た時にはもう既に地域の人と関わりやすい土壌ができていました。けれど、0から自分が移り住んでいくとなると、苦労することがあると思う。そういう可能性があるということは自分の意識として持っておきたいところですね。

今回のインターンを振り返ってみて、自分の中での満足度や達成度は100点満点中何点くらいですか?

70点くらいかなと思います。自分のやりたいことはできたし、地域の人に積極的にコミュニケーションをとることはできました。一方、もっとやりたかったな、と思うのは、サン・クレアに目に見える形として残せるものを作る、というところですかね。もしあと1か月くらい期間が長かったら、目黒地域のマップを作って、どこに何があって何が魅力なのか、というところを可視化したかったなと思います。

地域の生活にどっぷりと浸り、地方創生という難しい課題についても自分なりの意見をしっかり持ち、今後の展望を話してくれた堀口さん。今回のインターンの経験をこれからの未来にどう活かしていくのか、彼女の活躍が楽しみです!

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。引き続きインターン記・インタビューをアップしていきますのでよろしくお願い致します。

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