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【森の国住人インタビュー】SELVAGGIO、料理人堀ちゃんにインタビューしました!

Selvaggioの厨房で前菜、ピッツァ、ドルチェを担当している堀ちゃんはスタッフ、お客さん、みんなから愛される元気な女の子。
そんな彼女は1年前、知人の紹介で東京杉並区から愛媛森の国に一人でやってきた。料理も未経験。友達はゼロ。そんな彼女を動かしたのは、食に対する熱い思いだった。



都会育ちだけど、自然が大好き

Q.ここにくる前はどんなことをしていたのですか?

社会人一年目は東京の病院の管理栄養士をしていました。そんな中レストランで働かない?と知人から誘われて、一度見に来たんです。もともと田舎に住んでみたいっていう気持ちもあり、良いな〜と思って、前職を辞めて、2020年4月1日から森の国にやってきました。

Q.田舎に住みたい、とは言っても、ここまでド田舎に住むことは抵抗なかったのですか?

そんなになかったです。小学生の頃、2週間程、福島鮫川村のキャンプに姉と一緒に行っていて、飯盒でお米を炊いたり、鶏の鳴き声と共に起きて、卵を集めるところから子供たちでやったり、川で手掴みで鮎捕りをしたり、星空を観に行ったり、森の国と同じようなことをやっていたんです。
親も旅行が好きで、月一回くらい旅行に出かけたり、山登りをしたりして、自然との触れ合いは都会にいたけど多かった方でした。

お婆ちゃん家も家から車で2時間ほどでいけてしまうくらい近かったので、帰省も、周りのみんなは田舎に行っていて羨ましかったんですよね。

大学生になってからも、友達と富士山の頂上まで日の出を見にいったり。

最近の若い人ってゲームばっかりするじゃないですか。でも私はとにかく外遊びが好きで、猿みたいな感じで生きて来たんです。笑



移住後の森の国生活

Q.住んでみてここの暮らしはどうですか?

立地最高だな、と思います。人もみんな優しいし。山の下降りたとこのしばさんとか、岡村さんとか、第二の母みたいに本当に良くしてくれて、ローズマリーとか、バジルとかハーブ系をちょうだーいって言っていただいています。笑

Q.都会に戻りたくなることはありますか?

生活面では全然平気です。
一つ挙げるとしたら、友達と居酒屋に行けないことです。
お酒を飲むことが大好きなのですが、東京だったら電車もあるし、終電逃してもオールすれば良いので、気軽に飲みに行けますよね。でもこっちはまず車じゃないとどこも行けないし、飲む友達も職場の人しかいないので、そこは、東京と違うと感じる点ですかね。

それでも夏が終わって、5日間の休みと、1月にも1ヶ月の長期休みを頂けて、東京に帰り、親や祖母、友達にも会えたので、それで十分でした。

友達もこっちに遊びに来てくれたり、自分が作ったピッツァを冷凍してECサイトを通して友達に届けることもできるので、離れていてもいいな、と思います。

Q.休みの日は何をしますか?

プラプラしています。松山や、大津や、高知など、一人でいろいろなところに行っています。
じっとしていられないので、あー良い天気だなーと思ったら、車に乗って、どこ行こうかな〜と考えながらとりあえず外に出ます。あとは温泉好きなので、家の隣にあるぽっぽ温泉には週に一回行っています。



「自分が好きな食べ物のことを知っている管理栄養士ってすごい」

Q.なぜ食の世界で働こうと思ったのですか?

やっぱり食って私の中で大きくて、親の料理もすごく美味しかったし、週一くらいで外食に行ったりする家庭で、昔から食べるのが好きだったんです。
中学の頃も、お菓子を作ってみんなに配ったりして。
ただの自己満なんですけど、喜んでくれる友達をみると、あーよかったーと思って。なので中学生の時から夢は管理栄養士で、大学でも、管理栄養士の資格が取れる大学に進みました。

Q.食の中でも、なぜ管理栄養士になりたいとおもったのですか?

私のいた中学校では給食の時に食育活動とかもしてくれていたのですが、その時に、私の好きな食べ物のことを、こんなに知っている管理栄養士さんすごいなーって思ったんです。めっちゃ詳しいじゃんみたいな。笑 それから給食室にもよく見にいくようになって、厨房の中も見せてもらったりして、めっちゃ良いじゃんこの人たち、優しいし、美味しい料理もつくれるし、と思って。
栄養士になったら、私が好きな食べ物のことを知れるんだ、と思って管理栄養士になることを決めたんです。



とにかく料理がやりたかった

Q.実際管理栄養士として都内で働いて、どうでしたか?

厨房に入って料理がしたくて管理栄養士になったんですけど、前職では病院の200〜300食の盛り付けして、片付けをする、という業務で、料理を作ることができなかったんです。それはそれで楽しかったんですけど、やっぱり料理がやりたかったんですよね。

Q.料理は未経験でピッツァの厨房に入って大変でしたよね?

もう、超初心者なので、最初は何がわからないかもわからなくて、大変でした。ただ、料理作るのが楽しいな〜って思っています。美味しかったものとか、直にお客さんに聞けるのも嬉しいです。

でも自分がここに来る前は、パスタもそんなに好きではないし、ピッツァも焼きたいと思って来たわけではないので、まさか私がピッツェリアで働くなんて思ってもみなかったです。
今はパスタってこんなに美味しいんだ〜って、パスタの美味しさに気付いて、好きになりましたが。

Q.今Selvaggioの厨房では何の担当をしていますか?

前菜と、ピッツァと、ドルチェを担当しています。
お店で食べに出かけて、私にも作れそうだなー、とか、美味しいなと思ったものを実際に作ってみて、アドバイスいただきながら、めちゃくちゃ自由に作らせていただいています。

休業中にたくさんピッツァを練習する機会も頂けて、今のところ毎週ピッツァを考えてお出しするので、お客さんの反応を聞くのも楽しみです。

自分の考えたピッツァが出るとやっぱり嬉しくて、ホテルのサービスの人から、「今日のこのお客さんがピッツァ美味しいっていってたよ」とか、感想を聞くと、めちゃくちゃ嬉しい、よかったなって思います。



Q.これからどんなことを頑張りたいですか?

ピッツァももちろんですが、今自分のポジションの一つでもある前菜を頑張りたいと思っています。

東京に戻った時に、他のレストランで食べる経験をストックしなきゃと思って、1週間毎日食べ歩きをしていたのですが、私が知らないものがたくさん出てきて、すごく勉強になって。
そのなかでも東京のとあるお店の前菜がもうめちゃくちゃ美味しくて感動したんです。友達と二人で食べながらめっちゃ笑顔になって。ピッツァ、パスタ、メインが美味しいところはやっぱりたくさんあるけど、前菜からこんなテンション上げてくれるお店ってすごい。
私も前菜からお客様をワクワクさせられるような料理を出したい、と思いました。

大人になったらどんどん聞きづらくなって、料理の勉強ができるのは今のうちだと思うので、頑張っていきたいです!

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