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【Vol.8】社内初のデザイナー、小野さんにインタビューしました!★前編★

 皆さん、こんにちは!インターンシップ生の熊崎海乃です!

 今日は、昨日のインタビューに引き続き、現場に立ちながらもサン・クレアのデザインの担当もして下さっている小野直樹さんにインタビューしました。小野さんは、2019年11月にサン・クレアに中途入社し、本社のある福山の「福山オリエンタルホテル」で1年間勤務した後、2020年11月より「水際のロッジ」に異動。全社デザイン兼フロントスタッフとして活躍をされている方です。

 小野さんのプロフィール

広島県福山市出身。高校卒業後は、地域リーグにてプロサッカー選手を目指し活動。引退後はまったく経験のなかったデザイナーを目指し転職。現在は、株式会社サン・クレア初の社内デザイナーとして、愛されるホテル作りと地方創生に挑戦中。

小野さんは、昨年1年間、福山で夜勤業務をしながら、社内のデザイン業務も担当して
いたとお聞きしました。実際、忙しさはどうでしたか?

 めちゃくちゃ大変でした。(笑)最初は、デザイン業務だけではなく、フロント夜勤業務も兼務になると聞いて、入社を迷っていた時期もありました。前職でデザイン業務に携わっていた時よりも、実際に勤務をして感じたのは、ホテルは「デザインしないといけない事」、つまり課題が沢山あるということでした。前職よりも早いスピードで色々なことに携われたので、正直夜勤はキツい部分もあったんですけど、全てにおいてプラスだったかなと思います。

今までは、お客様から受注したものをデザインしていたと思いますが、
今回(サン・クレア内では)初めてデザインの内製化ということで、実務を分かりながらの
デザイン作業をされていますよね。何か違う部分はありますか?

 そうですね。やっぱり中にいて、自分が感じている課題の部分をデザインに反映できるというのは良かったですね。感じたことを伝えるためにキャッチコピーから考えたりだとか、体験をもとにアイデアを出したりとか。今までは、お客様のオーダーありきで作っていたのが、自分が中にいて、例えば「制服を変える」とか「イベントのロゴ提案」から全体の設計を考えたりだとか、自分で感じたことをもとにアプローチできるというのは面白いですね。

小野さんは、これまでポストカードや制服、カレンダー、名刺など沢山のデザインを
されたと思いますが、自分の中で1番手ごたえのあった仕事はありますか?

 正直に言うと、今のところまだ無くてですね…苦笑。手探りで色々やっていく中で、どれだけ貢献できているかっていうのはずっと悩んでいます。だからこそ、相談された依頼に対しては、あえて断らないで、すべて受けています。その中で、どうやったらもっと本質的に解決できるかというのを探りながら、試行錯誤しているところです。

まだ自分の中で手ごたえのあった仕事がないとのことですが、自分が1番認められない
部分は何ですか?

 根本の部分で解決できていないものがあって。例えば、「森の国」や「Anchor」というブランドの「実は町と携わっている」というところからちゃんと伝えられているか、とか。「町が活性化した」という結果や、売り上げにつながったという部分、どれだけの人が好きになってくれたかみたいなところがすぐには見え辛いので、現状ではまだ手ごたえがないですね。一つ一つの案件は全力でやっているけれどだからこそ、もっと色々なことをやっていかなきゃいけないなって思っています。

小野さんは「課題を解決する」デザインを目指しているんですよね。
一例ですが、より多くのお客様を集客する「マーケティング要素」に納得がいっていないという
事ですか?(人事/栗田さんより)

 例えば「来てくれるお客様を150人にする」という目標があったとしてどんなお客様なのか。「なんとなく来てくれた人」なのか「僕たちのことを知って興味を持ってくれた人なのか」、もしくは「1度体験してすでに好きになってくれた人なのか」とか。そういうところまでちゃんと意識して出来ていないかなというところですね。今は、がむしゃらに目の前の課題にトライしている状態。その中で「何のためにやっているか」という本質を考えながら行っていきたいですね。

ここ「森の国」にきて、地域ブランディングをしている彦田さん、
アートディレクターの飯島さんなど、ご経験豊富な方々と仕事をするようになったと思いますが、
何か気づきはありましたか?

 まだ正直、そんなに話せていない所ではあるんですが…苦笑。でも、やはりスケールの大きさを感じます。特に考え方の部分で学ばせていただいていますね。飯島さんも「体験したことがすべてデザインに生きる」って仰られていて。デザインの本を見て勉強するとか、パソコンに1日中向き合って...とかではなくて、人生の中での経験がそのまま生きるんだよって話をしてくださって。今、彦田さんとも新しいプロジェクトを進めているんですけど、そこではディレクションに挑戦していて、進め方がまた違うので、そこもすごく勉強になっていますね。

※彦田さん、飯島さん紹介ページ https://sun-crea.biz/creative-team/

小野さんが半年後、目指す場所っていうのはどこですか?

 あまり普段、先のことを考えずに生きていまして...。(笑)これだけ変化の多い環境にいると目指す場所ややりたいこともすぐに変化しますし。ただ「人の役に立ちたい」っていうのが根本にはあって、「ディレクター」や「デザイナー」といった肩書きやスキルの部分ではなくて、「人」としてどれだけやれるかが大事だと感じています。今、森の国の地域紹介メディアを運営しているのですが、この町が盛り上がるきっかけを作れたら楽しそうだなと思っています。全部が新しいものじゃなくて良くて、伝えることで、その町の本来の良さを生かしたり、誰かが挑戦するきっかけになったりすると面白くなりそうですね。

仕事が多かったり、急な要望もあるとは思われますが、その際はどうしていますか。

 本当に関わってる人がみんな良い人なので、やはりどうにかして力になりたいという気持ちがあります。「忙しいから出来ない」とかではなくて、みんなでいい会社を作っていこうと頑張っているので、どんな制限の中でも自分が出来ることをやります。なので、毎回、「最善を尽くします!」と返事をしています。

サン・クレアでは中途採用やインターンシップを若干名募集していますが、
どんな人に来てもらいたいですか?

 何でもいいので、自分で何かに挑戦したい!と思っている人ですね。たくさん失敗したことのある人とか!応援しあえる組織が良いと思っていて、誰かが頑張っていたら、誰かがサポートするみたいな。そういう雰囲気が最高ですね。あとは、あんまり悲観的ではなくて、前向きな考え方の人が合うと思います。出来るわけない、と諦めるのではなくて、出来るようになるにはどうすればいいかを一緒に考えてくれる人。何かあったら絶対力になってくれる人がいるので、僕たちのこともぜひ助けてください(笑) 

 兄弟写真みたいになってしまいました、とても仲良しです!(^^)

 前編では、人事の栗田さんにご協力を頂いてインタビューをしました。後編では、学生目線の知りたい事を私の言葉でインタビューしていきたいと思うので、ぜひ後編も見て頂きたいです!

ホテル運営・企画スタッフ
四万十川源流で、ホテル・観光・教育・地方創生に携わるインターンシップ募集!
私たちは、約30年間のビジネスホテル運営ノウハウをもとに、2015年10月に設立しました。 「単に寝泊まりするだけではないホテル創り」を大切な考え方として、2018年12月に中古マンションを地元企業様とコラボレーションをして、ホテルへリブランディング。地域の魅力を発信できるショールームの役割を担うアンカーホテル福山をオープンしました。 その後は、2020年3月に岡山県倉敷市に、インバウンド向けにわずか8室の「NAGI Kurashiki」をオープン。同年3月下旬には、愛媛県松野町から民間譲渡いただいた森林リゾート「水際のロッジ」をリブランディングオープンしました。 そして同年夏には広島県広島市に「NAGI Hiroshima」「LAZULI Hirosima」をオープンし、合計7棟のホテルを運営しております。 ▼運営するホテル詳細はこちらから確認ください! https://sun-crea.biz/business/tourism/
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