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《受験生は何を考え行動しているのか?》55組のインタビューでユーザー像をより明らかに

スタディプラスでは、ユーザーにとってより価値のある体験を提供したい、ユーザーがStudyplusを使うことで幸せになって欲しい、そんな想いで日々プロダクトを育てています。

そんなユーザーのことをよく知るために、たくさんのインタビューを実施しています。今回は多くのインタビューを担当している2人のデザイナーに話を聞き、ユーザーとの向き合い方を探ります!

小松尚寿(こまつ たかひさ) (写真右)

大学在学時からWeb制作会社でアルバイトをしてWebデザイン・インタラクション制作を経験。そのまま就職し5年勤務した後、初期のGREEにクリエイティブディレクターとしてジョイン。その後、Webサイト制作の受託を中心にフリーランスとして8年半活動し、約2年半前にスタディプラスに入社。

秋間雅予(あきま まさよ) (写真左)

大手家電量販店の販売職からキャリアをスタート。その後POP作成の担当となったことでグラフィックに興味を持ち、退職してスクールに通いWebデザインを学ぶ。デザイン制作会社・フリーランス・ファミリー向けアプリの運営会社で経験を積み、2017年8月にスタディプラスに入社。

―ユーザー調査の結果をプロダクトに反映するため、具体的にどのような取り組みをしていますか?

ユーザーをより深く知るため、1ヵ月で55組のインタビューを実施!

小松:スタディプラスでは、ユーザー調査から企画の立案、UIデザインまでデザイナーが一貫して担っています。先日はユーザー調査の一環として、約1ヵ月で55組の高校生・大学生にインタビューを行いました。

Studyplusは大学受験生の3人に1人が使っているので、メインのユーザーである高校3年生や、卒業したばかりの大学1年生を中心に声をかけました。

秋間:中には「Studyplusのお陰で成績が上がったので、お礼を言いたくて来たんです!」というユーザーもいて、とても嬉しかったです!多くのユーザーが使ってくれていることは数字で分かっていたのですが、実際に会う機会は今回が初めてだったので、このユーザーインタビューは私にとっても、とても思い出深いものになりました。

受験前の貴重な時間を使って遠くから来てくれた高校3年生、改善案を持って来てくれた大学生・・・色々なユーザーと会うことが出来ましたし、Studyplusがユーザーから愛されていることを実感し、より良いサービスにしていきたいという想いが一層強くなりました!


―なぜ、ユーザーと直接会ってインタビューをすることになったんですか?

”ユーザーのことをちゃんと見えているのか?” という危機感

小松:アプリのレビューや問い合わせでユーザーの声に触れる機会はあるのですが、「本当に僕たちはユーザーのことを正しく理解できているのだろうか」と思ったことがきっかけです。

ユーザーをより深く知るために、オンラインでアンケートを取るだけではなく、1人ひとりのユーザーに直接会ってじっくりインタビューしたいと考えました。


―ユーザーインタビューにより、どのような収穫がありましたか?

“ユーザーの実態”がよりクリアに見えた

小松:一番の収穫は、ユーザーの姿を具体的にイメージできるようになったことです。これまでも、年齢や志望校などの属性は把握できていましたが、受験生と言っても一括りにはできません。塾・予備校に通っているかどうか、先生や先輩・周囲の友人との関係性、スマホの使い方など様々です。今回はユーザーの表情やしぐさなどをしっかり見ながらインタビューしたことで、思っていたよりも子供らしい部分や、今の10代ならではの思考・行動などの部分も知ることができました。

秋間:勉強中のスマホとの距離のとり方は特に様々でした。勉強の妨げになるので勉強中はスマホに一切触れず、後でまとめてStudyplusに勉強を記録するというユーザーもいれば、スマホを辞書としても使っていて勉強中も手放せないというユーザーもいました。

勉強に集中するためにスマホを機内モードにして使うユーザー、SNSなど勉強に関係ないアプリを消したユーザーも多かったです。

また、周囲への配慮のため、InstagramやTwitterに投稿する際、受験勉強中の友達には表示されないように気をつけているというユーザーもいました。

メインユーザーである高校生・大学生の考え方や価値観を知れたことはとても大きな収穫でした。ユーザーと倍近く年が離れている私たち大人にとって、新鮮な発想も多く、もっともっと話を聞きたい!という気持ちが強くなりました。

―ユーザーインタビューがプロダクトづくりにどのように繋がっていますか?

4つのペルソナを作成し「誰のためにデザインするか」を明確に

小松:インタビュー後はヒアリング内容をもとに4タイプのペルソナを作り、社内にフィードバックしました。今後はより精度を上げながら運用を続け、社内に定着させていきたいと考えています。

秋間:ペルソナの1つに「努力家で成績も良い。環境に恵まれていたこともあり勉強をするのは当たり前になっているが、明確な目標はなくステータスを重視する」というユーザータイプがあります。このタイプはどんな思考でどのような行動をするかを考え、その目線を持って様々な施策のアイディアを出し合ったりしました。

改善やリニューアルにしても、抽象的に「より良く」だときりがありませんし、誰にとって良い状態を目指すのか分かりません。どのペルソナに対しての施策なのか明確になったことで、ユーザーにとって価値のある施策が考えられるようになると思っています。

小松:今後はリリース前のプロダクトを触ってもらったり、企画段階の施策を相談できるようなグループをつくるなど、ユーザーとより近い距離を保ちながら共にプロダクトを育てていきたいです。


―ユーザーはStudyplusの何に魅力を感じてくれていると感じましたか?

仲間と一緒に頑張れる、居心地の良い場所

小松:初期のStudyplusは勉強を記録するだけのサービスだったのですが、SNSの要素が入ったことで利用者が拡大しました。

このことが物語っていると思うのですが、単に勉強の記録ができるだけでなく同じ目標を目指している仲間がいること、ライバルがいることがユーザーにとっての価値になっているのではないかと思います。

他の人がどれだけ勉強しているかを知る方法は、なかなかないと思うのですが、Studyplusでは仲間が何を・何時間勉強しているかを知ることが出来ます。すると「自分もやらなきゃ」という気持ちが自然と生まれるのだと思います。

秋間:そうですね。中高生は「勉強の話を友だちと真面目にするのが気恥ずかしい」という気持ちもあると思うのですが、Studyplusはそれを素直に話せる特別な場所でもあるのだと思います。

勉強時間や成績をTwitterで投稿すると自慢だと捉えられてしまう心配がありますが、Studyplusではみんな勉強しているので気兼ねなく自分の努力を発信することができます。

今回のユーザーインタビューを通して、そんな“居心地の良さ”がStudyplusの魅力だと思ってくれているのかなと感じました!

小松:Studyplusには達成報告というコンテンツがあるのですが、同じ大学に合格したと報告しているユーザー同士が「入学してからもよろしくね!」とコメントしていることがあります。成長して目的を達成してくれたことに喜びを感じると同時に「Studyplusがあって1人じゃなかったから頑張れた」と感じてくれるユーザーをこれからも増やしていきたいです。


小松さん・秋間さん、ありがとうございました!スタディプラスがどのようにユーザーと向き合い、プロダクトを育てているか感じていただけたでしょうか?

ユーザーの成長をマジメに考える職場で、面白い仕事をしませんか?

私たちスタディプラスはしっかりとユーザーを見つめ・知ることで、その体験の価値を高めていこうとしています。現在、複数職種で積極採用中!さぁ、私たちとワクワクする仕事をしませんか?少しでも気になった方はぜひご応募ください!お会いできることを楽しみにしています。

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