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キャラバンワークで得たこと。そして次のミッション…

5泊6日、走行距離1450kmのキャラバンの旅が無事に終了しました。
最初の2日は正直、先が長いな…と思いましたが、振り返ればあっという間の6日間でした。

そもそも、社員旅行の予定が、HELP YOUのメンバーに会いに行こう!
せっかくみんなが一緒にいるなら、事業会議もしよう!と、企画が膨れ上がって
かなり濃い内容のキャラバンになりました。

そんな濃いキャラバンから、いったい私たちは何を得たのか?を書いてみようと思います。

■ハイパフォーマンスに必要なこと

ニットのワーキングスタイルは、生産性の高い場所と時間で働くことですが、
そもそも、高い生産性を発揮できる条件とは何なんでしょうか。

Googleは、成功したチームの5つのカギを明示しています。(参考 re:Work

  1. 心理的安全性
  2. 信頼性
  3. 構造と明瞭さ
  4. 仕事の意義
  5. 仕事のインパクト

そして、心理的安全性が、他の4つのカギを支える土台であり、チームの成功に最も重要な要素だと述べています。

この「心理的安全性」を、今回のキャラバンで私たちは手にした気がします。


■キャラバンで得たもの:何でも言える関係

ニットには、完全リモートで働いているメンバーもいるので、
普段は、全員が顔を合わせることが難しく、
全社ミーティングもオンラインでやっています。

オンラインミーティングでは、意見が飛び交い、オープンな環境ではあるのですが、
キャラバンを通じて、メンバーがより何でも言える関係になったと感じます。

今までは、ミーティングや出社中など、限られた時間内だけメンバーと接していたので、
大人として、社会人としてわきまえた態度でい続けることができますが、
キャラバンとなると、そうもいきません。
朝から晩まで、一緒にいるので、メンバーのいろんな側面を見ることができます。
メンバーの強みや弱点を知ることで、相互理解が深まります。
そして、メンバーからのツッコミが容赦なく入ります。心理的安全性がないとできないことです。
今まで以上に、何でも言い合える信頼関係になったと思います。

■キャラバンで得たもの:チームの団結力

旅にはトラブルが付きもの。
トラブルが発生したときに、チームでどう対応するかが問われます。

最初のトラブルは、レンタカーの手配場所を間違えた私のミスでした。
すると、メンバーがすぐにレンタカー会社に電話をして、手配場所を変更してくれました。さすが!!

予定より時間が遅れた時は、最速のルートを検索するメンバーがいたり、
宿に連絡をするメンバーがいたり、依頼する前に率先して動いてくれます。

また、一日の予定を事前にメンバーに共有していたので、
各自、時間を厳守して先回りして行動してくれます。
みんながリーダーシップを発揮すると、誰かが仕切る必要がないんですね。

メンバーを頼ることができる、これも「心理的安全性」には不可欠です。

■キャラバンで得たもの:メンバーのやる気アップ

ニットのメンバーはかなり食いしん坊なんです。
行くところ行くところ、「せっかく来たんだから、 地元の美味しいものを食べたい!」と、
私が当初見積もっていた予算を超える食費に…(涙)

そのことをメンバーに打ち明けると、
「稼ぐから任せて!」と心強い答えが返ってきました。

さらに、次の社員旅行は〇〇したい!〇〇したら、仕事がもっとできるんじゃない?
年に1回じゃなく、回数を増やしてもいいんじゃないか!
そのために、もっと稼ごう!!!!と、メンバーの仕事への意欲がぐんぐん上がっていくんです。

人事としては、こういう言葉を聞けることが何より嬉しい。
チームの一体感が生まれ、会社の未来に向かってみんなの士気が高まったのは、
キャラバンを企画した冥利に尽きます。

■キャラバンで得たもの:ニットらしさ

実は、キャラバン中にニットは1周年を迎えました!!!!!!
無事に1周年をみんなで迎えられて本当に良かった!

まだまだ走り始めたばかりの組織なので、ニットらしさというのがぼんやりしていたのですが、
今回のキャラバンで、なんとなくニットらしさというものが育まれた気がします。

移動中の車内はツッコミと笑いが飛び交うし、
遠慮していたらモノゴトは進まないし、とにかくみんな自由なんです。

会社特有の空気感は、経営陣や人事が作るものではないと思います。
関わるメンバーひとりひとりが個性を発揮してこそ、育まれるものだと思います。
今回、そんなニットらしさを体感できたのは、人事として大きな収穫です。


さて、次なる私のミッションは、メンバーの士気が高い状態を維持し、
高いパフォーマンスを発揮するための人事制度を構築すること。
今回のキャラバンの熱が冷めないうちに、取り掛かろうと思います。

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