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社員インタビュー: 本当にやりたい仕事を選ぶ!アプリ会社の広告営業から、プロダクションマネージャーへキャリアシフト。


岡田洋平さん プロフィール

1993年生まれ。米国ウェスリアン大学 社会学部・映画学部を卒業後、2016年にLINEに新卒入社。3年間メディア広告営業を経験した後、2019年にSTORIESに転職。現在はプロダクション・マネージャーとして映像企画制作業務に携わる。

ーー本日は宜しくお願いします。まず、STORIESで活躍される岡田さんのバックグラウンドを教えてください。

宜しくお願いします!

私は幼い頃から「ものづくり」と「ものがたり」が大好きで、夏休みに新聞紙でライトセーバーを作ってみたり、長編学園小説を書いてみたり、ピアノで青春POPソングを作曲してみたり、とてもクリエイティブな子供時代を送っていました。

大学に入学してからは「ものづくり」と「ものがたり」の両方を兼ね備える映像という世界に惹かれ、映画理論の授業や学園祭のCM制作などを通して「映像制作って、面白い!」と思うようになりました。当時は、映画と広告、どちらの道に進みたいかとても悩みましたが、紆余曲折を経て広告を選び、LINEの広告事業部に入ることにしました。

「ここでめちゃくちゃ面白い広告を作ってやる!」という熱い想いで入社したものの、配属されたのは営業職。入社初日に「あれ、違うかも」と思いました(笑)

ーーなるほど。その後STORIESに転職することとなったキッカケは?

何度か会社を辞めて映像の道に戻ろうと思ったことはありましたが、すぐに辞めたら負けな気がして(笑) まずは3年間頑張って働き続けました。仕事にも慣れて時間にも余裕ができた入社3年目のタイミングで、友達と一緒に短編映画を制作することになったのですが、それがやっぱりめちゃくちゃ楽しくて。もう一回映像制作にチャレンジをしたいと思ったのが大きなキッカケです。

wantedlyで映像制作会社を探しているとSTORIESを偶然見つけました。LAにもオフィスがありバイリンガルを生かせる環境であるということと、ストーリーテリングを武器にしていること、そして少数精鋭のチームであることに惹かれ応募をしました。

ーー面接ではどういった印象を持ちましたか?

STORIESでの面接は、人生相談を受けているようでした (笑)

人事担当者との一次面接はまるでソクラテス式問答法のような質問の仕方をされ、私自身の回答によって自らの殻が剥がれていき、自分の本質について探究をしてゆくカウンセリングのような時間でした(笑) そこで改めて、自分はどう在りたいのか、そしてSTORIESにいるべきなのか、を考えさせられました。

二次面接ではプロデューサー数名と面接をし、映像プロデューサーの心得を学び、「ものづくり」の面白さを実感しました。

そしてCEOとの最終面接でSTORIESの「ものがたり」に対しての熱い想いをきき、一次面接で発見した自分の価値観と照らし合わせた時に「私がいるべき場所はここだ!」と感じました。

ーー前職とは全く違う業界へのチャレンジとなりましたが、不安などはありましたでしょうか?

大学での授業や趣味の範囲で映像制作はしていましたが、プロとしては全く初めてだったので本当に活躍ができるかどうかが不安でした。

ただ、一から学び直し、当たって砕けるしかない!という強い気持ちがあったので、不安よりもワクワク、メラメラの気持ちの方が大きかったです。

また、前職で鍛え上げられたコミュニケーションスキルをこの仕事に生かせると思ったのでそこには自信がありました。今となっては、3年間営業をやっていたのは全く無駄になっていないと思っていますし、色々と教えてくれた前職の上司や同僚には感謝ばかりです。


プロダクションマネージャーへのキャリアシフトの2年半について

ーーSTORIESに入社されてから任されているお仕事について教えてください。

私はプロダクションマネージャー (PM) という役割を任されています。一言でいうと映像制作の進行をする司令塔みたいなポジションです。予算・スタッフ・スケジュールをコントロールし、映像のクオリティを最大化するために円滑にプロジェクトを進行をするのが仕事です。

例えば、とあるクライアントに自社のブランドイメージを変えたいという依頼されたとしましょう。まずプロデューサーとタッグを組んで、企画の立案をします。プロジェクトによっては自ら企画を考える場合もありますし、クリエイティブディレクターがより良い企画を考えられるように、リサーチや資料作成など企画立案の補佐をする場合もあります。

提案をした企画が例えば3分のショートムービーだった場合、それを制作するにあたり誰が・いくらで・いつまでに・なにを・どうやってやるのか、つまり全体のスケジュール、スタッフィング、予算組みをします。その企画と予算に合う監督や、カメラマン、照明、美術スタッフは誰が最適かを考える。納品日から逆算をし、オーディション日、ロケハン、打ち合わせ日、撮影日、編集日などのスケジュールを引く。撮影日が近くなると、香盤を組み車両の動きを整理し、機材や美味しいお弁当、キャストに渡すお花などの手配をする。撮影が終わるとオフライン編集、音楽/SE制作、ナレーション撮り、CG制作など様々なポスプロの部署と連携して映像を仕上げるなど。やらなくてはいけないことは本当に多岐に渡ります。

ーー大変そうですね、、、

これを全部ひとりでやるとすごく大変だと思います(笑) ただ、映像制作はチームプレイであり、プロデューサーと相談しながら進め、プロダクションアシスタントと一緒にタスクをこなすので、大丈夫です。社内の制作部だけではなく、社外のクリエイティブディレクター、プランナー、監督、撮影部、照明部、美術部、編集マンなどもみんな同じチームメンバーです。

映像制作がチームプレイであること、そしてチームメンバーがそれぞれの道のプロであることが、私にとって最大のやりがいだと思います。映像制作をアニメに例えるとワンピースの麦わら海賊団みたいです。船長のルフィはどんなに強くても彼1人では海賊王になれないですが、色々な個性や強みを持った仲間と一緒に冒険をする事でより大きなことを成し遂げることができる。映像制作も、さまざまな道のプロの力を合わせ、1人では決して作れない大きな作品や広告をつくるというチームプロジェクトで、プロデューサーやPMはその仲間を集めて舵を切る船長のような存在なのです。そんなジャンプの漫画のようなワクワクすることをお仕事にできるのは幸せです。

ーーその他にPMの面白みなどありますでしょうか?

これはSTORIESでだからこそできることなのかもしれませんが、PMは船長みたいな自由な存在だからこそ、なりたいと言えばなににでもなれるチャンスがあります。

つまり、企画担当はクリエイティブディレクターだったとしても、PMが面白い演出を思いついたら監督に提案をしてもいいですし、編集をしたければエディターを雇わずに手を挙げて自分でやるのもありです。PM業以外のチャンスはたくさん転がっていて、それを掴むことができれば他のPMとは違う色を出すことができます。そういう意味でいうと、例えば監督になりたい人はPMから始めてチャンスを探るのもひとつの方法だと思います。

ーー岡田さんの場合は?

私は将来的に企画もできるクリエイティブプロデューサーになりたいので、普段から良い企画を作ることを心掛けています。社内で企画のブレストをする時は必ずアイディアを出しますし、自分が考えた企画がクリエイティブディレクターに認められ実施に至ったこともあります。まだまだボツになった企画がほとんどではありますが、クリエイティブディレクターからアドバイスを頂いたりなど、日々企画力がついてきていると思います。

先日、企画力の腕試しもかねてヤングカンヌという世界的な広告祭に参加をしたのですが、フィルム部門でファイナリストに残ることができました。PMとしてこういうことにチャンレジさせてくれる環境はなかなかレアかもしれません。

もう一つは、音楽制作です。もともと音楽を作るのが趣味で好きなのですが、Vコン作成の時に音楽をアレンジして載せたり、CMの音楽プロデューサーに勝手に作ってみた音楽を提案したりすることもありたす。プロじゃないのにでしゃばるな!と怒られてしまうこともありますが(笑)


(岡田のデスクには電子ピアノが置いてある)

ーー本やぬいぐるみなど色々と置いてあるんですね。

私は新しい案件を担当する時に必ずそのクライアントのサービスやプロダクトのことを徹底的に理解をしようとします。ゲームの案件があったらそのゲームを買ってクリアする。コーヒーの案件があったらコーヒーの本を読んだり、実際に飲んでみたりする。子供教育についての案件があったら教育関連の本を読む。そうすることでより企画を作れたり、クライアントとのコミュニケーションをスムーズにできたりするので、リサーチするのはおススメです


STORIESの仲間たち


ーーSTORIESにはどんなメンバーが集まっているか?

みなさん本当にユニークなメンバーばかりです!インドネシアのバリ島でスピリチュアルな人生を送っていたプロデューサーや、家に食器をひとつも置かないポリシーのミニマリストのPMや、心理学で恋愛術をハックしたというPMなど、いろんな人がいます。

実は毎月制作部内で「月末勉強会」というものをおこなっており、各メンバーが交代制で先生になり自分の好きなトピックについて授業やワークショップを開く、というものです。恋愛をテーマにした短歌ワークショップを開いたり、ガンダムについて熱く語ったり、ボードゲームを実際に遊びながらその奥深さを教えたりなど、内容はとても自由です。そういったイベントを通して同僚のことをもっと知れるので、本当にみんな仲が良いです。

ーーSTORIESでの今後について

今後、私はもっとPMとしての能力を上げていきながら、いずれは企画立案もできるクリエイティブプロデューサーになりたいと思っています。CMなどのブランデッドコンテンツはもちろん、STORIESのオリジナルコンテンツの制作にも今後携わりたいです。幼い頃から持っていた「ものづくり」「ものがたり」の情熱を引き続きSTORIESで注ぐことができれば嬉しいです。

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