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人事が「人事以上」であるために

こんにちは、スタメンの田中です。1人目の人事・採用担当として、スタメンに2018年4月に入社しました!

まずは自己紹介も兼ねて、スタメンの人事としての想いをお伝えできればと思います。タイトルの通り、「人事」にとどまらない「人事」になりたいと思っています。

大学を卒業して一度は東京で就職しましたが、転職を機に、地元愛知に戻ってきた形です。新卒では2015年にUSENという会社に入社しました。

就活時には有名な会社ばかり受けていて、まさか自分が数年後に創業2年のスタートアップにいるだなんて思っていませんでした。振り返ると、大学~社会人初期にかけて考え方が少しずつ変わっていったんだと感じています。

キャリア観の変化

大学時代は部活やアルバイトに熱中しており、ごく一般的な大学生だったと思います。ベンチャーという言葉には全く興味がなく、むしろなんとなく毛嫌いしていたくらいです笑。

ただアルバイトを通して、自分で工夫しながら仕事をする楽しさを感じたり、まったくの未経験から新しいスポーツを始めたり、それはアイスホッケーという超マイナースポーツだったけれど、そのスポーツを広めていく楽しさを知ったり、人生で初めてリーダーの立場を経験して、自ら物事を作り動かす面白さと難しさを知ったり。

知らないうちに、大手よりもベンチャーの方へ道ができていたのかもしれません。

社会人になってからは、若手の発言が認められる社風の中で意見を出せたものの、一方で早くから責任ある仕事をしているベンチャー企業の人事が羨ましく思うようになりました。

上記のような経験を通じて、整った環境を与えられるよりも、自分で動き考えながら環境を作る方が自分には合っていると思うようになりました。

スタメンとの出会い

「ベンチャーで働きたいなー」と思いWantedlyを見ていると、スタメンという会社を発見しました。

出会いは偶然でしたが、調べるほど事業や仕事に惹かれ、この会社で働きたいという気持ちが高まっていきます。結局、他の会社はほとんど受けることなく入社を決めていました。

-TUNAGが目指す世界への共感-

僕のこれまでを振り返ると、様々な場面で先輩や上司への信頼関係が原動力になっていたことに気が付きます。今思えば、これがまさしくエンゲージメントでした。

大学時代にアルバイトをしていた時のこと、アルバイトという立場でありながら真剣に仕事に取り組むメンバーが多く、常に地域でトップクラスの売り上げを誇っていました。

店長のメッセージが従業員に浸透していたり、コミュニケーションが盛んであったり、目標を共有し高め合う風土がありました。各自が工夫し成果を出す文化があったと思います。

所属していたアイスホッケー部では、同期のいない学年で一人、下級生を引っ張ってくれるキャプテンがいました。応援してくれるOBや後輩のため、孤独な環境の中でも毎日メッセージを発し、周囲を引き上げる姿にメンバーは奮起します。

その方は最後の大会直前に負傷欠場するのですが、「キャプテンのために」という想いで全員が団結して勝利を目指しました。結果、1勝を挙げることができましたが、試合に勝って泣いたのは、あの時が最初で最後です。(そのときの写真を載せています)

社会人になってからは、尊敬できる上司のもとで3年間を過ごすことができました。

会社の未来を担う人材を採用する仕事にはプレッシャーも伴いますが、無事に入社まで迎えられた瞬間には大きな感動があります。採用は会社を代表して業務が多いため、高い水準が求められハードワークが必要なときもありますが、それを支えてくれるのは周りのメンバーでした。

上司の涙にもらい泣きをしたり、先輩に厳しいことを言われたり、毎週のように油そばを食べながら仕事について語ったりしたのは良い思い出です。

面白いのはメンバーがほとんど変わらずとも、トップや組織全体への信頼感が少しでも揺らぐと結束が弱まり、成果が一気に小さくなってしまうこと。アルバイトでも部活でも会社でも、そのような経験をしました。

組織の大小に関わらず、物事の成否を分けるエンゲージメント向上を目指すTUNAGというサービスには意義があり、世の中に与えられるインパクトはとても大きいと思っています。

もう1つ、僕には仕事にワクワクできる人を増やしたいという想いがあります。

周囲の友人や採用活動で出会った学生さんを見ていると、働くことへネガティブな感情を持ち、社会に出る前から仕事や会社に絶望を抱いている人が多いように映ります。

人生の大半を占める仕事や会社を楽しめると、人生も楽しくなる。これからスタメンに入る人や、ひいてはTUNAG事業の先にいる人たちにそういったワクワクを届けたいと思っています。

人事として目指す姿

 まず、僕の目の前のミッションは、1人でも多くの方にスタメンという会社を知ってもらうこと。これからスタメンを知る方に対して情報を発信し、興味を深めていただける状況を作っていきます(ちなみに、見事入社が決まってTUNAGにログインできるようになると、会社の温かみを知ってエンゲージメントがさらに高まります)。

次に、ビジョンに共感し、同じ目標に向かって取り組める方に寄り添うこと。採用の仕事を行う上では、僕は「本音」で向き合いたいと思っています。

特に新卒採用では、企業と応募者の間にはとてつもなく大きな壁があります。就職することよりも、自分に合う会社で長期間活躍できることの方が大事。良いところも足りないところもお互いにしっかりと理解するための場作りを心がけていきます。

スタメンでは「事業は人が作る」という考え方をとても大事にしています。

入社した優秀なメンバーが最大限に能力を発揮するためにも、社内のエンゲージメントをさらに高め、強い会社を作っていくことが必要です。

今は25人ほどの所帯で全員の顔が見えるためコミュニケーションが取りやすい状態ですが、大阪への進出や東京オフィスの拡張など、スタメンは大きく成長していく構想を持っています。そのときに経営陣の想いを薄めずにメンバーに伝えたり、メンバー同士のコミュニケーションを高めたりすることは人事の大きな役目です。

そのためにも、採用や育成、社内制度などの場面で単発の施策を行うのではなく、一貫した意思を持って横断的に考える必要があると考えています。

応募者が興味を持ってから、自社を調べて選考を受け内定となるまで、内定して入社して活躍するまで、単なる思いつきではなく意味のあるストーリーを描いていきたいと思います。

また、スタメン社内で得たエンゲージメント施策の成功体験はお客様への価値提供につながり、さらには自社の利益創出にもダイレクトに貢献できます。もっと身近なことで言えば、人事目線で感じる上手いテレアポや上手い営業を言語化してコンサルチームにフィードバックすることなども、営業力向上につなげられるはずです。

社内組織だけでなく、事業全体にも影響を与えられる人事になりたいと考えています。

最後に

社会に大きな影響を与えられる事業、会社の成長に貢献できる仕事、部署や役割を越えて気持ちよく働けるメンバー、社員思いの経営陣、開放的なオフィス、日々変化していく環境など、数えればきりがないくらいの魅力がこの会社にはあります。

そんなスタメンの新たな仲間として、会社とともに成長していく熱い想いを持った方とお会いできるのを楽しみにしています。

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