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【ISSUE採用vol.2】ISSUE採用の全見出しと手応えを大公開

こんにちは!図面 / 現場施工管理アプリ『SPIDERPLUS』を開発・販売するスパイダープラスの採用広報です。

2021年3月30日にスパイダープラスは、東証マザーズに上場を果たし、もうすぐ半年が経過します。日々変化が求められる環境の中で S+ のエンジニア採用における新しい取り組み「ISSUE採用」について進展をご紹介したいと思います!

前回のストーリーでは「スパイダープラスが求職者にISSUEをオープンする理由とは?」という記事を公開させていただきました。

本記事は、その続編として「ISSUE採用」その後の進捗についてVPoEの石井さんにお話しを伺いました。ぜひご一読ください。

▶︎ICT事業部 開発グループ VPoE 石井功一

広告業界、通信業界にて情報システム部門責任者を歴任。のちデジタルコンテンツ制作会社にてエンジニア部門管掌取締役として経営を経験。2020年当社に参画。

※所属部署・役職など、記事内に記載の内容は取材時点のものです。
※本記事では会社名を「S+」、プロダクト名を「SPIDERPLUS」と表記をしております。

ーー石井さん、簡単に自己紹介をよろしくお願い致します。

はい。まずはこれまでの経歴をざっくりお話しさせていただきます。過去、求人広告の会社でWebサービスの開発から社内システムの整備まで思うがままにやらせていただきまして、その後のITバブルの時期にベンチャー企業で情報システム部門の責任者を担当したのがきっかけとなり、マネジメント業務も担うようになりました。

キャリアの大きな転機は2013年です。当時流行っていたクラウドソーシングプラットフォームの立ち上げで商用サービスの成長を経験し、その会社で取締役として経営に参画、エンジニアの統括およびサービスの成長戦略を担当しました。当時は、残念ながら IPO はかなわず、2017年に株式交換による売却を経験しその後退任しました。

ふと振り返ると自分のキャリアにクライアントワークの知見が足りない事に気づき、SIer でマネジメント職、法人向けの Web サービスを提供する企業で技術顧問などを経験し、2020年に S+ へ参画しました。


ーー前回の記事でISSUEの公開についてお話をしていましたが、改めて今回の取り組みの背景について教えていただけますでしょうか?

東証マザーズへ上場しましたので、これまで以上に事業拡大をするために、一気にアクセルを踏んでいきたい、プロダクトとしても次のステージに向けてさらに大きなチャレンジも控えてるということが背景にあります。

それを実現するには、採用活動をもう一段階強化する必要がありました。採用人数も増えてきましたし、だからと言って組織の濃度を下げるような採用もしたくない。これまでの採用の延長線上ではなく、手法も変えていく必要があったのです。

建前で「魅力」の部分だけを打ち出すよりも、等身大の腹を割った姿に共感してもらいたいですし、外部の人事パートナーからもそのほうがスパイダープラスの良さが伝わるんじゃないかという意見もいただきました。上場という会社のステージが変わるタイミングであるからこそ、安定志向の方ではなく挑戦を楽しめる方とお会いしたいと考えた時に、ISSUE採用は効果的な手段ではないかと考えました。


ーーでは、 設定されたISSUEごとに感想や手ごたえなどを教えていただけますでしょうか?


▶︎ISSUE01
「社会課題を解決する建設業プラットフォームに挑戦する」

日本が抱える社会問題のひとつである「建設業の深刻な人手不足」。これを S+ は建設業のDXを推進することで解決しようとしています。しかし、SPIDERPLUS はまだまだ道半ば。我々が建設業の随一のプラットフォームとなり、この深刻な問題を一緒に解決してくれるエンジニアを求めています。

石井:ここは建設業界が抱える課題をDXの推進により解決するというテーマです。DXはともすればバズワードになりがちで、さまざまな定義を各所でしているのが現状だと見ています。そんな中でこの抽象的な課題設定に対し、自分なりの定義をしたうえで、業界のことはよくわからないけれどもスキルを社会課題の解決につなげたい。という方との出会いが増えました。

▶︎ISSUE02
「グローバルで戦えるSaaS企業になることを見据えた組織作りに挑戦する」

建設DXを通じて、日本の社会課題を解決したその先では、グローバル展開を開始します。すでに SPIDERPLUS は海外の施工現場の一部では使われていますが、本格的な海外展開を見据え、世界で戦える SaaS 企業になるための組織作りに挑戦します。我々の理想の達成率は5%。残りの95%を一緒に挑戦する組織の中心となるエンジニアを求めています。

石井:特に「グローバル」というキーワードが気になっている方が多いです。海外展開用の大きなチームが存在しているように感じる方もういるようですが、そんなことはなく、お客さまとともに少数精鋭で開拓している状況をお話しすると益々興味を持っていただけるテーマとなります。

▶ISSUE03
「世界一の建設テックカンパニーを目指し、エンジニアのスキルアップの仕組み化に挑戦する」

エンジニアのスキルアップの仕組み化が十分に整備できておらず、まだまだメンバー各自が学ぶスタイルに頼っています。現在、30名を超えるチームとなっており、社内勉強会はリードエンジニアが主体となって開催し始めていますが、今後は社外も巻き込んだ勉強会など様々な取組みを実施したいと考えています。またコードレビュー、ペアプログラミング、リファクタリングの仕組み化はもとより、共に組織作りをしてくれる仲間を求めています。

石井:実装に関して一定の経験と実績を持たれた方は、「組織開発」というテーマに興味をお持ちいただくことが多いようです。そのような背景からこのISSUEに関しては非常に多くの方に興味を持っていただき、カジュアル面談でもざっくばらんにこんな取り組みをしている。という情報交換から会話が始まることが多いですね。

▶︎ISSUE04
「数十万人の現場監督が利用するサービスの提供に向けて、SREを強化し生産性を3倍に上げる」

2008年に開発着手した SPIDERPLUS ですが、やや古い開発スタイルから脱皮できておらず、2020年よりプロダクトはもとより本格的に周辺技術を強化しています。そのひとつがSREの強化です。自動化が為されていない業務が多数発生しており、様々なポジションのメンバーが運用業務を手動で対応をしています。SREの概念を取り入れ、全エンジニアメンバーのパフォーマンスアップを図りたいと考えています。

石井:このテーマは一番と行っていいほど解決に向けて進捗しております。ソフトウェアエンジニアリングを活用していかにサービスを運用していくか。の観点から多くのエンジニアに参画いただいており、SREへの取り組みが進んでいます。

▶︎ISSUE05
「ユーザーが本当に使いたいと思える顧客体験を目指して、UI/UXを改善し続ける文化を構築する」

SPIDERPLUS に求められるのは、現場監督の方々が本当に使いやすいと感じるUIであり、仕事がより楽しくなるUX。しかし SPIDERPLUS では、定義したUXに対しUIを改善し続ける文化が未だ形成されていません。
ユーザーからの改善要望に積極的に応えていくのはもちろんのこと、サイレントマジョリティーの声も反映するような文化を構築したいと考えています。

石井:こちらもUI/UXといったテーマに自分のスキルを活かしたい。と共感いただいたデザイナーの参画が進んでいます。単なるWeb制作ではなく、自身が持つスキルをどのようにUIに活かし、狙ったユーザー体験を提供できるか。またデザイン組織の立ち上げに関わる。といった内容に共感いただいております。

▶︎ISSUE06
「エンジニアの価値貢献を可視化して、開発者体験をよりよいものにしていく仕組みを構築する」

S+ のミッションは「”働く”にもっと『楽しい』を創造する」。そのためには、エンジニア自身が S+ をつくる仕事が楽しいと思える環境が大切だと考えています。例えば、エンジニアに裁量があり、自ら大きな意思決定もできること、ユーザーに必要とされているという手応えを直に感じられることなど、こういった、エンジニアがワクワクできるような仕組みを一緒に構築する仲間を探しています。

石井:こちらはリードエンジニアやマネージャ向けに定めたISSUEではありますが、まだまだ参画していただける方が不足しております。当社のミッションにエンジニアの働き方をつなげるといったテーマですのでご応募いただく時点では少々わかりずらいところはあるかもしれませんが、気になるところがありましたら、どしどし質問ください

▶︎ISSUE07
「SPIDERPLUSの最注力事項であるiOSチームを拡大し、建設DXをさらに加速させる」

S+ のユーザーである現場監督は、工事現場でiPadに必要なアイテムを取り込んで持ち歩くため、iOSでの対応領域の拡大が建設現場のDXを加速することに直結しています。日本全国4万人のユーザーからすでにたくさんの要望をもらっています。iOSエンジニアチームを拡大し、iPadで出来ることを増やし、建設DXをさらに加速させてくれるiOSエンジニアを求めています。

石井:かなり具体的なISSUEなため、多くのiOSエンジニアに参画いただけるようになりました。しかしこちらもまだまだ参画していただく方が不足しております。SESの案件でいろんな現場でiOSの開発をしてきた。という方にも自社サービスで長期的に取り組み、プロダクトの成長を支える。という価値観に共感いただける方の多くいらっしゃいますね。


ーー 石井さんが特に重要視しているISSUEはありますか?

そうですね。公開したISSUEの中でどれが一番重要だということはありません。内容を見ていただければわかると思いますが、全方位にISSUEは存在しており、その分だけ当社へJOIN いただくきっかけがあります。
また、どのようなきっかけであっても、業界の課題に熱量高く取り組み「”働く”にもっと『楽しい』を創造する」というミッションの実現に向けて一緒に走っていただける方と出会えることが最も重要だと考えています。

ーーこの記事を読んでくださっている方へメッセージをよろしくお願い致します。

最近は特にDXやUX、AIなどバスワードになりがちな概念が飛び交っていますが、なにが正解ということはなく、それぞれにどのような定義をして取り組んで行くかが大切であると考えております。

「私はこんな定義をしている」などご自身なりの考えを持たれている方との出会いを楽しみたいので、少しでも興味が湧きましたらぜひ一度お話ししましょう。エントリーお待ちしています!

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