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困った!をチームで解決~デザインチームの課題解決法~

こんにちは。スパイスファクトリー(以下、スパイス)の鷲田です。
私は Interface & Experience Design Division(以下、デザインチーム)に所属し、UIデザイナーとして働いています。

仕事をする中で、課題はつきものですよね。
デザインチームは現在、UXデザイナー5名とUIデザイナー5名の10名体制ですが、チームとしての課題、担当領域ごとの課題、個人の課題など、日々様々な性質の課題が発生しています。

今回は、そんな課題に対してデザインチームがどう解決に取り組んでいるのか、チーム内で行っている課題解決法を3つご紹介したいと思います。

目次

  1. 課題解決法その1. チームKPT
  2. 課題解決法その2. UI ISSUE MTG・UX Matters
  3. 課題解決法その3. 1onN
  4. さいごに
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課題解決法その1. チームKPT

毎月デザインチーム全体で振り返りのKPTミーティングを行っており、これをチームKPTと呼んでいます。
Keep(よかったこと)と Problem(チームとして改善したいこと)、そしてProblemに対する Try(改善策)を立てていき、みんなで協力しながらチーム全体として課題が改善されるように月次で動いていきます。

Problem に上がったものについては、まずはチーム全体で解決方法を話し合います。そこから、課題が解決されるにはどう取り組むべきかの指針を話し合い、Try として落とし込んでいきます。
Try が決定すれば、翌月のチームKPTまでに実行し解決していきます。

直近の例だと、コミュニケーションの取り方に関する Problem に対し、「チーム内で案件ごとに部屋のようなものがあるとコミュニケーションがとりやすいのではないか」という声が上がり、それに対してすぐに「Gather(スパイスが利用しているバーチャルオフィス)にそのためのスペースを作りましょう!」と解決策がチーム内から示され、実行に移りました。

課題があればチーム内で迅速に解決していくことは、スパイスの魅力だと思っています。

課題解決法その2. UI ISSUE MTG・UX Matters

UI ISSUE MTG・UX Mattersは、UIデザイナーとUXデザイナーが分かれ、それぞれの専門的な悩みや業務の進め方などを相談する場です。

こちらは UI ISSUE MTG の様子です。課題やUIデザイナーに少しでも聞きたいことがあれば、Problem として付箋で挙げ、みんなで解決していきます。

今回ご紹介している3つの解決方法の中で、唯一UIデザイナーとUXデザイナーが別れて開催している会で、最近だとFigma の機能についてやエンジニアさんにどこまで詳細に伝えるかなど、UIデザイナーならではの課題を出し合い、チームで解決していきました。

デザイナー同士の仕事の相談だけでなく、個人的に聞きたいことや知りたいことを気軽に話せる環境があることは、課題や質問に対する精神的な負担が少なくなる良い手法ではないでしょうか。

課題解決法その3. 1onN

こちらはチームKPT内で沢山の Problem が上がり解決できなかったものがあったときや、チーム全体に対しての課題があったときなど、不定期に開催されています。付箋で課題を自由に貼っていき、デザインチーム全体で話し合います。

デザインチームのみんなで集まり、フランクにUIデザイナーとUXデザイナーのそれぞれの視点から意見や悩みを言える場となっています。
「この案件のこんなところが大変だった」とか、
「こんなことを行うともっと効率が上がるのではないか」など、
具体的な意見交換も出来て非常に勉強になっています!

さいごに

チーム内で気軽に悩みや課題を共有できる場があることは、「実は自分以外にも同じ課題を抱えている人が居たんだ」と知ることができ、個人で抱え込まないための良い体制だと感じています。

もちろん今回ご紹介した解決方法だけでなく、個人的に他メンバーに相談をすることもありますし、課題解決に繋がるものは新しい手法もどんどんと取り入れていきたいと思っています。

フルリモートや週1日出社など働き方が多様化し、これまで自然と担保されていたコミュニケーションが薄れている中で、チームメンバーが集まって同じ時間を過ごし、互いの悩みを聞く時間は非常に重要だと感じています。(それが例えオンラインであっても)

この記事を執筆することで、一人で悩みを抱えるのではなく、課題をチームで解決していく文化の重要性を改めて感じました。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!



スパイスファクトリー株式会社世界がより良い方向に向かう"触媒"であることをビジョンとし、他の先進国に比べてデジタル化が遅れていると叫ばれる日本において、より社会貢献性・公共性の高い領域でのDXを促進し、デジタルの力を使っての社会課題解決を目指しています。代表を含めエンジニアが4名で立ち上げ、創業以来5年間、売上高は継続して150%成長。人数も直近1年間で2倍の60名規模になっています。★スパイスファクトリーのコーポレートサイトはこちら★採用についてはこちら

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