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結婚式の仕事は、世界を幸せにできる可能性で溢れていると思う

こんにちは、株式会社スペサン 代表の植松です。

さて、タイトルに書いている言葉は、昨年末にウェディングジャーナルさんのセミナーに僭越ながら講師として呼んで頂いた際に、私が話したことです。

結婚式場で働かれている、意欲の高いプランナーさん、現場の支配人さん、営業部門の管理職の方々などが参加されるセミナーだったので、そのような場でお話しさせて頂く機会を頂けて光栄だなと思うとともに、いわゆる結婚式場で活用できるノウハウ的な話は他の講師の方々がされていたので、私は自分の会社がやっていることや考えていることを喋って、参加者の皆様がそれぞれに何か感じて頂けるものがあれば、という姿勢で臨みました。

ウェディングだけがやりたくて始まった会社ではないからこそ、ウェディングの現場にいる方々に対して、新たな発見になることがあるんじゃないかと思いました。

今日は、そのときに話した内容の一部を書いていこうと思います。

まず私たちは、一言に「結婚式」と言っても、いわゆる結婚式場さんがつくっているものとは、大きく異なる結婚式をつくっています。

オリジナルウェディング と言われるものです。

私たちの「HAKU」というサービスは、新郎新婦様にとって大切なゲストの皆様への想いを、オリジナルに表現し、そこに参加してくださったゲストの皆様が心から喜ぶ、おふたりとゲストの皆様の絆が一層深まる結婚式を、ゼロからプロデュースしています。

場所にとらわれず、決まった進行の型にはまらず、自由につくっていく。

オリジナルだからこそ、おふたりの想いが、ゲストの皆様の心に深く届くと考えています。


そんな、お客様の想いに寄り添った結婚式づくりを日々考えて、実際に心が震える現場に立ち会っていると、強く感じることがあります。

それが

結婚式をつくるという仕事は、世界を幸せな場所に変えられる可能性で満ち溢れている

ということです。

(本当は、結婚式に限らず、心が震える瞬間を生み出すという仕事は全てがそうだなぁと思うのですが、今日はひとまず、結婚式のお話で)

一体どういうことなのか。

私が考えている、心が震える結婚式によって実現できることと、心が震える結婚式をつくるとはどういう仕事なのかを、いくつかご紹介します。


1. 絆の再構築

日本では、約半数の方が結婚式を挙げていません。経済的なものや、妊娠・出産といった事情に起因する理由は多いのですが、「結婚式以外のことにお金を使いたい」といった理由も上位に入ります。

しかし、結婚式を挙げたカップルとそうでないカップルでは、離婚率に差があるとも言われます。また、結婚式という大切な人との絆を改めて確かめる場があることが、これまでの人生を振り返り、未来に向けて晴れやかな気持ちで歩んでいくきっかけとなります。幸せな結婚式をつくることは、その後の人生においても重大な意味を持つと言えます。

結婚式という夫婦のスタートラインから、未来に向かって新しい道を歩んでいけば、少なからず壁にぶち当たるはずです。困難な出来事が起きたとき、夫婦を助けてくれる / 支えてくれるのは誰でしょうか。それはおそらく、結婚式の場に集ってくれた方々だと思います。

であれば、夫婦がこの先ずっと幸せに過ごしていくためにも、結婚式という場で改めて、大切な人たちとの絆を深めておくことが重要ではないでしょうか。家族の間でも、友人との間でも、その人間関係を改めて深めることができるという価値が、結婚式にはあると感じています。


2. 世の中の幸福度の向上

人間の幸福度に影響を及ぼす唯一の要因は「人間関係」であると、ハーバード大学の70年に及ぶ研究結果が示しています。研究対象として70年間の人生を追った700名以上の様々なステータスの人たちが、富や名声ではなく、信頼できる人間関係だけが、幸福度を高める要因として唯一共通して得られた項目だったのです。

結婚式は、自分を育ててくれた両親や、これまでの人生でお世話になった恩師、かけがえのない親友たち、これからもずっと関わっていきたいと思える人たち全員が集う場です。

上述の通り、結婚式という場で絆を深めることは、そのまま、その人の幸福度を高めることに大きな影響を及ぼします。

結婚式という場を、ただただ共有して、形式的に参加するのではなくて、お互いに心が震える瞬間を共有するからこそ、本当の絆を深めることができるのだと、私たちは信じています。

心が震える結婚式がつくれるということは、それだけ人生の幸福度を高められる可能性が広がるということであり、長い将来に渡って、人を幸せにすることができる仕事だと言えます。

3. 創造的な仕事

これは、結婚式をつくるという仕事がどういうものかという話ですが、結婚式はひとつとして同じものがない、とても創造的な仕事だと感じます。

現状、日本の多くの結婚式場では、高度にパッケージ化されている場合も多く、必ずしもそういったことを実感できるわけではないと思います。ただ、過去に遡れば、日本の結婚式は地域の独自性が強く、家庭ごとにカスタマイズされ、その夫婦や家族の個々の想いに基づいてつくられていたものでありました。

それが、婚礼業界という産業としての成長をしていく過程で、今のようなパッケージ化・仕組み化が進んできたということです。

それ自体は、ビジネスとして決して悪いものではありませんが、原点に立ち返って、もう一度結婚式が新郎新婦の伝えたい想いに基づいて、それぞれのおもてなしのスタイルに基づいてつくられてもいいのではないでしょうか。どうしたらその場に参加するゲストの皆様が心から喜んでくれるかを、新郎新婦と一緒にとことんゼロから考える。それは、何にも縛られない、自由で創造的なプロセスです。

テクノロジーの進化は不可逆で、あらゆることが自動化されていきますが、人の心に一番寄り添えるのは、人であるはずです。これだけ人の想いが密集する結婚式という場は、それをつくるのが創造的な「人」だからこそ、高い価値を発揮するわけです。

これからの世の中、多くの仕事がコンピューターに取って代わられる中で、人間が思いっきり人間らしく価値を発揮する仕事として、結婚式をつくることができていたら、その仕事に従事する人はもちろんのこと、社会全体に対しても、生身の人間であることが武器になる創造的な仕事の存在を通して、情熱を与えることができるのではないかと思います。


以上3点を踏まえると、日本における結婚式がもっと創造的になり、結婚式という場を通して絆を深める人が増えていくことで、社会をもっと幸せにできるということだと私たちは考えます。

結婚式には、世界を幸せにする可能性が満ち溢れている

大切な人の心が震えるから、自分の心もようやく震えるのです。

想いを大切にした結婚式を、これからもつくっていきたいなと思います。


そして、そんな想いに共感していただけるウェディングプランナーさんを募集しています。式場でのプランナー経験を経て、もっと自分が信じる形の結婚式をつくりたいと、入社してきたメンバーもいます。

あなたが、もし信じるもののある人であれば、一度お話しできれば嬉しいです!

どしどしご応募ください!!

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