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リレーインタビュー5 店長はお客様とスタッフのサポーター(CLUCTH柏店 店長)


ソーエキサイト社員のリレー形式インタビュー、5人目は・・・

運営グループからは初めてとなる『岩﨑 賢治(イワサキ ケンジ)』店長の登場です。

「イワケン」の愛称で親しまれている彼は、7月24日(火)に新業態としてオープンした『CLUTCH柏店』の店長を務めています。とても仲間想いで楽しいことが大好きな店長です! オープン前に行ったインタビューということもあり、やる気に満ちた目でいきいきと語ってもらいました。

スタッフの言葉がスイッチに

ーソーエキサイトに入社したきっかけは何ですか?

もともとは祖父の介護をしていまして、手伝いで実家の大分に帰っていました。その後こちらに戻って来て、やることがなくてどうしようかなっていう時に、同僚の蛯名店長が、当時ゲラゲラ船橋店のスタッフだったんですよ。「じゃゲラゲラ来てみない?」って言われて、「行く行くー!」って言って入社したんです。入社したのは船橋店じゃなくて、本八幡店だったんですけど(笑)

ーそれは何年くらい前なんですか?

もう5、6年くらい前ですかね。最初は本八幡店で1年ちょっとスタッフとして勤務してから、お声掛けいただいてアルバイト店長になりました。

ー1、2年でアルバイト店長になるのって早いんですか?

人によりけりだと思いますけど、どっちかっていうと早い方だったかもしれないです。自分からは「店長やりたいです」って特に言っていなかったんですが、当時の店長から「店長いけるからやってみない?」ってお声掛けいただいて、初めてちゃんと考えるようになりました。

ーアルバイト時代のエピソードとかありますか?

僕が入社した頃って、ミステリーショッパーっていう覆面調査が流行っていたんですね。入社して半年くらい経って、仕事に慣れてきた時に、覆面調査で当時の部長(※退職済)がいらっしゃる機会がありました。で、接客をしていたら、いきなり「ちょっと君」って店外に呼び出されて、「この店は接客がなってない、どうなっているんだ」とお叱りを受けたんですね。それは全て自分が悪かったのですが、普段頑張っている本八幡店の仲間まで否定されている気がしたんですね。なので、「これ以上迷惑をかけられないので、責任を取って辞めます」って言ったら、周りのスタッフが直接だったり、LINEだったりですごく励ましてくれて。「いやいや、普段の岩﨑さんはそんなんじゃないっすよ」「辞めないで下さいよ」って止められて、すごい嬉しくなって。それが仕事を頑張ろうって思ったきっかけでした。

ー今の岩崎さんからはイメージできない出来事ですね。

ちょっと気の緩みが出てましたね。今ではありえないですし、お叱りも当然だと思います。当時、部長クラスの人がいちスタッフに直接怒るっていうのはなかなかレアケースだったみたいですが、その経験があったからこそ今があると思いますので、その場で注意してくださって非常に感謝していますね。

やるならみんなで楽しく

ーそれまでアルバイトの経験はあったんですか?

1番長く続いたのはゲームセンターでのアルバイトです。中学生の頃からゲームセンターで格闘ゲームとかをずっとやっていたので。どちらかと言えば接客業が多かった記憶がありますね。延々と同じことをやったりとか、単純な作業が少し苦手かもしれないですね。

ー事務とかより接客業が良い?

そうですね。やっぱり人と話すことが好きっていうのはありました。先ほどのお叱りを受けた経験から、改めて真摯に仕事に取り組んだ結果、その頑張りが認められて、「アルバイトだけど、店長やってみない?」「やります!」ってなって。その時に「何で店長になりたいと思ったの?」って聞かれたんですよ。僕が言ったのは「スタッフとお客様と、明るく楽しい店が作りたいからです」ということ。それが自分の根本にあると思ってます。

今は新しくCLUTCHの店長としてやらせていただくんですけど、CLUTCHのブランドフィロソフィーがまさにその「従業員もお客様も喜びが芽生える空間」というものなので、自分の考えとリンクしていて、非常にやりがいを感じますし、モチベーションも高いですね。

ー昔からそういう考えだったんですね。

はい。楽しい方がいいじゃないですか。「やるんだったら他の人と楽しくやっていこうよ」っていう感じ。自分1人で目標に向かって突き進むというよりは、周りと一緒にとか、周りに支えられてっていうことを考えるタイプですね。

ーアルバイト店長から社員になったのは、どういった経緯ですか?

アルバイト店長になって、最初は西葛西店に配属になり、3年ほど担当させてもらいました。「楽しくやって行こう」ということで、お店の中でイベントを企画する、たとえばハロウィンで装飾したりとか、スタッフの個性を出したマンガコーナーを設けたりとか、そういうことを実施していきました。そういった取り組みが評価されて、「正社員になってみない?」って話をいただきまして。その時、別に社員にならなくても、楽しいことができてるからいいかなって思ったんですけど、当時の西葛西店のスタッフが、「いやいや何言ってんですか。西葛西店の売り上げが上がって、店長が評価されて社員に上がって、俺たちの時給が上がるっていうのは、すごいいいことじゃないですか。みんなもっと楽しくなりますよ」って言ってくれたんです。それに衝撃を受けて、「そう思ってくれてるなら、自分も周りを盛り立てるだけじゃなくて、もっと成長して頑張っていかないとな」と感じて、社員になろうと決めました。それが2016年くらいの出来事ですね。当時のリーダースタッフが今の塚瀬店長でした。

ー塚瀬さんが言ってくれたんですね。

そうです。彼はいつも、僕のことを叱咤激励してくれるんです。「何言ってんですか!」って。たいてい僕が「うーん、どうしようかな?」とか悩んだりしていたら、「何言ってんすか、やりましょうよ、早く!」って言って尻を叩いてくれる(笑)。彼がバシバシ言ってくれるから僕も動けるみたいな感じで、良い刺激をもらえていますね。

店長は「お客様とスタッフのサポーター」

ー店長の業務として、具体的にどんなことをしているのかを教えて下さい。

店舗の運営ですね。ただ、思いだけで言っちゃうと、いかに盛り上げる店を作るかとか、先ほどの話に繋がってくる話なんですね。お客様とスタッフが、そこ(店)にいて良かったなって思ってもらうためのサポーターっていう意味合いが強いです。店の長(おさ)って書いちゃうと、トップダウンで店長が引っ張って行くっていうイメージなんですけど、僕のイメージは違っていて。例えばスタッフ1人1人がどうしたら働きやすいか、どうしたら楽しいか、っていうのをアドバイスしたり、方向性を指し示したり。お客様に対しては、こういうことをしたら喜んでいただけるだろうなってことを提案したりとか。それをできる範囲が店長はスタッフよりも広い、っていうイメージですね。

ー岩﨑さんから見て、ソーエキサイトってどんな会社だと思います?

仲いいですよね! それにどんな時でも見捨てず、誰かが困ってたいら手を差し伸べてくれるし、相談に行けば相談に乗ってくれるし。いい会社だなって思います。その中でやりたいことを探せるし、それに対してサポートもしてくれる。会社に対する不満はまったくないですね。

ー働いていて楽しいと感じるのは、どんな時ですか?

今だとCLUTCHに向けて、新しい事にどんどん触れているのが楽しいです。ただ早くオープンしてほしいですね(※インタビューは7月下旬、店のオープン前に行いました)。なぜかというと、お客さまやスタッフと触れ合えないので(笑)。ちょこちょこスタッフとは会ってますけどね。

ープライベートで飲みに行ったりとか?

それはないんですけど、例えばヘルプに行っているお店にちょっと顔出したりとかはします。人が好きっていう話に繫がってくるかもしれないんですけど、船橋店のスタッフは全員僕のことを知ってるんですよ。何でかっていうと、仕事終わりの帰り道に「お疲れー」って勝手に乱入して「どうなの最近?」とか言って、店長でもないのに話してるから(笑)。最近はちょっと忙しくて行けないですけど、千葉とか西葛西とか本八幡とか、自分の関わったお店には、休みの日でも暇になったらバァーって行って「最近どうなの?」って。

ー人とコミュニケーションを取るのが本当に好きなんですね。

そうですね。自分が1回そこに所属すると、家族みたいに思えるところがあるので。その店の店長って言われたら、そこにいるスタッフがみんな弟や妹に思えたりとか。年上のスタッフもいらっしゃいますけど。1つの家族みたいな感じで。だからこそ、誕生日なんかは「プレゼントあげてみようよ」って提案したりしてました。

ー先ほどのいかに楽しく働けるか、の方法のひとつですね。

そうです。単純にいいじゃないですか、「誕生日!」って言って。年を取るごとに自分の誕生日が来ても「また年取っちゃった、、、」って思うようになりがちですが、職場の人からちょっとプレゼントなんかもらったら「やった!」ってなるじゃないですか。で、またそこから「じゃあなたの誕生日も教えてよ、あげるから」ってなって。そういうのが繰り返されるのがいいな、楽しい職場になるなって考えてますね。

ー店長をやっていて、今までで1番嬉しかったことありますか?

スタッフの成長を見るのが1番嬉しいですね。西葛西店に、なかなか手を尽くしても仕事が覚えられなくて、あげくメモも取らないしで、「えっ!? 1時間前に言ったじゃん」みたいな、結構手を焼く子がいたんです。ただあきらめることなく何度も教えたり、「どうやったらできるようになるだろうね?」って相談に乗ったりしてるうちに、少しずつ成長していって。途中で僕が店舗異動になってしばらく経ってから、僕の後の店長に「あの子、今どんな感じ?」って聞いたら、「リーダースタッフになってめちゃめちゃ活躍してますよ!」って聞いて、「おー!」って嬉しくなりました。

あと、嬉しいことと言えば、お店を卒業する時に色紙をもらうことですね。今まで3回くらいあったかな。「岩﨑店長みたいな店長にはこれからも出会えないと思います」だったり、「あの時に教えてくれたことが、今も生きてます」だったり。先生みたいな感じになっちゃってますけど(笑)、そんな色紙をもらうと非常に心が温かくなりますね。今も大事に部屋に飾ってあります。それ以外にも、たいていどの店にもマンガを描くのが上手な子がいて、その子が色紙に似顔絵を描いてくれたことがありました。僕は格闘ゲームが好きなので、ストリートファイターのキャラクターのポージングをして、ゲラゲラの制服を着た僕を描いてくれて。めちゃめちゃ嬉しかったですね。実はそれが自分のGoogleのアイコン(※下記)だったりするんです(笑)


喜びを見つけられる空間

ー新しくオープンするCLUTCH柏店ってどんなお店ですか?

1人1人がやりたいことをゆっくりと見つけられるお店かな、と思っています。先ほども言った通り、お客様も従業員も喜びを見つけられる空間を提供していて、焦らずに「自分が喜ぶところってどこなんだろう?」っていうのを見つけられる環境がCLUTCHだと思っています。その空間で何をするのも自由じゃないですか。マンガを読んで楽しいって思う人もいるし、寝てすっきりしたっていう人もいるし。働く側としては、仲間と一緒に働いてるのが楽しいって思う人もいるし、綺麗な店作りが楽しいって思う人もいるし。そういう1つ1つの細かい喜びをCLUTCHでは見つけていけますよ、っていうイメージですね。

ー元々のゲラゲラ柏店からは随分変わりましたよね。

ゲラゲラをリバイバルすることになって、最初はハイパーテーションで什器を高くするだけっていう話だけだったのに、途中で完全個室、オートロック、オリジナル高反発マットにしようって話になって。そこは開発グループの設備担当の人は「えっ!?」ってなったと思うんですけど(笑)。

ー完全個室でオートロックとなると、設備的にはハイリーファイブカフェと一緒のレベルですね。あと、食事の提供がないんですよね。

はい。ただ、飲食物の持ち込みは可能なので、持ち込んでいただいて食べることはできます。

ー食事の提供がなくなったら、やっぱり仕事としては楽になるんですか?

そうですね。仕事をシンプルにしたいっていうのもあるんです。昔のマンガ喫茶ってマンガがドーン、テーブルがドーン、椅子がドーンとある、図書館みたいな感じだったんですよ。そこからお客様の要望、例えば「何か飲み物あるといいな」「ちょっといい椅子で座り心地いいといいな」「マット敷いてさ、ごろ寝しながらマンガ読みたいな」「パソコン使いたいな」「個室がいいな」って感じで、コンテンツをどんどん増やしていったんですね。その結果、オペレーションが複雑になってしまった。なおかつ、途中でスマートフォンや電子書籍の普及によって、今までの強みの1つであったパソコンの需要もどんどんなくなって、結果ネットカフェに行く必要がなくなってしまった。そんな中で、クラッチはもっとシンプルに行きましょうと。空間提供業なので、『居心地のいい、喜びが芽生える空間』っていうところに特化して作ってみようと。楽しみ方は人それぞれじゃないですか、っていう思いがCLUTCHにはありますね。


※プレオープン時にCLUTCH柏店にて行われた決起会での1枚。本部社員、各店店長、CLUTCH店勤務スタッフの見守る中、店長としての意気込みを熱く語っていました。

ー将来の目標とかあります?

直近で言えばCLUTCHを盛り上げようとか、そういうのはあります。先ほどお話した過去の話と似たような状況になっているのかもしれないです。自分が求めていることは、「周りの人たちと楽しくやって行こう」なので。そうなるためにはどうしたら良いか、というのを今少しずつやっている感じですね。ただ、1つだけ挙げるとすれば、昔から人に物事を教えたりすることが非常に楽しいと感じるので、トレーナーというか、人に説明したり、話したりするポジションになれればいいのかな、って思います。

ー向いてるでしょうね。

スタッフ時代から新人研修役を任されることが多くて「岩﨑さんて何か国語の先生にいそう」ってよく言われるっていう(笑)。

ー現場で、スタッフさんと関わる時間を大事にしていきたいっていうのが今の望み?

今まで店長をやっていても、例えばスタッフルームでずーっとパソコン業務やってるっていうのが性に合わなくて。なので、10分くらい経ったら「どう?」って表に出て、そのままゲラゲラのポロシャツを着て「清掃行ってくるわ」みたいな。体動かしたりとかスタッフと話してる方が楽しいですね。

ー仕事関係なく個人的に挑戦したい、やってみたいこととかありますか?

そうですね、、、会社の人たちと1人1人お酒を酌み交わしてみたいですね。お酒の中の話って面白いじゃないですか。根本は同じなんですけど、結構いつもと違うなっていう。より熱が入ったりとか。1人でも飲みますけど、誰かと飲んでワイワイっていうのが好きなんで。会社の人たちともそういうのができたらいいなって。

ーでは、次のインタビューは誰にしましょう?

運営グループのマネージャーの西田さんはまだやってないですよね? であれば、西田さんが良いと思います。新卒で入社されて、今は運営責任者の立場なので、色々と面白い話が聞けるかと思います。

ーなるほど。では次回は西田さんに依頼してみます。オープン前のお忙しい時期に、ありがとうございました! 

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