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リレーインタビュー4 関わる人すべてが幸せになれる店を作りたい(店舗デザイナー)

第4回のインタビューは、開発グループで店舗デザインと設計監理を担当している太田 雅子さんです。

波乱万丈な経歴を経て、最初は就職活動の合間のアルバイトとして入社した彼女が、ソーエキサイトの正社員になった理由とは。ハイリーファイブカフェのデザインに携わるいきさつや、デザインに込めた思いとは。読み応えのあるインタビューをお届けします。

空間デザインの重要性

ーソーエキサイトに入社する前は何をしてたんですか?

建築の学校に通ってました。学校に通う前は飲食店で10年くらい働いてましたね。高校を卒業してからの流れでいうと、看護学校に通いながら飲食店でアルバイトをしていて。その飲食店で「正社員にならないか」と誘われ、そのまま学校を辞めて正社員になり、そこに10年くらい在籍してました。それで、28歳くらいで急に思い立って建築の学校に行きだして、今に至るっていう感じです。

ー何で急に思い立ったんですか?

もともと、物を作るのが好きで。家具とか細かい小物を作ったりとか、服をリメイクしたりはしていて、住宅や家にも興味がありました。それで、飲食店で働いている時に、何店舗か新規オープンに携わることがあり、そのときに、「何でこの場所に、これを作るんだろう」「どうして手が届きにくいような高いところに収納場所を作るんだろう」と疑問に感じたことがちょこちょこあって。店舗の作りによって、スタッフの職場への満足度が全然変わってくるんですよね。スタッフが退職してしまう店舗って、人間関係とかもあるとは思いますが、動きにくいとか、導線が悪いとかの要因が実は大きいんです。そういうどうしても変えられないところでスタッフに負担がかかって、不満になる。

とても導線がいい店舗でも働いたことがあったんですが、その部分で不満が出ないから、お店の雰囲気が良かったんです。やっぱり疲れが溜まってきたりした時にそれが出てくるわけで、オペレーションが悪い店舗の方がそういうことが圧倒的に多いんです。それに気づいて、建物って重要だな、空間の構成って大事だなと思って。頑張って続けたいけど、それで膝とか腰を痛めて辞めていく人がいて、「ここに段差がなければ、、、」「もう少し収納が低ければ、、、」と思うことがありました。人が過ごす空間のデザインとか設計とか、人間の暮らしの中ですごく大事だなと感じて、それを仕事にしたいなぁって思ったのがきっかけですね。

ー職種自体を変えて、自分が作る側に回りたいと?

そうです。もういっそのこと、自分で作りたくなった。変わってると思われるかもしれませんが、小さいころに、家の広告チラシとか見なかったですか? 間取りとかが載ってるチラシ。それを見ては、これはこうだ、ああだって言ってるのが好きな子でした(笑)。自分では覚えてないんですが、幼稚園の時に、みんなの理想のお城みたいのを描く機会があったらしいんです。そのとき、みんな外観の、塔が立っててとかっていうのを描いていたのに、私は1人間取りを描いてたらしいです(笑)。なので根本的にそういうのが好きなんだと思います。そういうことを考えたり、イメージするのが。ずっと飲食店では現場での仕事だったけど、マネージャーになると現場から離れるんですね。それもどうかなぁと感じる部分もありましたね。自分が飲食店で正社員になったのは、お客さんとかスタッフとのコミュニケーションが楽しくて、、、だったのに、自分のやりたかった方向とは離れていくわけです。他にも、会社をもっと良くするために経営層にどんどん意見を言ってたら、めんどうな社員だなみたいに思われるとか。そういうのに疲れて、自分の本当にやりたいことを一生の仕事にしたいなという思いが強くなっていって、スパッと辞めましたね。

ー昔から意見があったら物申すみたいなタイプでした?

そうだと思います。黙ってられないというか、、、(笑)。それだけ1つ1つのことに思い入れを持って、仕事をしてるっていうことでもあるかなと思いますけどね、良く言ったら(笑)。こだわりも強いし、自分の意見も1つ1つしっかり持ってるタイプだと思います。だから「そうじゃない」って思ったことに関しては、言いたいっていう気持ちはすごい強いです。

ー建築の学校に行ってる時は、アルバイトはしてたんですか?

すごいやってました(笑)。学校に行き始めのころは、バイトしながらやればいいかなって思ってたんです。ただ実際は課題が忙しくて、バイトしてる余裕はなくて。突き詰めれば突き詰めていく程、自分の知識の足りなさとか、考えがまとまらないと形に出せないものがいっぱいあって、すごい時間がかかる。だからバイトをしている余裕があまりなくて。でも生活しなきゃいけないし、っていう中で、結構いっぱいいっぱいになってしまいまして。それで1回、両方中途半端になるんだったらダメだ、というので1回学校を休学させてもらって、1日働き詰めにする、っていうのを、半年くらいやりました。バイトで1ヶ月35万円くらい稼ぐっていう生活を(笑)。バイトとバイトの間が30分で、4つくらいバイト掛け持ちするっていう、今考えるとすごい生活をしてました。

ーそれは目標があったから?

そうですね。でも私は昔からそんな感じですよ。看護学校に通っていた時も、自分で学費を出していたから、同じ感じです。夏休みになったら、ひたすら稼ぎまくる、という。朝から深夜まで居酒屋まで行って、朝山手線で寝て、違うバイト行く、みたいな。若い時からそういう生活をしていたので、、。

ー学費を稼いで、学校は何年くらい行ったんですか?

本当は2年制の学校なんですが、休学の時期も入れると3年かかった感じです。

ー勉強は楽しかったですか?

めちゃくちゃ楽しかったです。最初からこっちの道に進めば良かったって思ったくらい。何で進まなかったかなぁ、あの時、って。

ー当時はどうして看護の道に?

もともと現役の時は、心理学を学びたくて。ただ、学費を自分で出さなきゃいけないので、国立しか狙えなかったんです。それで、心理学部がある国立大学だけ1本に絞って受験したんですが、落ちてしまい。次の年もそこを受けようと思ったんですが、途中でいきなり発展途上国に行きたくなって。自分がまったく整っていない環境のところへ行って、何ができるんだろう? 助けられることがあるんじゃないか? とかいうことを感じた瞬間があって。心理学も要は、カウンセラーをやりたかったんです。誰かの役に立つ仕事って意味で、カウンセラーになりたかったんですが、結局看護っていう仕事内容が、直接的にわかりやすく誰かの役に立つってイメージがついたんでしょうね。発展途上国とか医療の進んでいないところに行って、自分ができることを探りたいな、助けられたらな、って思って、看護学校に行くことを決めました。浪人初めて半年くらい、夏くらいに看護に方向転換して、学校に行ってみたけれど、その仕事には就かず、看護学校に行きながらバイトしていたところで、正社員になりました。看護学校は結局卒業の3ヶ月前くらいでスパっと辞めた。もうやらないと思って。みんなに「国家資格だけは取りなさい」って言われながらも、「もうその仕事はしないから必要ない」と。今思えば、取っとけば良かったかなと思ったりもしますが。

ー思い立ったら方向転換がすごいですね。

それもそうですけど、仕事への姿勢で納得できなかったことが多くて。自分のこうありたいっていうものと、かけ離れてることってもちろんあるとは思うんですが、特にまだ若かったから、自分が置かれている環境が、世界のすべてみたいな感覚に陥るじゃないですか? あんまり周りが見えてないから。何のために自分が看護の道に進んだのかが分からなくなっちゃったんです。今思えば、その環境も自分が創り出したり変えていったりできるんですが、その頃には分からなくて、自分が見たものがすべてだったから。納得できない、こんな感じでこの仕事に従事していくなんて考えられない、って思ったが最後、もう資格は必要ないと判断して、みんなの反対を押し切って学校を辞めました。納得できない瞬間に、スパーンていっちゃうところがあったと思います。でも今は、納得ができないって思ったことを、どう自分でプラスに転換していけるか、その環境をどう変えていくか、考えられるようになったと思います。

アルバイトから正社員への転機

ー学校を卒業した後、ソーエキサイトには最初はアルバイトで入社したんですか?

そうです。学校を卒業して就職活動してる間に。まあ正直、言葉は良くないですが、就職までのつなぎみたいな感じで。CADも触ってないと手が鈍るし、ライトに働けるCADオペレーターの仕事ってあんまりなくて。週5日フルタイムとか、残業必須とか、そういう条件のところが多かった。ただソーエキサイトは週3日でOK、時間も自由みたいな。わりかしライトだったので、自分の作品集が完成するまではここで働きながら、手が鈍らない様にして、就職の準備をしようっていう思いで入ったんだけど、気づいたらあれ、あれれ?って。

ーその時はネットカフェに興味があってとか、ソーエキサイトの理念に共感してとかではなく?

すみません、、なかったです!(笑)

ー単純に働きやすいから?

働きやすいというか、都合が良かったっていう感じです(笑)。当時の求人情報にネットカフェを運営している会社です、みたいな情報があったかも覚えてない、、、。そしたら応募後に「マンガ喫茶ゲラゲラの〇〇です」って言って、携帯に面接日程調整の電話がかかってきて。自分が応募したところがネットカフェの運営会社って認識してなかったし、ゲラゲラの存在も知らなかったから、何だ、何だ、ってなったくらい、すごい困惑して「え、誰ですか?」って感じで電話に出るっていう。

ー何年前ですか?

2016年の4月入社だったから、2年と3ヶ月前くらいですかね。

ー面接は佐々木さんと?

佐々木さんとしました。

ーその時はどんな印象でした?

すごいラフな人がきたなと(笑)。設計のところって大概そうなんですが、自分の作品集を持って行かないとダメなところが多くて。それが完成してなかったから、採用は厳しいかもな、って思ってたら、全然その辺を聞いてこないんです。どこも自分の作品集を持って行って、自分が何をやりたいのかを明確にして、私はこんなことできます、っていうのをちゃんと説明しないと、採用されなかったりするんですが、触れてこないな、って思って。ただ仕事内容がデザイン業務ではなかったので、必要なかったんだろうなと思いますが。

ーデザイン系の職種は、アルバイトでもそういうのを求められるんですね。

求められますね。だから、ライトな感じだなって思いました。もともと週3日でOKだったから、そんなに仕事としてはハードな感じじゃないんだろうなと予想していて。でもつなぎだから、それくらいで良かったんです、私としては。何なら、時間が自由にきく方がいいくらいの感じだったから、っていう大きい声では言えないような理由で、面接に行きました。



ー入社してからは、週3日で働いていたんですか?

最初はそんな感じで勤務してたんですが、1日7時間しか働かないじゃないですか。会社にいるのは8時間だけど、1時間休憩取ったら実働としては7時間。生活を考えるとそれだと収入が足りなくて。週3日じゃまずい、週4日、いや週5日、、とかってやってるうちに、あれよ、あれよという間に週5日、フルタイムで残業もする、みたいな感じになりました。

ー最初から店舗のデザインを担当していたんですか?

先ほども少し言いましたが、自分が入った時は、店舗デザインの仕事を募集していたわけじゃなくて、今のゲラゲラの既存店の図面起こし、現場に行って採寸してきて、それをCADに起こすという仕事を募集していたんです。店舗デザインをやるきっかけになったのは、渋谷のゲラゲラがリニューアルして、Hailey'5cafeになる時ですね。

ーそれまではどうやってデザインをしていたんですか?

グループ企業のベンチャーバンクに依頼していたのもありますが、Hailey'5cafeの池袋店とかは、外部の設計士の方に依頼してました。その方とデザインはこういう方がいいです、ってやりとりする感じです。自社で図面を描ける人がいるわけじゃないから、外注でやってもらって、っていう感じだったんです。それでHailey'5cafeの渋谷店がオープンする時も、その人がいたんですが、その人の出すデザインがあんまりコンセプトに合わないのもあって、「それじゃなくてこっちの方が良くないですか?」ってやってるうちに、最終的に自分が全部図面を描くようになりました。

ーじゃあお店はほぼ、太田さんがすべてデザインしたということですか?

ゼロから何かを出すのは自分で、そこから先は部署のみんなで検討して、っていう感じですね。アイデアで「こういうのどうですか?」っていうのを提案して、それをベースにして考えていく、みたいなことをやってました。

最初はそういう仕事をやるつもりはなかったんですが、渋谷店をオープンするタイミングでそういう仕事が降ってきて、という感じです。たまたま「レイアウトを当て込んで、色々考えてみて」って依頼された仕事で、意外と斬新なアイデアを出すっていうのが、上司に刺さったんだと思います。「お、いいね。太田さん作れるんじゃないの?」みたいな話になって、あれよあれよという間にそういう風になったっていう。

ー店を作りたいっていう思いはあった訳なので、楽しかったんじゃないですか?

そうですね。そこが転機だと思います。その前は、辞めるって言ってたんです。自分の作品集ができれば、普通に就職活動をして、専門的な仕事をやりたかったんです。ですけど、渋谷店オープンの話が出てきて、色々と任せてもらえたりとか、自分のアイデアも通ったりするのを経験して。もし仮に設計事務所に行ったら、最初はやっぱりボスがいて、自分の意見が最初から立ち上がっていくなんてなかなかないですし。完璧に整ってないからこそ、自分で1から作れる。というのを考えると、経験のない自分にとっては、経験がなくても主力で、最初からデザインも担当できる、アイデアも出す立場にいられるって、相当メリットだなって感じ始めて、ここで正社員になろうと思いました。

関わる人みんなが幸せになれる店作り

ー今、仕事の内容としては店舗デザインも、施工管理もやっている感じですか?

今だとそういう感じですね。業者さんとのやりとりもしますし。バイトの時はお金も絡むし、業者さんとは直接やりとりしてなかったですが、今はやってるので、施工管理も仕事の一部です。

ー物理的に店を作っていくのは外部の業者の人ですよね?

そうですね。その大元の計画を立てます。設計とか、デザインとか。

ー施工管理って現場監督とかイメージする方もいますが、そういう感じではない?

調整ですかね。自分のイメージしているものと、リアルになったものを見て、どう調整していくかっていうのを考えます。業界的な意味での施工管理っていうのとは違うかもしれませんね。

ー現場に行って「これは違うんじゃないですか?」って言ったり?

そうです。「イメージと違うから、これは直してください」とかは言います。実際の建築的な施工管理っていうと、現場監督とかイメージする人の方が多いかもしれないので、設計監理って言葉の方がいいかもしれませんね。そういう言葉は一般的ではないかもしれませんが。

ー本社と現場、どちらにいる方が多いですか?

今は担当の現場が動いてないから本社が多いですけど、現場が動くようになってきたら、やっぱり行かなきゃいけない機会も増えます。それでも基本的には、本社にいる事の方が多いと思いいますね。

ーデザインするのは内装と設備ですよね? 外観はないですか?

基本は内装と設備で、外観はないですね。物件によって機会があれば、担当してみたいという思いはあります。

ーデザインする上で重視しているのは?

うーん・・・バランスですかね? 使い勝手ももちろん大事だし、でも使い勝手がいいからって言って、これでいいやっていう考え方はしたくない。両方をうまく取れるものを探りたいなと思っています。デザインと使い勝手と。その可能性を探らずに、これでいいですみたいな考え、たとえばマットは汚れが目立たない黒で、素材は拭きやすいレザーで、今までこれだったし、コストも安いからこれでいいんじゃない、というような考えはしたくない。

なぜかというと、新しい形を出していかないと続かない業界だと思っているからです。今のままじゃもう受けないだろうな、ってなったら、それをちょっとずつでも変えていくか、新しいものにしていくっていう努力って絶対必要だと思うんです。今までこうだったし、これが1番メンテナンスしやすいし、コストもかからないから、それでいいんじゃない、みたいなのは嫌ですね。とはいえ、自分も運営する側にいたから、メンテナンス、維持管理っていう側面も大事なのは分かるので、その間でみんなが思いつかないようなアイデアを出せたらいいなっていうのはあります。

ーそう考えると、飲食店での現場経験もあって良かったですね。

良かったと思います。働く人の気持ちも、マネージャーとして管理職もやってましたから、店の作りでモチベーションが上下することもすごく分かるんです。なるべく設計のレイアウトを組むときは、お客さんの導線もそうですが、スタッフの導線も重要視して考えてあげたい。だけど、現場にいたことが長いから、単なるスタッフのわがままとの線引きも自分の中でははっきりさせたいですね。例えば仮に、スタッフルームがないとかは問題だから、作ってあげたいけれど、じゃあ必要以上に広いスタッフルームを作る事がベストかって言ったら、それも違うと思う。ていうようなバランス感覚も、飲食の経験が活かされてるなぁって思いますね。あと、やっぱり今の形で完成っていう、それでいいっていう店作りはしたくないですね。

ー現状維持は停滞っていいますからね。

そう、現状維持は停滞。あと、価値観を1つの方向に決めちゃうというか、先入観でものを見るのが好きじゃないので、なるべく違う角度から新しい方向で、みんなが納得するものを作れたらいいなと思います。だから先ほども言いましたが、何を大事にするかっていったらバランス。みんなにとって幸せって思えるお店、、、スタッフもお客様も会社もみんなが幸せを感じられるお店を作りたい。そのために可能性をどんどん広げられるようなアイデアを出したいなと考えています。

ー今後Hailey'5cafeが増えると思いますが、店舗ごとにデザインが違ったりとか。

そこの商圏に合わせて作りたいですし、あとはHailey'5cafeの形も、個室でシアタールームがあって、っていう今の形が完成形ではないと思っていて。もっと世の中の価値観に合う形で、どんどん形を変えていけたらいいかなと。そういうところでは私は、設計だけじゃなくて会社として、運営を含めて「こういうものを取り入れたらいいんじゃないか」っていうのを考えるのが好きですね。どこかとコラボしたり、イベントをやってみてもいいんじゃないか、とか。ちょっと設計とは関係ないですが。そういうプログラム的なところを考えながら、それをするんだったらどんなものが必要なのか、と考えるのが。トータルとして色んなことを考えて提案できるのが、すごく楽しいですね。

ーちゃんとした意見であれば、採用されますからね。

そう。それが魅力。最終的にこの会社に就職しようという最後の決め手になったのは、ベンチャーバンクグループであるという、資本が大きいことですね。ベンチャーバンクはインキュベーションカンパニーで、何かを生み出すことに対して良ければ支援してくれる可能性がある。自分は起業とかしたい方で、新しいものを思いついたら世の中に出していきたいっていうタイプなんです。それをやるのに、今の自分に何が足りないって言ったら財力、資本ですね。でもこの会社にいたら、もしかしたら事業として自分のやりたいことを形にできるかもしれない、っていうのがすごく大きなメリットだと感じています。

ーどんな人と働きたいですか?

諦めない人! これでいいやっていう人と働いてても、自分も得られるものがないし、ちゃんと自分がこうありたいって思う事に、ちゃんと真剣に向き合える人と働きたいですね。空間て特にそうだと思いますし、空間だけじゃなく仕事ってそうだと思いますけど、誰かを動かすとか、誰かに感動を与えるとか、誰かの心に残るためには、普通じゃダメだと思うんです。そこにそれ相応の熱量がのってないと、人に残るものは作れないと個人的に思ってるんです。ちょっと手を掛けたくらいじゃ、誰かの印象には残らない。だからこそ、その1つの仕事に対して思いをちゃんとのせられる熱量を持ってる人じゃないと、いいものは作れないと思ってます。そういう人がいいですね。

あとは、わちゃわちゃ騒げる人(笑)。プライベートとかは別にいいんですけど、何にでも積極的にチャレンジしてみようっていうタイプの人の方がやっぱりいいですね。そこから得られるものってたくさんあると思うので。自分が興味ないものからでも。それを楽しめる人がいいですね。「これ、やりたくないな」って、引いてしまっている人じゃなくて、「もしかしたらそこにも何かあるかもしれない」って思えるくらいの人がいいなぁと思いますけど。そういう人の採用をお願いしたいです(笑)。

ースキルももちろんですが、姿勢も大事ですね。

自分で物を考えて答えを出すタイプじゃないと、あんまりうちの会社とは合わないと思いますね。受け身でやってるタイプだとたぶん合わないかなぁと。自分は会社とマッチしてうまくやれてるなっていうのは感じてます。私は裁量権を持って自由に仕事させてほしいって思っているので、そのへんのバランスがすごく合っている。この会社で良かったって思います。自分でアイデア出したりとか、自分でこうした方がいいと思って動けるくらいの人じゃないと厳しいかもしれませんね。

ーでは最後に、次の人を紹介してもらえますでしょうか?

運営グループの岩﨑店長です! 新しくオープンするクラッチ柏店(※)頑張って欲しいです! オープンに向けてやってやるぞ、みたいな熱い気持ちを語ってくれると信じて、バトンをまわしたいと思います。

※7月24日にゲラゲラ柏店からリニューアルオープンしたお店。

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