1
/
5

入社初日からインドネシアでリモートワークをしてみて感じたこと

時差ありのリモートワークで人事として勤務しています

スマートニュースで人事をしている、伊藤です。インドネシアのジャカルタに住んでいます。採用担当として、人材紹介会社とのやりとりや候補者様の書類選考から面接、各種採用媒体の管理、ダイレクトリクルーティングの発注とスカウト、採用イベントの企画実施……この全てをジャカルタからのリモートワークで行い、たまに一時帰国して東京オフィスで勤務、という働き方をしています。スマートニュースに転職してちょうど2ヶ月。近いうちに本帰国する予定ではありますが、なかなか経験できないことなので、個人的に感じたリモートワークのメリットデメリットをまとめておきたいと思います。

スマートニュースでは、リモートワークについて柔軟に対応しています

弊社では顔を合わせたコミュニケーションを重んじているため、基本的にはオフィスでの勤務を推奨しているものの、遠方に住む私のようなケースや育児、通院のために毎日の出社が難しいメンバーもいます。ケースにもよりますが、リモートワークについても柔軟に対応しています。

一般的には「リモートだとちゃんと働かない社員が出てくるのはないか」という意見もありますが、誤解を恐れずに言ってしまえば、それはただ単に「ちゃんと働かなくてもなんとかなる程度の仕事量しか渡していない」ということに他ならないのではないでしょうか。

離れていても、Google HangoutやSkypeを使えば顔を見ながらの会話もできます。相手の席まで話しかけに行くのも、Slackで話しかけるのも、大差はない気がしています。

明確なメリットは、どこでも仕事が出来て、通勤時間もなくなること。デメリットは?

どこでもいつでも仕事が出来てしまうことで、自分が意識して切り上げないと半永久的に「勤務時間」が続いてしまいます。しかし、「休みます」「戻りました」の連絡さえSlack上できちんとできていれば、問題ありませんでした。一方で、参加者の多い会議は若干辛いことがあります。例えば、Skypeだとそこまでの音声レベルは期待できません。ただ、電話会議のシステムが整っていて、話している人にカメラが向いたり、音もきちんと拾ったりしてくれれば解決できると思います。

今感じている明確なデメリットは、仕事相手の状況が分かりづらいこと。スケジュールを見れば、稼働状況はなんとなくわかるものの、同じ空間にいれば、「なんかちょっと余裕がなさそう、疲れているかな?」というようなことがわかりますが、離れていると、細かい様子までは知ることができません。だからこそ、コミュニケーションは丁寧すぎるくらいが良いのだと思っています。

リモートワークに不可欠なものは、超がつくほど丁寧なコミュニケーション

スマートニュースのメンバーは、コミュニケーションがとても丁寧です。何かを頼むとき、お礼を伝えるとき、フォローを入れるとき、催促するとき、相手がむっとすることがないような言い方を心がけている人が多いです。オンラインでのコミュニケーションでも、疎外感を覚えたことはありません。

月1の出社時も、私が来ていることを社内に伝えてくれたり、リモート中に私の存在感が薄くならないように、私がポストしたことを積極的にシェアしてくれる上司には本当に感謝しています。

コミュニケーション大事だよね、というのはどこでも言われていることだれど、その温度感まで共有できている、ということが大事なのかもしれません。

離れていてもチームはバラバラにはならない

「リモートワークだとチームはバラバラになる」という意見も世の中にはありますが、やり方次第ではあるけれど、バラバラにはならない、と今のところ思っています。

実際に、私が所属する人事チームは「完全在宅のアシスタント」「2時間の時差ありの採用担当(私)」「東京オフィスにいるメンバー」「サンフランシスコオフィスにいるアメリカ人リクルーター」という構成で仕事をしていますが、一体感は他のチームにも負けていません。

オフィスにいればもっともっと一緒にできること、話せることはあるかもしれませんが、リモートでも知恵を出せば、いいチームは作れるはず。それに、チャレンジしてだめだったら、別の方法をどんどん考えればよいのだと思います。組織・個人ごとに、それぞれベストな働き方を模索できるのが一番。どこかの誰かの役に立てるように、これからも、リモートワークでやってみて良かったことや失敗したことは、これからも紹介していこうと思います。

スマートニュース株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
1 いいね!
1 いいね!
今週のランキング