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サーバー屋のサバ缶について

こんにちは!arisabaです。

もうすぐ3月8日(サバの日)ですね。今回は「サーバー屋のサバ缶」について知っていることを全て書こうと思います!笑

スカイアーチネットワークスがサバ缶を配るようになったきっかけ

もともと、ゲームやウェブサイトのサーバーが落ちて表示されなくなるとネット上で「鯖缶(サーバー管理人)なにやっているんだ!」と言われていたらしいです。そこから、サーバー管理人である私たちは、サバ缶をお客様先でノベルティとして配るようになりました。ちょうど私が入社する1年前(2012年)のお話です。

その当時はまだ、ネットスーパーで1缶100円前後で大量に購入し、会社のシールを上から貼った簡素なものでした。ITの展示会でまるでサバ缶の叩き売りのように声を枯らして名刺を集めたのも良い思い出です。笑


経堂のイベント居酒屋「さばのゆ」との出会い

オフィスはサバ缶で溢れ、カバンの中には常にサバ缶。自然とサバ缶や「さば」というキーワードに敏感に反応するようになっていました。スーパーの缶詰コーナーに新しいサバ缶が出ているとテンションが上がり、コンビニに入ると体が勝手に缶詰コーナーに向かってしまいます。笑 イベント酒場「さばのゆ」に出合ったのも、ネットで「さば」をキーワードに検索していたそんな流れでした。

なんだか面白そうだから行ってみようということになり、初代サバ缶担当が(実は私は2代目です)「さばのゆ」の店主である須田さんにSNS経由で接触し、「さばのゆ」へ訪問することに。

経堂駅から徒歩3分。小さなイベント居酒屋で、「さばのゆ」という札がかかっているのですが、少々入りずらい雰囲気。常連さんが多いので、突然やってきた私たちを最初は警戒したそうです。サーバーを管理しているITの会社で、営業がサバ缶を配って歩いていることを店主の須田さんに話すと、サーバー管理とサバ缶のギャグが須田さんのツボに入り、いつの間にか打ち解けていました。


「木の屋石巻水産」との出会い

「さば」というキーワード検索で、たどりついたイベント居酒屋「さばのゆ」でしたが、実は、東日本大震災の津波で流された石巻の缶詰メーカー、木の屋石巻水産(以下、木の屋さん)復興のきっかけとなった「きぼうのかんづめ」プロジェクトの中心となったお店でもありました。

もともと、木の屋さんとお知り合いで、「さば」で経堂の街を盛り上げる活動されていた須田さん。当時、工場が流されてしまったという状況を知り、何か支援が出来ないかと考え、泥だらけの缶詰めを経堂へ持ち帰り、それを洗って販売する支援活動を経堂の商店街の方々と協力し実施。この活動は、テレビなどでも多く取り上げられ、以前にブログでも紹介した「蘇るサバ缶」という、書籍にもなっています。

須田さんから木の屋さんでオリジナルのサバ缶を作ったらどうかと発案していただけたことで、こうして支援につながる美味しいサバ缶をノベルティとして扱えていることはとても光栄です。

木の屋さんのサバ缶は、獲れたてのサバをその日のうちに缶詰にしているので、脂が乗ってしっとりしていて生臭くなく、優しい味噌の味がします。缶を開けた瞬間、丁寧に手詰めされた鯖が目に入り、鯖から出た油でつやつやと輝いています。美味しすぎてアレンジするのが勿体ないのでいつもそのまま食べています。これまでのサバ缶のイメージを覆し、もう他のサバ缶が食べられませ~ん!笑


オリジナルサバ缶「サーバー屋のサバ缶」の誕生

須田さんに木の屋さんと繋げていただき、「オリジナルサバ缶制作プロジェクト」が開始しました。木の屋さんの特別な缶詰めを使わせていただいていること、そして、「サーバー管理」と「サバ缶」の駄洒落、2つの要素を真面目なのに面白いコピーとデザインに仕上げていただきました。「サーバー屋のサバ缶」の誕生です。

そして、単なるノベルティとしてだけではなく、実際に商品化してみたらもっと面白いのではないかという須田さんのアイディアで、サバにかけて380円、38%を東北の子どもたちを支援する活動に寄付する缶詰として、スカイアーチ初のCSR活動がはじまりました。一部の店舗に置かせていただいており、店舗によっては販売価格が異なる場合があります。


ノベルティとしての「サーバー屋のサバ缶」

「サーバー屋のサバ缶」はノベルティとして大活躍しています。ポイントは、食べ物なのでよくあるメモ帳などのノベルティに比べて捨てづらい。そして、机の上に置いておくと、仕事中に気になってラベルの文字を読む、そのダジャレのきいた内容に思わずクスッとしてしまう。また、その人の上司の目に留まって「ナニコレ?」「こんな会社の人に会ったんです」と会話が始まるかも!そして、そろそろ賞味期限かなとサバ缶を食べた時、その美味しさに安心と信頼と感心を持ってもらえる!次にまた会ったときの会話が広がる!というとても優秀なノベルティとして活躍しています。


企業とのコラボ!

サバ缶のコンセプトに賛同いただいて、トレンドマイクロ社(写真左)やNTTコミュニケーションズ社(写真右)とのコラボレーションも実現しました。



最後に

今回は「サーバー屋のサバ缶」について改めて振り返ってみました。

缶詰は非常食のイメージから、ちょっと高価でお洒落なおつまみ、晩御飯の1品としても選ばれるようにいつの間にか変化していました。さまざまな趣向を凝らした缶詰が発売され、以前よりも380円のサバ缶を高いと言う人も減ったようにも思います。

そして空前のサバ缶ブーム、ツナ缶を超える人気になるほど!「サーバー屋のサバ缶」の問い合わせも増えました。ありがたい悲鳴です。弊社もサバ缶ブームに少し貢献できたのかなと思います。

なんとなくあの、缶詰だからあまり期待したらいけないと思いつつも、期待しながら汁がこぼれないようにそっと缶詰を開ける瞬間が好きです。レトルト食品のパッケージを開ける時とは違うガチャガチャのカプセルを開けるときの様な、缶詰ってちょっとしたドキドキワクワクがありますよね!私だけでしょうか?笑

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