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【エンジニア】つくり手と使う人のバランスを大切に、真の課題解決につながるものづくりを

業界の構造を変える
シタテルの熱意に心が動いた

シタテルっていう会社の存在は入社前から知っていて、気になっていたんです。高いところをめざして新しいことに挑戦する会社って熊本にはそんなに多くはないから、「イノベーション起こしていこう」っていう姿勢に興味があったんです。実際に接点を持ったのは、地元のSIerで働いていたころ、知人に「人が足りないから手伝って」と頼まれて参加したあるイベントですね。スタートアップ系企業が集まって、3日間でプロダクトを作り投資家向けに発表する、という内容だったのですが、ユーザーにプロダクトを使ってもらい、感想を聞いてその場で改善していく、というスピード感や自由さが新鮮で面白くて…。改めて、スタートアップってどういうものかな、と調べていたときに、メンターで参加していた代表の河野に声をかけてもらったんです。SIerで働きながら技術系のコミュニティの運営などにも携わっていたので、その延長のようなつもりでシタテルの仕事をお手伝いするようになりました。転職を決めたのは、一緒に働いてみて、業界の構造そのものを変えていこうというシタテルの熱意に心を動かされたから。ちょうど同じタイミングで結婚したのですが、奥さんが後押ししてくれたことも大きかったですね。社会を良くしていこうという志を持ちながら、生き生きと働いてほしいって言ってくれたんです。

絶対的な正解はない。
自分で考えて、自分で動くことが重要

入社して最初に感じたのは、思いのほかやることが多岐に渡っているな、と(笑)。社員数は5人くらいで、僕が入った開発の部署は前の担当者と入れ替わりのタイミングだったから、実質一人。一からものづくりをするっていうより、ゼロから一をつくることの方が圧倒的に多かったですね。当然、正しい道を教えてくれる先輩や上司もいないので、出したものに対する反応を見ながら自分で正解を探るしかありません。ある程度正解が導きやすく、それに向かって正確につくることが求められた前職とは180度違って苦労もしましたが、「お客さまのためのサービスをつくる」のではなく「世の中を変えるサービスを自分たちでつくる」ということにこれまでにない楽しさがありました。つくったものが人の役に立つのが目に見えるのもうれしかったですね。当時に比べたらゼロからのものづくりは減ったと思いますが、今も成長途中の会社ですから、やることがきっちり決まっているわけではありません。「誰かがやってくれる」「できあがるのを待つ」というスタンスではなく、自ら考えて自ら動ける人に向いている組織だと思いますよ。


一つの課題にみんなで取り組む
「課題VSチーム」の構図を確立したい

シタテルの中で働いている人のバックボーンは本当にさまざまで、ここに来なかったら出会えなかっただろうな、という人もたくさんいます。知らない言葉も飛び交っていますし、違う世界を知ることができるのは本当に楽しい。自分の着る服のタグを見て生産国を確認したり、縫い方に興味を持つようになったり、プライベートでの衣服との向き合い方も変わってきたんじゃないかな。一方で、自分の専門以外の仕事を理解するのには難しさも感じますね。お互いの理解がないと、同じ課題に向かっていても「なんでこちらの思うように動いてくれないのか」という「チームVSチーム」の構図になりがちですから、各チームがそれぞれの専門性を生かして課題に立ち向かう「課題VSチーム」の構図をつくっていくことが大事だと思います。そうやって一つひとつの課題を解決した先に、衣服に関わるすべての人の世界がよくなる未来があったらいいですね。個人的な目標は、つくり手の自己満足にならないよう、使う人の生活や仕事をイメージしたものづくりをしていくこと。同時に、使う人に合わせすぎて古くさいものにならないよう、バランスも大切にしたいですね。小手先ではなく、本当の課題解決につながるものづくりを追求していきたいと思っています。

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