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生きている会社、死んでいる会社・・・

本の気に入ったページに折り目をつける癖があって
折り目だらけになる本があれば
まったくきれいに読み終える本もあります。

合う本、合わない本というのは誰しもあると思います。
感じる本と感じない本とも言えます。
表題の本は、折り目だらけになった自分には合う本です。

生きている会社、死んでいる会社・・・Dead or Alive

会社というのは便宜上の名称でしかなく、
実体があるのは人だけです。

であれば会社が生きているか死んでいるかは
人が生きているか死んでいるかに他なりません。

では生きているってどういうことなのか?

「生きていますか?」と問われれば、
息してますから生きてます。生物としては。

じゃあ「真剣に全力で生きていますか?」
そうなってくると、人として生きているかが問われるんじゃないかと思います。

『燃焼できること』
たとえ一瞬であっても
それが生きているということだと思っています。

・・・
熱気、活気、元気、やる気、本気、気迫、気合い。

誰もがそれを持っていると思います。

ただそれは放っておいて
高く持ち続けられるわけではありません。

会社が長い時間を生き長らえたとしても
放っておけば創業時の気というのが衰えていくのと同様です。

如何に老化せず、真に生きている会社となるか。

それはひとえに、
組織のリーダである経営者の熱でしかないと思います。

戦略や計画は必要不可欠ですが
如何に理論的に正しく素晴らしいものであっても
そこに魂が入らなければ しょせんは砂上に城を建てるようなものです。

もちろん、人も企業も霞を食べて生きていけるわけでなく
お金や安定は必要です。とても大切です。

ただそれは生物にとっての空気みたいなもので
無くては生きられない・・息が止まらないために必要なことでしかないと思います。

「挑戦し、失敗し、挑戦し、創造する。そしてまた挑戦する」
それが無くても息は止まりませんが
生きていたいですね。自分をきっちりと使いきって。

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