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ワークライフバランスを大切に、誇りを持って取り組む。simpleshowイラストレーターの働き方とは。

simpleshowでは、働きやすい環境作りが行なわれています。今回はイラストレーターの中村さんに、simpleshowでの働き方について聞きました。

中村 小百合(なかむら さゆり) simpleshow Japanのイラストレーター担当。絵を描くことが好きで、高校では油絵を精力的に制作。絵に命を吹き込むアニメーションの魅力にはまり、武蔵野美術大学 造形学部 映像学科に進学。卒業制作展ではアニメーション作品で優秀賞を獲得。株式会社スタジオ・トアに入社後、白黒表現、構図、演出の奥深さを吸収し新規WEB連載の立ち上げに貢献。退職後、国立国会図書館国際子ども図書館に非常勤職員として勤務。2017年8月、simpleshow Japan入社。

- 年齢が近く、フラットな関係性に惹かれた

大学の求人経由で、3年前からsimpleshowでイラストレーターとしてアルバイトを始め、3ヶ月後に正社員になりました。自分と年齢の近いメンバーが中心で、年功序列という考え方がなく、「ここで働いたら楽しいだろうな」とずっと思っていました。

ほかの会社だと、入社3年目というと見習い扱いされることも多いかと思いますが、イラストレーターチームのリーダーを任せられています。simpleshowはメンバーの年齢が近いからこそ、社歴ではなく、能力をきちんと評価されていると感じています。

- チームワークで仕事をするということ

日本支社のイラストレーターチームは現在3人です。定期的にチーム会議を開いて、オリジナルスタイルの研究ドイツ本社から出た課題への対応などを行なっています。また、ドイツ、アメリカ、シンガポール、イギリスなど、各支社のイラストレーターのリーダー同士で隔週でミーティングを実施しているので、国籍の垣根を超えてナレッジの共有が盛んなことが特徴です。

simpleshowのイラストには、線の引き方、太さ、サイズにいたるまで細かい規定があります。また、描くイラストの題材も、医療系だったり会社理念だったりと、細かなディティールまで重視されるものが多いので、アーティストとしての才能よりもコミュニケーションやチームワークが重視されます。

(simpleshowのイラストスタイルは3種類。custom以外は、規定にしたがってイラストを描く。)

制作していく中でトラブルが起きた場合は、制作チームみんなで話し合いをして解決策を探っていきます。フラットな社風なので、年齢や社歴に関係なく色々な意見が飛び交います。話し合いの末、良い方向にPDCAが回っていきます。

simpleshowは「フレキシビリティ」を大事にしています。私はすごくこの社風を面白いと思っているので、これから入社される方にも、ぜひ楽しんでもらいたいなあと思います。

(週1回の全体会議が終わった後、そのまま残って皆でランチすることも多い。)

- 産休、フレックス、リモートワーク…妊娠・出産後も変わらずに働き続けられる仕組み

私はこの4月から産休の予定で、現在は週の半分以上、自宅からリモートで働いています。

産休を取る社員はsimpleshow Japanとして前例がなく、手続きなどに時間がかかりました。同じく産休を取得する予定の夫の会社では、夫が同僚から嫌味を言われたという話も聞きますが、simpleshowではそんなことは全くなかったです。みんなが心配して声をかけてくれたり、作業を代わってくれたりと、協力的でとても助かっています。こうしたお互いを助け合う姿勢も、simpleshowの特徴ですね。

(オペレーション部を中心に、会社全体で産休前の中村さんをサポートしている。)

こちらが、1日のスケジュールです。

09:30〜12:00
業務開始。メール、Slackのチェック。
スケジュールや確認事項をまとめ、イラストレーターチームに連絡
12:00〜13:00
ランチ
13:00〜15:00
イラスト、絵コンテ制作作業
15:00
絵コンテ提出
15:00〜16:00
イラストレーターチームミーティング
16:00
業務終了

勤務時間を自由に設定できるフレックス制度を使って、基本的には早めに勤務を終わらせられるよう、効率的な働き方を意識しています。自分が作業を速く進めた分だけ、家事などに割ける時間が増えるので、モチベーションが上がりますし、生活が豊かになります

(趣味はパンを焼くこと。月に2回ほど焼き、夫と一緒に食べる時間を楽しんでいる。)

simpleshowでは子育て中の社員に対して、毎月子供1人あたり5,000円の補助が出ます。社員のワークライフバランスを大切にする会社なので、本当にありがたく感じています。

今、大切にしているのは、「産休後も産休前と同じように働けるか?」という視点です。産休明けからも、会社には引き続き貢献していきたいですし、自分も成長し続けたい。私が初の産休取得社員となるので、これから産休を取る人にとって理想的なロールモデルになりたいです。

将来的には、ぜひ男性も気兼ねなく産休を取れるような会社にしたいですね。そうなったとき、私自身もそうしていただいたように、温かくサポートできるようなチームであれたら良いなと思います。

- simpleshowイラストレーターとしての誇り

仕事の中で自信を持っていることは、simpleshowイラストスタイルのクオリティです。絵については、入社以来ずっと真摯に向き合ってきました。

私は本社認定のイラストチェッカー称号を持っています。イラストレーターが描いたイラストに対し、simpleshowのクオリティを保てているかをチェックする権利があることを示す称号で、日本での保有者は私だけです。

simpleshowのイラストは簡単なように見えて、正確さが求められます。グローバルブランドを有しているからこそ、どこの国で制作したsimpleshowも、同じクオリティのイラストでなくてはいけないんです。

ただ、規定ばかりだと疲れてしまうので、時折新しいことにもチャレンジします。例えば「忍者 - 最強のスパイ? その真実の姿」では、オリジナルイラストを考案しました。

https://www.youtube.com/watch?v=KpO2PBjphbo

外国の方向けの忍者というテーマに沿うために、チームの人と話し合いながら色々なアイデアを出しました。カートゥーンアニメを見て、海外の人にも馴染みがあって、日本人が見てもかわいいなと思えるようなイラストにしています。

また、新しいイラストスタイル案を作ったりもしています。

これはまだ開発途中のものですが、左のイラストはファッション業界の案件で洋服のディティールなどが伝わりやすいように考案したもので、右のイラストはIT業界でよく使われている表現に寄せたものです。

こんな風に切磋琢磨しながら、simpleshowのイラストレーターとして、誇りを持って働くこと、日々の仕事に誠実に向き合いながら、進化し続けることが、仕事においてとても大切なことだと考えています。

産休から戻ってきてからも、日々成長して、より良いsimpleshowを積極的に作り上げていきたいですね。

【メッセージ】

映像制作というと、長時間働く会社も多いかと思いますが、simpleshowではプライベートの時間がちゃんと取れるので、モチベーションを持って働くことができます。

メリハリをつけて働きたい方、チームワークを大切にしながら日々進歩していける方と一緒に働くことを、楽しみにしています。

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