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湘南国際アカデミー横須賀校の責任者の鳥畑です

Q1:株式会社アメイジュで働いて何年ですか?

A1:入社してから、約6年の月日が経ちました。

Q2:アメイジュに入社する前は、どんなお仕事をしていたんですか?

A2:入社する前は、私は八ヶ岳南麓の北杜市に住んでいて(標高1000ⅿ、家の周りを普通に鹿の群れが走るそんな山の中です。)その山の家で「こころの電話相談」という電話の仕事をしていました。

電話の向うはほとんどの人達が「心に闇を抱えているのに誰にもぶつけることが出来ない辛さ」に耐えているようで・・大半が私にひたすら語るだけの電話だったのですが・・

話を聞いていくうちに、重く暗い声が少しずつ明るくなっていくのが嬉しかったのを覚えています。

Q3:アメイジュでの仕事内容は?

A3:弊社が運営する介護の教育機関である湘南国際アカデミー横須賀校の立ち上げからずっと横須賀校の責任者として、お客様へのご案内やフォローなどをしてきました。

Q4:学校の立ち上げから現在に至るまで、いろいろなことがあったかと思いますが、印象に残っていることはありますか?

A4:横須賀校の開校当初、横須賀ではまだまだ知名度が低く・・営業するにも何処から手をつけていいのか皆目わからずで・・開港当時は満席だったヘルパー2級講座から、新たな資格として始まった介護職員初任者研修に変わった途端に、開講できないクラスがポツリポツリと出てくる・・

そんな状況の中で何とか開講できたクラスの日は、授業中に教室から聞こえてくる講義が面白く、教科書もめずらしく・・・一緒に教科書を開いて聞き入ってしまったことも度々ありました。

また、授業のない日はいつも一人だったこともあり、受講生の笑い声やお喋りでパーっと明るくなるのが嬉しくてたまらず、休み時間に教室に入り込んでは受講生の話の輪に加わったり、カウンターの前を通る人に声をかけたりしていると、スクーリングの終わるころには受講生がカウンターに来て話し込んでいくのが当たり前の様になっていきました。

あれは・・開校から2番目くらいの介護職員実務者研修の通学コースのクラスの最終日・・・

修了テストが終っても名残り惜しそうに暫く教室に残っていた数名のひとたちが帰りがけポツリと言いました。

「ずっといてね。必ず会いにくるから・・・」

その言葉を聞いたとき「そうか、帰ってきてくれるんだ。」と初めて気づいたのです。

当時は、まだ横須賀校では限られた種類の講座しか開講されておらず・・今の様に無料セミナーやレクリエーション介護士等の資格講座もありませんでした。

修了したら「もう来ることもない」と誰もが思っていた頃です。

だからこそ「会いにくるから」のひと言が本当に嬉しくて・・・・・

それは・・八ヶ岳にいた時に携わっていた「こころの電話」で「話が出来て良かった。」と言ってもらったときの気持ちとよく似ていたのを思い出します。

Q5:どんなところに仕事のやりがいや楽しみを感じていますか?

A5:アメイジュに入社してから6年・・・

本当にたくさんの人たちが湘南国際アカデミー横須賀校の介護資格講座を修了しては会いに来てくれました。

校舎が営業していない18時近くに「上を見上げたら、まだ教室の電気がついていたから」と駆け込んできた人。

お母さんの介護の為に受講したのに「お母さんが逝ってしまった」と泣きながら入ってきた人。

「田舎から柿を沢山送ってきたから」とビューンとバイクで持ってきてくれた人。

近くまで来ると必ず顔を見せてくれる人。

入口からちょっと顔をのぞかせて「わあ~久しぶり!」と声をかけると、照れ臭そうに入ってくる人・・・等々。

誰もがわたしと一緒に横須賀校を育ててくれた大切な仲間。。そう思えてなりません。

お休みの日にスーパーのレジに並ぶと、どこからか「とりはたさ~ん」と呼ぶ声が聞こえ、。慌てて見回すと隣のレジに並んでいるのは見覚えがある顔だったなどというのは日常茶飯事です。

普通に歩いていて「何してるの?」と言われたり、自宅の前を通り過ぎた自転車が一瞬停まったかと思うと振り返って「とりはたさんだ!」と驚かれたり・・・

我家が借りている駐車場にデイサービスの送迎車が入ってきたと思ったら、卒業生が降りてきた・・ということもよくあります。

7年前に、八ヶ岳から横須賀に移り住んだときは知らない人ばかりだったのがまるで嘘の様に、横須賀は知合いが沢山いる土地になりました。

自分の年は忘れているつもりでも、この6年で我ながらびっくりするくらいの年になりました。それほど遠くない将来には日常生活でも誰かの手助けが必要になる場面があるかもしれません。

そんな時、顔見知りだらけのこの町で暮らしているのはちょっと心強いかもしれない。  もしかしたら、話を聞いてあげるだけならもっとおばあちゃんになった私でもできるかもしれない・・・

話をしに来た人に美味しい珈琲を入れてあげたいな・・など、夢はどんどん膨らみます。

湘南国際アカデミーでの日々は、そんな老後の夢までみせてくれる素敵な日々です。

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