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【私が仕事をする理由】インターン生インタビュー②

<医学部を目指していたが、断念し薬学部に>

医学部を目指し医師になることを断念した私は、同じ医療者の中でも、医師と同じ6年制である薬学部を選びました。

医学部入学を諦めたとき、自分の中で、「やりがい」を求める気持ちは失われ、2年も”浪人”というブランクがあるのだからそれなりに将来稼げる仕事に就きたいという思いがありました。大学で学んでいたり、社会に出て働いている友人の姿を見て、2年かけて医学部に入れなかった自分に引け目を感じていました。また、これ以上の浪人期間は就職活動や将来に響くと思っていました。

薬学部を選んだのは、私の家族全員が医療系の仕事についており、「薬剤師は給料が高い。」と聞いたためでした。

当時の私は、「周りと比べて自分はどうか?」という考え方や世の中の大半の人が持っているであろう「固定観念」に囚われていました。大学を出た方がいいに決まっている。新卒の方がいいに決まっている。といったようなものです。

<入学後は、学生団体活動に勤しんだ>

薬学部に入学したはいいものの、何のために勉強しているのかわかりませんでした。「自分が得られる『薬剤師』という資格は、どのように人の役に立つのか。」という疑問を抱いていました。

わけもわからずに勉強するのは嫌だと思い、薬剤師という仕事を知ろうと思い、大学の先輩に相談したところ、同じように考え・活動している人たちがいると聞き、「日本薬学生連盟」という学生団体を知りました。

そこで出会った人たちは、私が給料が高くて安定だと思っていた「薬剤師」に対して問題意識を持っていました。それは漠然としたものではなく、現状をある程度知った上で生じているものだと感じました。実際に薬剤師の方からお話を聞いたり、薬局や病院を見学をし、「薬剤師の仕事」を、足を運び、目で確かめていました。また、どのように薬剤師が人の役に立っているかを知り、考えていました。その姿を見て、私も日本薬学生連盟というフィールドで「薬剤師の仕事」を知ろうと活動を始めました。

<薬局業界への問題意識が芽生える>

活動を通して、薬剤師をはじめとする様々な人の話を聞きました。その中で自分は、薬剤師は「こんなことができる。」や「こんなことをすべきだ。」という価値を感じる一方で、特に薬局薬剤師という存在は、一般の人や同じ薬学生に対してその価値を感じてもらえていないのではないかと思い始めました。

薬局で薬を貰うことの価値や薬剤師から情報提供してもらうことに対する価値を感じていない人が多いのではないか?中には「薬剤師の情報のお陰でこんなに良くなった。」などといった話も聞きましたが、それも少ないのではないか?また、薬学生と話している中で、就活で薬局を選ぶときに「こんな風に薬局薬剤師として働きたい。」という職能に対する憧れよりも、薬局で働くという「環境(給料、福利厚生など)」に良さを感じて選んでいる人が多いと思ったからです。

薬剤師の仕事を知っていくうちに、薬剤師が自身に対して思っている価値と一般の人たちが感じている価値にギャップがあるのではないか?そのギャップはなぜ生じているのか?を考え始めました。そして、「薬を受け取れる場所」、「薬を渡してくれる人」以外の価値=付加価値を提供したいと思うようになりました。

その「付加価値」とは何か、どうやって提供できるのか知りたかった私は、どういう薬局がそれをできているのか知るために30箇所以上にインターンや見学に行きました。

そのインターンや見学の中で自分なりの「基準」を持ち、評価していくということをしていました。調剤バッシングや薬歴未記載問題などから「薬を渡してくれる場所」以外の価値を提供しなければならないという議論は既に行われていました。付加価値を提供するための要素が反映されているのが、2年に1度改定される調剤報酬であると考え、その点数を取れているかどうかを評価基準として個別に薬局を評価していました。

<下島調剤薬局との出会い&インターン開始>

「薬を受け取れる場所以外の価値は何なのか。」「それを形にしている薬局はあるのか。」とインターンや見学をしている中で、下島調剤薬局に出会いました。薬局見学後、「こども薬局」という子供向けのイベントに携わらないかという話をいただきました。正直なところ、学生団体活動でもイベント経験があった私は、「イベントのお手伝いか。」程度の考えで興味が湧きませんでした。

しかし、あるミッションを聞いた時、やってみたいと思いました。それは、「感動という顧客体験を提供してほしい。」というものです。これまで薬局を見学してきた中で、それをミッションに地域イベントを行っている薬局はありませんでした。感動が何に繋がるのか、なぜ感動を与えるのかもわからず、興味を持ち、インターン生という形で企画に携わることになります。

実際に企画に携わってみて、最初に与えられたミッションは、調剤体験の前の15分でこどもたちに対して話をするというものでした。「薬や薬剤師について知ってもらいたい」という思いから、紙芝居形式で行いました。絵から情報が入ってくるからわかりやすいのではないか。ストーリーがあり、主人公を自分と置き換えたら理解しやすいのではないかと思ったからです。

「これでいけるだろう。」そう思っていましたが、子どもを甘くみていました。

こちら側がいくら「〇〇を伝えたい!」と思っても、興味・関心を持ってくれなくては何も伝わらない。そして、子ども達はつまらなかったらすぐ顔や態度に出します。「そもそも伝えたいことを伝えられる土俵にも立っていないのか。」と気づかされました。

<2回目は内容をイチから企画して行った>

企画を考え、提案する過程で何度も壁にぶつかりました。自分たちが伝えたいこと中心で考えてしまい、感動体験をしてもらうというゴールから脱線していたからです。つまり、企画内容を考える際に「何のために」という部分を明確にせず、その内容を行うことでどんなことが起こるのか、感動は生まれるのか、考えていませんでした。

イベント当日までのプロセスで何度もつまずき、悔しい思いもしながら「どうしたら感動を与えられるか」考え抜いて迎えたイベント当日。こども達から「すげー!」「やった!」などプラスの言葉を聞けたとき、「感動」を与えられたと実感しました。そして私も、その姿を見て感動しました。「感動が何に繋がるのか、何を生み出すのか。」と思っていましたが、なんとなくその意味が理解できるようになってきました。

<見えてきた感動を与える意味>

なぜ、感動を与えるのか。

<'感動"が"行動"を生む>からと私は思いました。

「薬剤師ってこんなことしてるんだよ。」と<自分たちの価値>をそのまま伝えても、相手にとって、「そうなんだ。へぇー。」程度では、たぶん何も行動には移さない人がほとんどだと思います。こちらが伝えたいことがあっても、相手に興味・関心を持ってもらえなければ聞いてももらえない。

こども達はつまらなかったらすぐ顔や態度に出します。でも、感動を与えられた時の反応はすごく大きかったです。

参加者みんなに向けて、「見て!見て!〇〇ができた!!」って伝えたり、家族に嬉しそうに自慢していた。学校に作ったもの持っていって先生に見せて自慢していた(後日談)。といったような行動をとってくれました。そんなこども達の姿を見て、一緒に参加している保護者も興味・関心を持ってくれます。薬剤師の仕事についても聞いてきてくれます。そこで初めて「伝えたいことを伝えられる」機会が訪れるのではないかと思います。

心が動かなければ、人は行動に移さない。

「感動」=「感情が動く」という顧客体験を与えることは、薬剤師にとっても「価値」を感じてもらう上で必要なことであり、薬局が「薬を受け取れる以外の場所」となる上でも必要なことではないか?と思った私は、現在も長期インターン生として「感動」という顧客体験を追求しています。

<インターン中に実現したいこと、一緒にインターンをしたい学生とは?>

インターン中に、
・「感動」という顧客体験をこども薬局以外でも提供できるようになりたい。
・「薬が受け取れる場所」「薬を渡す人」以外の価値を探り、それを形にしたい。
・こども薬局の企画・運営を続けて新規のビジネスモデルを構築したい。

というものに挑戦し、これらを通じて、将来的には時代やニーズに合わせて「薬剤師」という資格に、別の必要なものを掛け合わせ、「変化」していける人間になりたいと考えています。また、どんなプロセスを踏むかは決まっていませんが、「自分の周りの人たちが幸せに生活できるように働きかけていたい。」という在り方はブレずにいたいです。

そして、インターンでも仕事でも、固定観念にとらわれない人や、新しいことに臆せずチャレンジしたいと思う人と一緒にやっていきたいです!

株式会社下島愛生堂薬局では一緒に働く仲間を募集しています
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