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【メンバーストーリー】ポンコツでいい。ダイレクトマーケティングで、社会を変える仕事をしよう。

株式会社しくみと代表の進藤です。

創業者として組織創りに奔走しながらも、マーケティングディレクターとして常に最前線で、

多彩なメンバーやパートナー会社様と連携しながらデジタルプロモーションやCRMの企画・指揮、LPO 推進、新たなアドテクノロジーの発掘などを行い、

事業を成長に導くためにクライアントと並走しています。


フリーター生活にあった原体験

大学を中退してからずっとフリーターで、東南アジア、インドへの旅行を繰り返す典型的なバックパッカーでした。

下北沢の共同風呂、共同トイレの家賃2万円のアパートに住みながら、

朝5時起きで電車の交通量調査から始まり、昼間は飲食店の厨房でフライパンを振り、深夜はレンタルビデオ屋で働く毎日。

日雇いでも何でも怪しい仕事も、バイトというバイトは何でもやり、1日500円であと何日生活できるかしか考えていなかった当時。

これが、今から13年前の24歳頃の自分です。

こんな自分が広告の世界に初めて触れたのはリクルートの求人広告の営業でした。

未経験でスーツを着る仕事ができればいいと、ほんとただこれだけの理由で入社し、

朝から晩まで渋谷のセンター街とかラブホテル街への飛び込みで求人の営業をし続けましたが、1年も持たずに心は折れすぐ辞めました。

でも当時のお客さんで唯一、足繁く半年かけて通って、大きな仕事を受注し、

自分が関わった求人広告によって警備員さんの採用ができたよと言われたことは、何より嬉しかったし、仕事で得た初めての成功体験であり原点かもしれません。

自分が関わることで、少なくとも数人の人の心を動かす。これが広告なんだなと。


何もないところからスタートしたキャリア

そこで、求人ではない広告に関わりたいと考え転職をします。

たかが1年にも満たない営業経験と、世の中を変えたいという気持ちを面談でひたすら語った結果、インドに5回も行った変なやつという理由で社長に気に入られ、採用されました。

これが、今のキャリアのスタートとなることは、微塵も考えていませんでしたし、入ってみたら「通販広告」という世界で、思い描いていた広告の華やかな世界とは無縁。

フリーペーパーや折込チラシの化粧品広告で、電話注文が何件入ったか掲載初日からずっと追いかける地味な世界。

広告費をかけたのに一件も電話が鳴らなくて、クライアントから罵声を浴びせられたのは当たり前でした。

社内では完全にポンコツ扱い。営業としても完全に無能。

取引終了と思っていた矢先、「ここまでやってくれて結果が出ないのは何か自分たちにも責任があるはずだし、頑張ってくれているから、これからも売り方を一緒に考えてもらえないだろうか」と、

仕事がなくなるどころか、クライアントから予想だにしないことを言われました。

この時、嬉しいとか悲しいとかいう感情を超えた、何か自分の仕事に向き合う姿勢みたいなものを考え直す瞬間となったことを覚えています。

このクライアントとはその後、在職中ずっと仕事をすることになり、最終的には全国展開のTVの仕事をすることになりました。

入社した時は、広告はもちろん、マーケティングなんて言葉など全く知らなかったど素人でしたが。

それから11年が経ちます。


単なる広告代理店ではダメだという想いから独立

ここまでの11年の中でも、途中何度も挫折や辞めたいと思ったこと、不毛な時代があったことは数知れず、

でも色んな人との出会いや積めてきた経験、背中を押してくれる仲間のおかげで、いつのまにかこの仕事の面白さをとことん追求したくなったことは間違いありません。

しかし、電通グループの総合広告代理店在籍時に転機が訪れました。

今ではありえないブラックですが、始発時間に起き終電帰りで土日も仕事、というほぼ24時間営業状態で働いていたところ、

出張帰りの新幹線内で小脳梗塞を発症しました。

病院に運ばれて目が覚めた翌朝、開口一番メールのチェックをしたいと言っていたくらい、完全にどこかネジが外れていました。

その後1年間の療養期間の中で、妻の支えもあり、働き方を根本から見直したことでシンプルな考えにたどり着きました。

他人の時間を生きるのはやめるということ。

健康でなければ何もできないということ。

これからは、自らが決め、自らの裁量で、自らの時間で、すべては自らに由る環境に身を置き自らの名前で食っていくということ。

手始めに、1年間は会社に黙って副業をしながら、個人年収と同等の金額を稼げるようになったら独立しようと目標を定め、そのちょうど1年後に達成し独立に至ります。


しくみとが追求する仕事とは

「ダイレクトマーケティングの力で、社会を変える」

これが、11年間の経験から導き出した、当社が目指す社会への貢献。

ダイレクトマーケティングと言えば何となく聞こえは良いですが、決して華やかな仕事ばかりではなく、顧客の生の声に直接、ひたすら向き合う地道な仕事。

1,000人のうちたった 一人の顧客に買っていただくために、 どんなメッセージが刺さるのかキャッチコピーの100本ノックをすることもあれば、

一回でも多く購入し続けていただくために、顧客から届くハガキの内容に頭を悩ませ、事業の課題点を導き出したり。

『あなたがいてくれたおかげで、事業がここまで大きくなれた』

こんな風に、クライアントから事業のパートナーとして認められることや、 自ら立案した販売戦略によって商品がヒットすることで、

市場や世の中に影響を与える面白さをダイレクトに感じることが出来るのは、この仕事の醍醐味であり、 私自身が抜け出せなくなった所以。

今これを読んでいただいているあなたが、ポンコツであっても構いません。

そのポンコツの中に光るものが必ずあるはずです。

共にやりたいこと、探していきましょう!

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