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お酒や食事が創り出す空間のお手伝いがしたい!柴田屋酒店営業部をご紹介します。#5

こんにちは!柴田屋ホールディングス・広報の大貫です。

前々回より、日々飲食店様にお酒の提案をする柴田屋酒店営業部の平田さんを紹介しています。

ソムリエの資格も取得し、自分が実現したかった「誰かに新しい価値観や選択肢を提供し、関わる人たちが心豊かになれるような存在になりたい」という思いを、営業を通して体現している平田さん。

柴田屋の新しい取り組みも楽しんでいるようです。


柴田屋は、ワインを生産者から直輸入し、生産者とお客様をダイレクトに繋げる存在になりました。「問屋さんから仕入れたものを飲食店へ卸す」という、これまでの業務フローとは感覚が違うと思いますが、その辺はどう思いますか。

ワクワクしますね。私たちしか取り扱っていない商品というのは、飲食店様にとってもメリットがありますが、柴田屋にも意味があります。生産者とエンドユーザーを結ぶラインは短ければ短いほど、想いや情報が伝わりやすいです。「私たちの商品です」と、自信を持って胸を張って言えることは、提案していて楽しいですよ。

また、ソムリエ資格合格のご褒美として、海外研修にも参加しました。そこでは、現地の風を肌で感じ、畑の匂いや生命の息吹に触れ、生産者の人柄や想い、醸造のこだわり、製品コンセプトなどの知識も得ることができました。こういった現地での経験を提案に活かせるのは、柴田屋の強みです。


数々のお客様とお会いしていると思いますが、忘れられないエピソードはありますか。

日常の業務に追われ、ついつい忘れがちになってしまいますが、お店をオープンされる時が印象深いですね。あるお店(魚金醸造さん)のオープン時は、私の運転でスタッフさんと埼玉の奥地までトラックを走らせて、ビール醸造タンクを施設に運んだりしました。(ブリューパブ業態のため、醸造設備が必要だった)

クラフトビール業態をはじめたいという別のお客様とは、私が知っているブルワリーをいくつも巡って、導入するアイテムを一緒に選定したりしました。それも今では貴重な思い出となっています。一般的に卸という立場では、お客様が要望される商品を仕入れて販売するまでだとは思いますが、柴田屋では「お客様のご繁盛を応援する」ことが最優先されますので、お客様とどこまで深く関わっていくのか、全ては自分次第で行動が決められます。これも柴田屋での営業の醍醐味かもしれませんね。


配送業務からスタートし、営業部に異動し4年目を迎えましたが、今後はどのようなビジョンを描いているのでしょう。

いずれは、他の業務にも挑戦してみたいですね。これまで飲食店様向けの「BtoB」の仕事をしてきましたので、どちらかというと「狭く」「深い」関わり方でした。これからは「広く」関わる人の総数を増やしたいですね。販売するだけでなく、一つの情報がより多くの方に届くECサイトの運営のように、私1対多数にも興味があります。

近い将来の取り組みとしては、営業一人ひとりが持つ知識や能力を集約し、上手に活用できないかなと考えています。例えば、コロナ禍で酒類の提供ができなくなった際、ノンアル飲料を提案する必要が出てきた訳ですが、お客様に届く情報は、その対応した営業が持っているものだけになりますよね。それがもったいないと感じていて、皆の知識を集めて「ノンアルでしたらこんな商品がありますよ」と、誰でも同じように充実した提案ができるような環境作りが理想です。こういった、個々で持ち合わせている知識や知恵を集めて、より効率よく皆でシェアできるような仕組みの構築に携わってみたいです。


仕事をしていく上で大事にしたいスタンスは?

公私問わず、サスティナブルに興味があります。例えば、グループ会社の「SAKE-YA JAPAN」は、山梨に農場を開設して2年前からホップを生産しています。この畑を、グループ全体で上手に活用できないかなと。酒類業界だからこそできるサスティナブルな取り組みがないか、例えば、自分たちでビールの原料を栽培し、ビールを醸造します。醸造した後には、必ず麦芽がゴミとして廃棄される訳ですが、これを肥料として畑に戻すとか。廃棄物ゼロの循環型醸造所ができたら、かっこいいですよね。


こんなにまじめな平田係長ですが、どうやってリフレッシュしているのでしょう。

月に2回ぐらいは銭湯で、「ととのえ」ています。学生時代から銭湯が大好きで、大きいお風呂が気持ち良いのと、いろいろな人がいることで生まれる絶妙な騒音が、気持ちをリラックスさせてくれるんですよね。それと旅行です。外せない目的だけ作って、あとは流れに任せる気ままな旅なんていうのも楽しいです。


海外研修や積極的にお客様と深くかかわることで、新たなビジョンを描けたそうです。サスティナビリティと柴田屋のとりくみを組み合わせて循環型醸造所とは、ビールとの出会いがこの業界へ入るきっかけになった平田さんらしいアイデアだなあと感じたインタビューとなりました。

銭湯や旅行でリフレッシュして、思う存分活躍してくださいね!

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