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「納得感や透明性を大切にしたかった」1年越しに入社を決めた女性エンジニアがシェルフィーで頑張れる理由

💁今回の主役:塚田 萌

長野県生まれ。高専にて電子情報、奈良女子大にて情報科学を学ぶ。

Uターン就職し、地方公共団体向けのシステム開発に従事。その後世界一周旅行、フリーターを挟み、ベトナムにある日系IT企業に転職。マネジメント業務にも少し携わる。
快適だったベトナム生活に別れを告げ、再びUターン就職するも、ご縁があって2019年12月シェルフィーに入社。

シェルフィー入社前

*甘やかされて育った自覚、マイペースに過ごした幼少期

私は長野で生まれ育ち、3人兄弟の末っ子で甘やかされて育ちました! 自覚もあります(笑)当時ペコちゃんのチョコレートにキーホルダーが付いて来るお菓子があって、1シーズンで十数個も種類があるんですが、シークレットまで全部集めました。子供ながらに欲しいと言えば何でも買ってもらえると思っていましたね(笑)

小学校低学年までは女子グループに属し、一般的な学生生活をしていたんですが、途中でグループに属すのを辞めて「一人でも生きていける」って思ったタイミングがありました。具体的に何があったかというのは正直なところ詳しくは覚えていないんです。でもそのタイミングからは基本的にはずっと属したりはせず、1人でいる人たちとたまに話すみたいなマイペースな生活をするようになりました(笑)


*エンジニアになったきっかけ

普通科の高校でなく、高等専門学校に進学したことが私のエンジニア人生のスタートです。

なぜ高専にしたのかというと、元々兄が高専に進学していたために馴染みが深かったということもありますが、それ以上に進路を考えていた当時は「普通」という言葉に反発心があったんです。
私は勉強も普通に好きだったし割とできるほうだったので、中学卒業後に普通に進学校に行って、良い大学に入って、良い会社に入るという未来が簡単に見えました。
でも、そのときにふと「それって楽しいのかな。その先何になるんだろう」と思ったんです。そしたら高専の方が面白そうに感じて、進学することに決めました。

近くの高専には機械、電気、制御、情報、環境と5学科あったんですが、情報を選んだのは、兄の意見が色濃く反映されています(笑)

まず女子の在籍数が多い学科で絞りました。すると情報学科か環境学科の2択に絞られます。
環境が建築系、情報がプログラミング系の内容で、建築系も非常に興味があったので迷いに迷っていたところ、「環境だと暑い中で測量等の課題のために外にずっといなきゃいけないけど、情報だったらクーラーがきいた教室でコード書けるよ」と兄から言われ、「なるほど!それは大変だ!」と思って情報学科への進学を決めました。
私はお兄ちゃん子だったこともあって、5つ離れた兄の言葉は当時ものすごい説得力があったんですよね(笑)


高専は実際に通ってみて良かったです。コストパフォーマンスが良いと思うんですよね。

勉強はめちゃくちゃ大変で、どうしても専門的な内容が始まる関係で数学も1年生の間にできるだけ詰め込まないといけないんです。それまで私自身勉強は比較的得意な方だったけれど、初めて「分からない」と感じました……。
レポートもありますし、60点以下だと再試験になります。それもダメだったら留年というとてもシビアな世界が中学卒業後にすぐ始まる分、学力や技術力は間違いないですし、進学や就職も比較的本人の希望通りになるので、本人の人生的にも親御さんの立場でみてもコストパフォーマンスが良いはずです。

あとは、高専という少数派を選ぶ女子は自分と似たような雰囲気の子が多くて過ごしやすかったし、40人クラスのうち8人程、学年通しても40人くらいしかいないから、みんなで仲良くできてのびのびと生活できたことが個人的に一番良かったです!(笑)

シェルフィー入社後

*納得感を大切にしたかった。1年越しの入社!

シェルフィーのことは偶然Wantedlyで見つけました。

実は2018年頃私はベトナムにある日系ベンチャー企業で働いており、もうすぐ2年だったのでそろそろ日本に帰ろうかと考えていました。ベトナムでの仕事がとても楽しかったので東京のベンチャー企業を中心に探していました。

そんなときにシェルフィーを見つけ、「話を聞きに行きたい」を押して当時Greenfile.workのベータ版のPMを担当していた鈴木(晶子)とエンジニアの笹尾と話したのを覚えています。サービスの説明と技術の話をしたんですが、特に笹尾は高専出身の人みたいだなと思った記憶があります。
実は当時の志望度としてシェルフィーは二番手だったことは秘密です(笑)

その後日本に帰国して、結局東京ではなく地元である長野にある請負・受託事業をしている会社に就職を決めたんですが、働いてみるとどうしても違和感を感じてしまったんです。
そんなときに「最近はどうですか?シェルフィーもフェーズが変わったのでよかったらお話できませんか?」と宿利からメッセージをもらいました。
でもそのタイミングでは私も自分の抱えているモヤモヤや心の整理がついていなかったので、「今仕事が辛くて、人生を考えています。またご連絡します」とお断りし、その後東京に出る心積もりができたタイミングで私からメッセージを送って話しました。

前の会社は経営陣と現場の距離感を近づけたり、主体性を求めたりしていたけれど、現場側ではどうしても今までのやり方以外受け入れられなくなってしまっていたり、規模感もあってか気になった質問に対して明確な答えをもらえなかったりしていたのでかなりモヤモヤを感じざるを得ない状況でした
だからこそ次の会社に求めるものとして透明性や納得感は外せませんでしたね。

シェルフィーでは「ASK WHY」という行動指針があり、納得感を大事にしていることを謳っていますが、実際に現場もめちゃくちゃ「なぜ」を知りたがるし、話す方もそれを分かってるから当たり前のように説明しています。

しかも、決定事項として一方通行のコミュニケーションをするのではなくて、ARA(Ask Roy Anything)のように全体会議の場を設けて全員に伝え、伝えたことに対する質問を募り、納得するまで話す双方向のコミュニケーションをする文化や風習が当たり前のようにあるのが本当にすごいことだなと思っています。

疑問を持ったとしても実際に口に出すことって本当に大変で、頑張って言っても理由なく否定されたりしてしまうと、人間は学習をするからどんどんと「頑張る意味があるのかな…言っても無駄だしな…」と思って言えなくなってしまう。シェルフィーでそうは絶対にならないので安心して気になることは役職関わらずコミュニケーションできています。


*個からチームへ。お互いを思いやれるチームを作りたい

シェルフィーでは調整会議機能の新規開発を経て、今は安全書類機能の愛の化身寮の寮長をしています。

シェルフィーのプロダクトチームは力の化身、愛の化身、知恵の化身の3チームがあります。このチームを寮と呼んでいて、リーダーは寮長です。
私たち愛の化身寮はお客様の継続率やバイラル係数を上げられるような機能開発やバグの改修を担当しています。

寮長として日々どうしたら良い結果をチームで残せるかを考えていますが、最近の試みとしてスクラムを導入し始めました。
今までもかんばん方式でのissue管理等部分的には取り入れていたものの、スプリントを厳密に回したりはせず、個人でissueを持って完成したものからリリースしていたのでかなり個の力に頼りっぱなしだったんです。

当時は新規開発が多いフェーズだったのでそれでも機能していたのですが、プロダクトがある程度出来上がり、改善・運用を活発にまわしていく今のフェーズは、チームとして安定的な開発ができた方が良さそうだなと感じました。
そのためには、今のチームの生産性がどれくらいなのかを可視化することと、結果を統一化できるような体制が整えていきたいと思っています。

例えば正直な話、テストコードやリファクタリング等のシステムをもう少し良くするためのコード修正って今だと余裕がある人や気付ける人は自分に与えられたissueの範囲内でできて、未経験のエンジニアさんや見落としてしまった場合はできていないんですよね。
こういう同じことを任せているはずなのに結果が人によって違ってしまう状況はなんとかしたく、基本的には最低限のルールをしっかり設けていくつもりです。
一方で、決め事を増やしすぎるのも良くないと思っているので、どの手法を取るかとどこまでルール化するかというバランスを考えるのがとても難しいですね……。

また、本で学んだことをそのまま持ってこれるわけでもないということも難しく、しっかりチームメンバーとコミュニケーションを取って愛の化身寮には何から整えていくのが良いのかを構築していきたいなと思っています。正直なところ私もスクラムを動かすのは初めてなので、情報収集しつつ構築していく過程が本当に新しいことだらけでチャレンジングです。


でもスクラムを動かしてみた結果、「チーム感」もかなり出てきたんですよ!

最近ミーティング内で当時緊急度の高いissueをひたすら担当してくれていた人を褒めたり慰めたりしようという議題が挙がって、こういう「自分は直接関わってはいないけれど誰かがしてくれていること」にチームのメンバーがしっかり見ていて気付けるのはまさにチームで何かをすることのメリットであり、これからも大切にしたい価値観ですね。


*巻き込める人を増やして、優しい場を作っていきたい

今までは0→1の開発フェーズも多く、みんなでひとつのことを一緒にやってきたのですが、今は安定稼働やさらなる改善を目指す安全書類機能と新規でチャレンジをしていく場の2つができています。こういう社内にフェーズ感が違う場が複数ある状況が私はいいなと思っています。
そうすれば、たくさんの人を巻き込めるようになってチームが多様になったり、1人の人生においてもフェーズによって働き方が変わったときに社内で調整することができたりするからです。

この社内環境を促進するためにも、今私が担当している属人化の解消はどんどんと進めていきたいです。

未来のゴールはもちろんチーム全員のレベルが等しく上がることですが、その手前の状態として一つのチームで全ての役割をカバーしている状態に持って行くのが当面の目標です。
今は技術的に難易度が高い箇所は別の寮のメンバーにしか頼れない状況があるので、スクラムという手法を用いてみんなでバランスを取れたらいいなと思います。
そのために採用するのか育成するのか、手法はまだわかりませんが、寮のみんなで意見やできることを持ち寄って埋め合っていきたいですね。うーん、でもやっぱり人は足りないからぜひ採用したいかな!!(笑)

シェルフィーには既に1年半程在籍していますが、言われたことをそのまま思考停止してやるというのはできない人が多いなと思います。みんな納得していないとできない(笑)
だからこそ色々なところで目線合わせが必要になりますが、その仕組みはできる限り整っているし、逆に自分から情報を取りに行ける環境も間違いなくあるので、ぜひ気になった方はご応募お待ちしていますー!一緒にチームを作りましょう!


シェルフィーやシェルフィーのチームが気になった方はこちらも合わせてご覧ください👇

🍤 シェルフィーや建設業界、『Greenfile.work』について

🍤 シェルフィーのメンバーについて

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