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地方の飲食店の課題とは。「受け身の姿勢」と「情報発信力のなさ」を紐解く。

「羊の普及」を進めるには、全国の飲食店と協力して取り組みを推進する必要があります。しかし、東京と地方には飲食店の体質や取り巻く環境に大きなギャップがあります。地方の飲食店を取り巻く課題について関澤社長にお話を伺いました。

羊の普及をテーマに全国のお店と交流を深める

-youtubeでいろんなお店とコラボ企画をされてますね

はい。美味しい羊肉料理にこだわっているお店に声をかけさせていただいてます。福島のジンギスカン誠は志がすごくうちの店と近くて、普段から仲良くしています。神田の味坊さんは通販の製造に関してお世話になってますし、もともと付き合いがあるお店が多いですね。このタイミングでyoutubeを始めたお店も多いので、協力しながら飲食店のyoutube成功モデルを作れればいいなと。

-福島のジンギスカン誠とのコラボ動画のラスト、帰りの車中で企画の思いを語っておられました

正直批判される可能性があることは覚悟していました。僕自身茨城に住んでいて、東京のお店に毎日通勤し、企画では茨城から福島に移動しているわけですから。ジンギスカン誠に批判の矛先が向くことは絶対に避けたかったので、しっかり趣旨を説明しておく必要があるなと感じたんです。

やはりこの状況下で、「飲食店が営業して人を集めることが悪」という風潮も出てきています。でも飲食店は人を集めないと成立しない商売なんで、食って行こうと思えばこの矛盾と向き合わざるを得ません。ですので、この矛盾と向き合うためには「羊の普及」というテーマが必要不可欠だと感じています。ジンギスカン誠はそのテーマを共有できているので、youtubeでコラボしても大丈夫だろうと。

【youtube】緊急事態宣言解除...福島県のジンギスカン屋さんの覚悟

https://www.youtube.com/watch?v=XYJTKsOj0ts

地方の飲食店の「受け身の姿勢」は改善すべき課題

-普段から関澤さんは東京を職場、茨城を生活圏として過ごされていて、さらに実際に全国のお店にも足を運ぶことが多いですよね。地方と東京のお店を比べて一番の違いはなんでしょう。

地方のお店の一番の特徴は「受け身の姿勢であること」です。地方のお店は自分から何か新しいことを始めるのが非常に少ない。基本的には「会社がそう言ったからやる」「地域の偉い人に言われたからやる」という受け身の姿勢のお店が多いんです。ですので、今回のような未曾有の危機に対して対策を立てるという面においては非常に弱い。

この地方の受け身の姿勢の原因には、情報量の少なさが大きく影響していると考えています。首都圏にいるとほとんどの情報はネットで手に入りますし、誰しもが自分から発信していて人に情報を届けることができる。なので、東京の人には実感しづらいと思うんですが、地方ってまだまだアナログで特に飲食店は対面での人の繋がりで商売をしているんです。

対面でないと物事が進まないので当然スピード感も遅いです。また、ずっと地元に住んでいる先輩とか地域の有力者の意向で決まることが多いので、正直新しい発想とか最新の情報に基づいた取り組みは生まれにくい。逆らったら叩かれるしそのエリアで商売がすごくしづらくなります。ですので、事なかれ主義というか、受け身の姿勢になるのが当然と言えるんです。

もちろん地域密着というのが強みにもなるんですが、今回のコロナのような事態においてはマイナスに出ることがはっきりしました。行政主導のその場しのぎの取り組み。打つ手なしで廃業するお店。そんな例が地方にはあふれています。

-やはり、地方だとしがらみは多いですか

非常に多いですね。今羊SUNRISEがここまで来れたのは、東京でしかも麻布十番で開業したからというのがかなりの成功要因を占めています。これが僕の出身の茨城県だったとしたら、こうはいっていないはずです。実行できない取り組みが多かったと思います。

地方と東京の情報発信力のギャップ

-情報の発信という点ではどうでしょう

地方の飲食店は人との繋がりで商売が成り立っている側面が非常に強いので、ネットを活用してお店の魅力を訴求しよう、お客さんを集めようという取り組みが非常に弱いです。情報を発信しているお店が少ないので情報がネット上に集まらず、検索しても大して情報が出てこない。結果、対人でのコミュニケーションに頼るという悪循環になっています。

これが東京だったらネットで検索したら大抵のことはわかるし早いですよね。みんなそれを知っているから人に聞くより検索するし、お店も自分から発信する。地方に関してはそもそもその土台がないところが大きな課題だと感じています。

情報発信がされていないのでメディアにも拾い上げてもらえません。実際、コロナ下での地方の飲食店の状況ってほとんど報道されていないですよね。

地方の飲食店へのサポートも取り組みたい

-羊SUNRISEとしてはどのように地方への働きかけを行なっていきますか

新しいことへ取り組む姿勢と情報発信力をつけることが絶対に必要だと感じていて、そこに対するサポートは行なっていきたいです。前回の記事で6店舗合同通販についてお話ししましたが、ZOOMを使って交流できる目処がつきました。そういったオンラインのミーティング等で、他のお店でも活用してもらえそうなノウハウは伝えていけたらなと。

【自分のお店のことだけでなく羊業界全体のために今すべきこと。6店舗合同通販事業開始します。】
https://www.wantedly.com/companies/sheepsunrise/post_articles/240856

もちろん地方のお店側の意欲が重要ですが、羊SUNRISEとビジョンを共有できる仲間にはうまくいって欲しいので。「羊の普及」を進めるには全国の仲間の熱意と推進力が必要と考えています。そのために僕たちが手伝えることはどんどんやる、ということです。

株式会社SHEEP SUNRISEでは一緒に働く仲間を募集しています
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