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大学生でママになり、就活・転職・独立を経験→キャリーミーの立ち上げに参画した理由

はじめまして。キャリーミーというサービスを運営している株式会社Piece to Peace取締役CMO 毛利優子です。


キャリーミーは、“あなたの人生に「挑戦」を” という新しいビジョンのもと、採用広報も改めて発信しています。今回は、キャリーミーの立ち上げの想い、これまでのキャリアにおける挑戦を振り返りたいと思います。

目次

  1. キャリーミー立ち上げに業務委託で参画した理由
  2. 20代で3人の子育てをしながらの就職活動、転職活動、独立を経験
  3. 大学4年生の春休みに出産!遅ればせながら就職活動スタート
  4. 新卒でEYグループの新日本監査法人に入所。長男の保育園と社会人デビューが同時に
  5. 3人子育てをしながら初めての転職活動
  6. 念願のゼロからのサイト立ち上げ経験、働き方を自分で決めるため独立
  7. 代表大澤との出会い、月3万円からの業務委託スタート!?
  8. 理想のキャリアはどのように見つければいい?
  9. あなたの人生に「挑戦」を。最高の出会いを「キャリーミー」で

キャリーミー立ち上げに業務委託で参画した理由

わたしは立教大学在籍時に長男を出産しており、現在は高校2年生、中学3年生、中学2年生、5歳の4人の子育てをしながら仕事をしています。

よく「どうやって両立しているのですか?」と聞かれますが、長女の入学式で違うクラスの写真に並んで写ってしまったり、数々の失態を犯しながら周りの方に助けられてなんとか生きています(笑)

わたし自身が子育てにおいて親に最も感謝していることの一つは、「わたしも子離れをするから、あなたもしっかり自立しなさい」と大学を卒業したら必ず家を出るというルールにしてくれたことです。

そこで、【親元を離れて自立すること=生きていくために働くこと】への覚悟が生まれたように思います。

一方で、社会人1日目から保育園のお迎えがあり、働く上で時間や物理的な制約が多い中で「働き続ける」ことの難しさも痛感してきました。

子供が体調を崩したときに、本当に仕事を続けるべきか心が折れそうになる気持ち、時間が限られている中でやりたい仕事に挑戦できない葛藤、仕事も家庭もどちらも中途半端になっているような不安感・・・。

子育てだけに関わらず、親の介護、病気など、人生の中では様々なライフイベントがあり、「時間」も「体力」も無制限にあるという時期はごく限られています。

「8時間常駐勤務」「残業」「転勤」など、時間や場所が制約される画一的な働き方では、家庭をとるか、仕事を取るかの二者択一になってしまったり、病を一度患うと自立さえままならない状況に苦しむ優秀な人が沢山います。

「日本の働き方がもっと柔軟になれば、たくさんの人が活躍できるはず・・・!」

この想いが、わたしのキャリーミー立ち上げに関わる原点になっています。

20代で3人の子育てをしながらの就職活動、転職活動、独立を経験

キャリーミーに出会う前についても少し振り返りたいと思います。
わたしの20代はとにかく「子育て」と「仕事」の毎日でした。

大学4年生の春休みに出産!遅ればせながら就職活動スタート

▲大学の卒業式で

立教大学4年生の春休みに長男を出産しました。妊娠については親しい友達にしか話しておらず、ちょうどお腹が大きいときは冬だったためコートに隠れており、あまり周りには気づかれずに過ごしていました。

春休み明けに急に苗字が変わって、「実は子供を出産したんだ」と伝えると、周りの同級生にはビックリされて初めは信じてもらえませんでした(笑)

多くの総合職のエントリーが終了していたなかで、就活をスタート。リクルートスーツで長男を抱っこしながら電車にゆられ、実家に息子を預けてから就職の面接に行く日々を過ごしました。

当時、企画やコンサルなどの仕事に興味がありましたが、選り好みをしている場合ではありません。

最初の就活における仕事選びの軸は2つ。

①夫婦で経済的に自立すること(実家は出て3人で暮らしていました)
②毎日の保育園のお迎え(18:30)に間に合うこと

大学のキャリアセンターに届いていた求人票。その中に新日本監査法人の求人がありました。

先の条件でいうと、
①夫婦で経済的に自立すること
→月額給与が20万円以上
②毎日の保育園のお迎え(18:30)に間に合うこと
→定時が9:30-17:30で7時間勤務!

「これなら保育園のお迎えがあってもお仕事ができるかも!」と応募を決めました。

役員面接で、結婚していて子供もいることを恐る恐る伝えたところ、「頑張ってね」と女性役員の方も人事の方も言っていただき内定。なんとか夫婦で子供を養っていけるとすごくホッとしたのを覚えています。

新卒で残業もできないなんて論外だよなぁ・・・と落ち込みながら就職活動を進めていましたが、このような状況ながら、わたしを社会人にしてくださった新日本監査法人には今でも感謝しています。

新卒でEYグループの新日本監査法人に入所。長男の保育園と社会人デビューが同時に

最初は人材開発本部研修部に所属。会計士さん向けの研修の受付、資料やセミナールームの用意などが業務内容です。定時が17:30だったので、ダッシュで保育園のお迎えに行って夕飯を作る毎日を過ごしていました。

入社直後に1歳の息子が熱性痙攣で救急車に運ばれてしまい、自分が働いたせいかもと泣きながら帰った日もありました。

それから数年して、時間の制限がある中でも、もう少し仕事にチャレンジしたいと思いはじめます。その時実践したのが、

  • TOEICの勉強
  • 異動希望

でした。

一度子供たちを寝かせてから深夜起きて勉強をしたり、通勤中や洗濯物をたたみながらリスニング対策をしたりとスキマ時間を活用。海外経験ゼロでしたが、TOEICは最終的に905点まであげて、念願の異動に!

EYグループ140カ国で実施する人事関連のプロジェクトで日本のPMを担当することができました。海外チームとの電話会議では正直何言っているかほとんどわかりませんでしたが(笑)、プロジェクトの目標数字は達成し、チームで仕事をする楽しさを初めて経験することができました。

3人子育てをしながら初めての転職活動

新日本監査法人は15:30で帰社するママさんもいたり、両立するにはとても恵まれた環境でしたが、10年後の自分が見えなくなりもう少し挑戦が必要だと感じていました。

▲転職活動をしていた頃の子供たち

社会には仕事との両立が難しい環境の人がたくさんいて、そういった方にも役立てるような仕事がしたいという思いもあり、初の転職活動に挑戦することに。その時に考えていた仕事の軸は次の2点でした。

①経験(業務内容)を最優先。未経験業務を希望するので条件は二の次。給与が半分になってもいい。
②毎日の保育園のお迎え(18:30)に間に合うこと。

しかし、「未経験なのに残業できない」という理由で当然ハードルは高く、エージェントから紹介されるのは現職と似たような仕事ばかり。

この時はすでに子供の数3人に増えて、てんやわんやの毎日に加えて転職活動を始めたため、倒れてしまい、点滴が必要な状況に・・・先に退職をして、転職活動に専念することになりました。

在籍していた園は、親が転職活動中の場合3か月以内に転職しないと保育園を退園させられてしまいます。それでも、最終的にサイトから自己応募した横浜にある少人数精鋭のWebメディアの会社から内定をもらうことができました。

通勤は片道2時間でしたが、全く未経験でWebサイトの企画、ライティングの仕事に就ける。

入社日に社長さんから「明日サイトの企画書提出してね」と言われて、帰りの電車でベンチャーのスピード感にワクワクしたことを今でも覚えています。

念願のゼロからのサイト立ち上げ経験、働き方を自分で決めるため独立

入社日翌日に提出した企画書のサイトが通り、念願の仕事と育児の両立を応援するサイトを立ち上げることができました。働くママ+というサイトです。

このサイトはママさんのデザイナーさんと立ち上げ、全ての記事のディレクション・ライティングを担当しました。SEOで10万PV、収益化を実現しMVPを受賞。

子育てと仕事の両立で悩んだ経験を少しでも有益な情報にして、同じ悩みを持つ方に届けることができて嬉しかったです。

一方、わたしの生活はというと、片道2時間の通勤に加え、保育園のお迎えに間に合わせるために出社時間を早め、朝はパパに子供たちをお願いしていました。しかし、長女が1年生になると、出勤前にスカートを引っ張られて泣かれてしまうように…。

長女も環境の変化で不安だったのかもしれません。母親の直感で、今はもう少し子供たちのそばに寄り添えるようにしなければと感じました。働き方を自ら選ぶため、はじめて独立という選択肢が浮かび正社員を辞めてフリーで活動することにしました。

代表大澤との出会い、月3万円からの業務委託スタート!?

独立後、書籍の企画書を出して本を出版をしたり、その内容をもとに企業様で講演をしたり、子育てと両立できる範囲で活動していました。

そんな時、自分のサイト宛に一つのメッセージが届きました。

代表大澤からのお問い合わせです...!

当時、株式会社Piece to Peaceは教える人と学ぶ人のマッチングプラットフォーム「shAIR」を運営しており、大澤のこの連絡がきっかけで、キャリアのイベントに登壇させてもらったことが出会いのきっかけとなりました。

教える人と学ぶ人のマッチングプラットフォーム「shAIRー人生のヒケツを教え合う場所」は、会員が1万人以上を超えていたものの、toC向けサービスだったこともあってか、マネタイズに苦戦。

先生(教える人)側のニーズから、企業に業務委託でプロ人材を紹介するサービスを始める(これがのちのキャリーミーです)ということで、業務委託として月1-2回のアドバイス・報酬3万円から仕事をスタートすることになりました。

ひとりマーケターでのスタートです。全ての業務をゼロから構築が必要で、人もいません。キャリアアドバイザー、営業、請求業務など兼務をしながら、サイト制作、SEO集客などを手探りで進めていきました。

理想のキャリアはどのように見つければいい?

最初からすべて希望通りの仕事に出会うなんて無理です。

人生やキャリアの大きな方向性を決める時は「引き算思考」。あれもこれもと希望条件を考えるのではなく、これだけ最低あれば、自分は幸せだと思えるものを決めて整理するようにしています。

子育ても社会人も初めてのことばかりで、一体どこから手をつけたら良いの?と落ち込む日々でしたが、「もう無理だ」と思うような時も、諦めずに一歩ずつ進むことで、道がひらけることを学んだ20代でした。

あなたの人生に「挑戦」を。最高の出会いを「キャリーミー」で

わたしは自身も登録者第一号として、キャリーミーの事業立ち上げから業務委託としてスタートし約8年になりました。(その間に子供は4人に👦👧👧👧)

振り返ってみると、今までのキャリアで一番長くいた会社になります。
事業立ち上げ時は赤字の借金状態で(当時は知りませんでしたが)、正社員を雇用する体力はとてもない状況でした。

立ち上げから2年は正社員ゼロ、業務委託のプロ人材のみで組織を運営し、いまでは正社員10名、業務委託30名程度の組織になりました。

わたし自身も、業務委託という形だったからこそ、柔軟な働き方で、報酬は後からついてくるものと考えて、本当にやりたいことに挑戦することができたと思います。

▲9月に行われた社員総会にて

クライアントさんの中にも、大手テレビ局でライターさんが5年以上活躍されていたり、プロ人材の活躍をみてストックオプションを提示したいという企業さんからの声があがったり、たくさんの企業とプロ人材による素敵な出会いが生まれています。

キャリーミーというサービスが一つのきっかけとなって、プロ人材の皆さまや経営者・企業担当者の皆さまの挑戦に寄り添えるとしたらこんなに嬉しいことはありません。まだまだ発展途上のサービスですが、ぜひ一緒に挑戦の輪を広めていただけたら嬉しいです!


キャリーミーでは積極採用中ですので、事業に少しでも興味持っていただければ、ぜひ求人もご覧ください。皆様にお会いできるのを楽しみにしています!

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