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「ふつう」って何だろう

こんにちは!

SEKAISHAの笠巻です!

今回はインターンの佐藤さんに「ふつうとは何か」について語っていただきました。

みなさんは意思決定するときには何を軸に決めていますか?

ちゃんと「自分の意志」で決めていますか?

「普通ならこうするだろう」と決めることが多い人に読んで欲しい記事です。


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SEKAISHAでインターンをしている佐藤です。

よく「ふつうは〜だよね」なんていう会話は日常で聴き慣れていると思いますが、そこに出てくる「ふつう」ってどんなことだと思いますか?

メディアアーティストの落合陽一さんは「ふつう」という時は「マスの意見を指す」と言っていました。つまり、マジョリティの意見です。そのため、僕は「ふつう」は絶対ではないと思っています。マジョリティの意見が100%正しい、なんてことはありません。

例えば、これを学校教育に置き換えてみます。

学校教育での「ふつうのルート」は、小学校に行き、中学校に行き、高校を受験して、大学受験をし、良い企業に入ることが「ふつうのルート」です。

しかし、不登校になったり、高校をやめる、いわゆる「ふつうではないこと」は不正解なのでしょうか。

答えはNoだと思います。僕自身、高校を辞めて生活ができているし、知り合いの不登校の人も、自分のやりたいことをやって生きています。

「ふつう」でなくても生きていくことができるのに、なぜ「ふつう」にしがみつくのでしょうか。それは承認欲求があるからです。他の人と同じことをやると、他人と同じ価値観を共有していることになるので、他人から承認されやすくなります。

この他の人と同じことをやることを「同調行動」といい「アッシュの同調実験」という有名な実験があります。

この実験は、7人のサクラと実験対象者の1人をある部屋に集め、答えが明らかな問題に答えてもらうものです。この問題を18問用意して、12問をサクラに答えさせました。すると、全ての質問に正解を答え続けた被験者は全体の25%、一度でもサクラの不正解に同調してしまったのは75%にも及んだそうです。

このことからも、人は他人に流されやすく「ふつう」に縛られやすいということがわかります。

では、どうすれば「ふつう」に縛られずに自分を持って生きていくことができるのでしょうか。

僕は「常に疑い続ける」こと、つまり「本質を考えること」が大切だと思います。上の例で出した「学校教育のふつう」ですが、そもそもなぜ最終ゴールが「良い企業に入る」ことなのでしょうか。良い企業というと抽象的なので、ここでは「大企業」とします。

大企業に入るメリットは「倒産しにくい」ことです。倒産しないから、定年まで会社に勤めていられる。だから、お金を稼ぐことができ、生きていくことができる。

こう考えると、何か見えてきたと思います。本当の目的は「良い企業(大企業)に入ること」ではなく「お金を稼いで、生活をすること」なのです。

つまり、学校に行かなくても、生活ができていれば良いのです。その生きるための手段として良い企業に入ることがありましたが、それ以外にももちろん方法はあります。

例えばスキルを何か身につけること。最近はエンジニア不足とよくいわれています。そのためプログラミングスキルを身につけておけば、恐らくそのスキルを必要としている会社は数多くあるため、生きていくことはそう難しくはないでしょう。

と、このように物事の本質を考えれば「ふつう」に縛られずに生きていくことができます。「ふつう」に縛られて、生きづらい人は、この方法を試してみてはいかがでしょうか。

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