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リハビリテーションってなんだろう

理学療法士です!

リハビリってなんなんでしょうか?

リハビリテーションは単に病院などで行われる機能訓練であると認識されている方が多いと思います。リハビリテーションは単なる機能訓練ではなく何らかの原因で機能に障害を持った方に対し可能な限りもとの社会生活を取り戻すことをさします。

もちろん何らかの障害を負った方に対しまずは機能訓練は必要です。しかし訓練によって機能が回復した後は?機能が回復したからもう大丈夫なのか・・・?
そうではないと思います。
昨日が回復したから今後同じやそれ以上の怪我をする可能性が0とは言い切れません。そうなった時でも少しでも症状を軽減させるために機能回復後の運動は非常に大切になってきます。
そのため、疼痛に対してアプローチするだけでなく、日常生活内でも安全に過ごせるようにADL訓練やIADL訓練をすることが大事だなとおもっています。

現在、訪問リハビリを行なっていますが、1人暮らしをしている高齢者は少なくないです。中にはお子さんやお孫さんが家に来てくれて手伝いをしてくれるところもありますがいつでも誰かがいるわけではありません。そんな時やはり自分の力でどうにかするしか無くなってきます。

では、そんな方たちに対してリハビリ専門職がどう接していくべきなのか?それはやはりADLやIADLといった部分に対ししっかりとアプローチしてあげることです。
またそれに加え、しっかりと患者様と会話をすると言うことが大切だと思います。

普段一人で生活している方にとって話し相手がいるというだけで不安感などが軽減されると思います。自分はそんな方に対し訪問時には、「息子だと思って接してくださいね」と言うようにしています。
そんな声掛けをするようになってから患者様も気軽に相談してくれるようになったりと会話の内容にも変化が出てきました。
また会話を通して本人のやる気に繋がり、今までできなかったこともセラピストが隣にいることでできるようになったりと、改めてコミュニケーションは大切だなと実感しています。

もちろん理学療法士によって様々な意見や考えがあると思います。リハビリテーションに対しての認識もそれぞれあるとは思いますが、働き始めて自分が持った考えは以上のようなことです!

これから理学療法士として働いていく中で自分の中でも様々な考えが生まれてくると思います。そんな中でも自分の芯となる考えを持ち続けて色々な方と向き合っていきたいです!

訪問患者様にも息子として可愛がってもらえるように仲良く、そして何より楽しいリハビリテーションを提供していきたいと思います。

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