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異世界転生のつもりで広報に転身 ー 鈴木晴喜

広報の鈴木です!

私はこれまで10名以上の社内メンバーのインタビュー記事を書いてますが「鈴木さんのことは書かないんですか?」と社内から助け船をいただき、私の話をさせていただきます。

この記事では、東京で専門職ばかり転々としてきた私が「奈良でIT企業の広報になるまでの経緯」と「今後」についてお話します。

名前:鈴木 晴喜(すずき はるき)
入社時期:2021年〜
最終学歴:専門学校
学部:スポーツ科スポーツトレーナー専攻
出身地:静岡
趣味:筋トレ、Vtuber、アニメ、イカタコ釣り

人生初の広報、断る理由は無かった

ー 今のシゴトは?

2022年5月から誠勝初の専任広報になりました。

今は単独部署なので、事業・社内広報・危機管理・イベント運営・事例取材など外部に関する全てに対応しています。

とはいえ「ひとり」なので、できることにも限界があるため、今は事業・社内広報をメインに行いながらできることの幅を広げています。

ー 過去の経歴は?

・高校卒業とともにパーソナルトレーナーを目指して専門学校に入学し、上京。
・卒業後はパーソナルトレーナーになり、専門学校同期の2名と一緒にパーソナルジムを都内に開業して7年従事
・ライブハウスで舞台制作と進行管理
・ラジオ局のイベント運営会社
・ウェブライター(フィットネス系の記事を主に執筆)

その後、誠勝に入社したので現職で5職目になります。

ー 誠勝との出会いは?

21年2月の奈良支店の開業から制作のアルバイトスタッフとして誠勝に加わりました。

私は奈良支店ができる前の20年8月から奈良に移住したんですけど、13年住んだ東京から奈良に移住した理由は、4つあります。

・将来、地方でウェブライターしながらコーヒー屋さんの開業を目指してチャレンジするため
・一生のうちで1回は関西に住んでみたかったため
・観光客もいる奈良だったらイベント出店のチャンスも多そうだったから
・鹿もいるし、奈良公園や春日大社原始林など自然もあるから

▲JR奈良駅前でコーヒー出店をする鈴木

シゴトも20年春から始めたウェブライターで生活できていたから、そもそも就職するつもりもありませんでした。

でも、20年の年末に首と腰が限界を迎えてしまってライター業を縮小せざるを得なくなってしまったんです。

そんなとき、ライター業と平行してできそうなデスクワークを探していたときに偶然 誠勝 奈良支店の求人情報を発見しました。

それから社長と面接して、ライター業や週末のコーヒーの活動は続けても良いということで、トントン拍子に話が進み、2021年2月から資料をスキャンする日々が始まりました。

ー 入社後の誠勝の印象は?

地方(奈良)では珍しい?「いまどきな働き方ができる会社」という印象でした。

今もウェブマーケティングチームは在宅で働いてますし、東京本社と奈良支店間では常時大型モニターでウェブ通話ができるようになっています。

シゴトの連絡も情報共有アプリを活用して、やり取りしている感じが自分には合っていました。

平均年齢も30代前半で年が近いメンバーが多いため、古いしきたりにも縛られない会社だからこそ、今までの会社には馴染めなかった私も働きやすいと感じました。

ー 制作だったころはどんなシゴトを?

私は史資料の電子化や書籍のOCR処理(※1)をする案件を主にやっていました。

最初は企業資料のスキャン業務でしたが、OCR処理をする案件の担当になってからは広報に転身する直前まではずーっとその案件だけをやっていました。(たしか9ヶ月くらい)

誠勝での制作業務は1冊終わるごとに達成感があって楽しかったんですよね。

当時はシゴト帰りに案件の残り冊数が減っていく数字を見るのが楽しみでした!

私は誠勝に加わる直前まで一人部屋にこもってウェブライターをしていたからこそ「一人ではできることに限界があるけど、みんなと協力すればこんなにも進むんだ!」と感動すら覚えてました(笑)

※1 OCR処理とは・・・Optical Character Readerの略で、スキャンしたデータの文字の箇所を認識して、文字データに変換する光学文字認識機能のことです。OCR処理をすることで文字検索ができるようになるります。

ー 広報への転身のキッカケは?

入社当初は制作としてスキャン業務・OCR処理に従事していましたが、実は2022年の春ごろに誠勝を辞めて関東に戻るか迷っていたんです。

そんなときに社長とお話をして、「会社にもうまく馴染めていて、ウェブの基礎知識もある鈴木さんだったらと思って提案するんだけど…広報に挑戦してみない?」と提案いただきました。

予期せぬ提案にビックリしましたが、私にとっても働きやすく居心地も良い会社を辞めるのは”もったいない”と思っていたので、とても嬉しかったです!

ー 広報になろう!と決めた理由は?

理由は3つあります。

「1.誠勝のみんなが好きだったし、私を受け入れてくれる空気感があったから」
まず誠勝のみんなのことを純粋に「好き」だと思えたんです。

奈良支店のみんなには、立ち上げ当時、唯一の男性メンバーだった私を受け入れてくれたことには今でも感謝しています。

本社(東京)のみんなも私の名前を覚えていてくれていたので「みんなと協力して、この会社を大きくしていきたい」と純粋に思えました。


「2.単純に制作業務が楽しかったから」
前述したように、スキャンやOCR処理が楽しかったんです。

紙をデータ化することも、みんなと協力することも、案件のゴールが見えていく感じも。

在籍日数が増えるごとに『電子化することでお客様の企業はもっと効率的な働き方ができる!』『僕たちはその手助けをしているんだ』と勝手に役に立っているという実感がありました。


「3.今ある選択肢の中で最高のチャンスだったから」
2022年冬ごろから将来のキャリアに悩んでいて、コーヒーショップのイベント出店も奈良で毎月していたけど気づかぬうちに「稼ぐこと」ばかり考えていて、「楽しさ」を感じられなくなっていたんです。

ライター業も収入は増えていたけど、続けるにはカラダが持たない状態でした。

それに、私の職務経歴のカードでは、転職エージェントを利用しても「やりたい!」と思えるシゴトを紹介されることは万に一つも無いだろうと思っていたんです。

そんなときに、予期せぬチャンス!!

自分が好きだと思える会社がチャンスをくれるなら「異世界転生の覚悟で踏み出してみよう!」と思いました。

絶妙なくらいジャストすぎるタイミングだったからこそ、正直、断る理由は無かったですね。

恐怖心は行動数で払拭する

ー 広報になって約6ヶ月ですが、どんなことをしてきましたか?

プレスリリース執筆・SNS投稿・社内メンバーと事例の取材・メディア対応・外注管理・イベント企画と当日の進行管理でしょうか。

毎日やっていることは以下4点ですね。

・ニュース、プレスリリース、メディアチェック
・競合のメディア露出チェック
・アワードチェック
・企画立案(ネタだし)

広報のシゴトは初めてのことばかりで今でも迷うことの方が断然多いですね。

でも、やったこと無いことはどんなに考えても分からないままなので、とりあえずできる範囲のことから行動数を増やして視野を広げていきたいです。

ー 不足していると思うことは?

主に4つですね。

・スケジュールの逆算
・目標達成のための行動の落とし込み
・ニュース性の見出す企画力
・行動を起こすまでのスピード

あとは遊び心でしょうか。
視野狭窄になりやすいタイプなので、くだらないことにも触れて行こうと思ってます。

ー 失敗談はありますか?

たくさんあります。

はじめて記者クラブに行ったときもプレスリリースについて色々とダメ出しを頂いたり、社内メンバーの取材記事も誤字脱字があったり、資料の印刷ミスしたり、段取りミスしてハンドリングできなかったり...

細かいことをあげればキリはないですが、失敗も早いうちにしておかないと取り返しがつかなくなるので「いま失敗できてラッキーだった」と思って次に進んでます。
(とは言っても、普通に落ち込むときはあります)

ー やってよかったことは?

広報に関することは全部ですね。

何事も最初の一歩は恐怖がつきまとうけど、1回やっちゃえばあとは案外できちゃうものだと思ってます。

「考えるより動く」を信条にこれからも果敢に挑戦していきたいです。


▲初のイベント進行管理を終えて一息つく鈴木

「選択と集中」広報としてのプロを目指す

広報という仕事は業務領域が広いからこそ「あれもこれもやらなきゃ」に陥りやすいと思います。

でも、1人で複数のことに手を出しながらでは結果を出すこともできません。

だからこそ「選択と集中」でやらないことをキッパリ決めて、今やるべきことにだけ注力するようにしています。

また、広報はニュースチェックが必須業務だからこそ、テレビ・新聞・ウェブメディアで他の企業団体の大きく取り上げられていると、つい自分と比べてしまいます。

でも、広報歴1年目の人と、5年10年も広報をされてる人とでは、そもそもの土台や土俵が違うので比べること自体が間違っているんですよね。

そんなときこそ「比較すべきは過去の自分。昨日の自分を超えていく」と言い聞かせています。

1日1つ強くなれるよう、これからも愚直に頑張って広報のプロを目指します!

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