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【プロフェッショナル PM/PLの流儀vol.1】プロジェクト成功に導くリーダーの秘訣

こんにちは。キャリア採用担当の福田です。

福田 藍子のプロフィール - Wantedly
自己紹介などの詳しいプロフィールは、つながりをリクエストして承認されると表示できます。 シアトルコンサルティング株式会社 4年間 大阪採用ユニットリーダー現在 キャリア採用担当現在 ==2018年新卒入社== 2020年4月までエンジニアとして客先常駐でシステム開発を経験。 PGとして参画し、2年目にはOJTや現場のチームリーダーも担当。 ==2020年5月より人事部へ異動== スカウト送ったり、面接官やったり、スカウト~入社までの準備をさせていただいたりしています! カンボジア日本人材開発センター 6ヶ
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今回から新たにシアトルで活躍するPM(プロジェクトマネージャー)やPL(プロジェクトリーダー)に焦点をおいて発信していくこととなりました!
入社したきっかけから現在の仕事内容や仕事に対する想い、今後の理想のキャリアに関して伺いました。

第一弾は技術推進本部第3GroupでGroup Managerを務める荒井淳さんです。


■もっと会社に貢献していきたい

ーーシアトルに入社したきっかけに関して教えていただけませんか?

シアトルに入る直前はPMとして、所属の会社から出向という形でお客様先に1人で行っていました。そこでPMとしてプロジェクトを成功に導いてお客様に喜んでもらう機会が多くありました。ただ振り返ると会社への還元は1人分だけしかなくて、いくら100人規模のプロジェクトをリードしても1人分の還元しかないことに勿体ないと思うようになりました。

それであれば、同じ会社のメンバーでチームとして1つのプロジェクトに入って、そこで価値を提供して、会社に還元しているとか、そこでエンジニアを育てていて、会社に価値を提供しているとか、もっと会社に貢献していきたい想いが出てきました。

そんな時に転職活動を始めて調べてたらシアトルっていうチームを大事にしている会社を見つけて、ちょっと面白そうだなと思って面接を受けに行きました。面接を受けるとみんないい人だし、当時の人事の方や代表の話を聞いて、面白そうだし、若くて勢いのある会社だし、ここだったら自分のやりたいことを実現できるんじゃないかっていう思いで入社を決めました。

■1名参画から15名規模への拡大

ーー入社されてからは何をされていましたか?

最初は某通信系SIer様のプロジェクトに参画しました。過去に何度かプロジェクトに参画していたようですが、一回途絶えてしまっていたので、再参入という形で参画しました。

当時私と一緒に3,4人ぐらい各別のプロジェクトにPLとして参画しました。商談のときに「マネジメントで入れてくださいと。上流だったらパフォーマンスをめちゃくちゃ発揮できるので、そういったポジションに是非お願いします」という話をしてて、提案が通り、プロジェクト参画しました。最終的に15名ぐらいのチームのPMを任せて頂いて、若手エンジニアも1名、2名と徐々に毎年参画させてもらって拡大していきました。

ーー最初は1名で参画されたと思うのですが、どのように規模を15名に増やされていったんですか?

一番重要なポイントはお客様のキーマンや統括の方を含めお客様とめっちゃ仲良くなることです。

プロジェクト内でも動きを見せて、実績を出していき、営業的な話も定期的に行っていたことが規模拡大のきっかけになったのではないかと考えています。「ウチのエンジニアだったらこういう人がいますよ」とか、「もっと規模を広げていきたいですね、ウチのメンバーに任せていただければこのようにできるんですよ」という話を頻繁にお客様としていました。

そうすると、次のプロジェクトを発足するときに、「じゃあ8人ぐらいで組みたいと思ってるんだけど、何月までにシアトルさん用意できる?」って話を定期的にいただけるようになり、営業を通して拡大の提案をしていました。

受注できたときは転職理由の一つでもあった、社内への還元に貢献できたので非常に嬉しかったですね。今でもそのプロジェクトは拡大しており、毎年新卒メンバーも受け入れているので、その環境づくりに関与できたのは誇りです。

■開発メンバーが頑張っているんだから、フロントに立つ自分はお客様と真摯に向き合う

ーー逆にPMPLポジションで大変だったことは何ですか?

総合テストの最初にこけてしまったときは大変でしたね。

私たちのチームでいうと15名くらいの開発チームでしたが、全体でいうと50~60名規模のプロジェクトで。4~5個のシステムをいざ結合させようとなって初めてテストしたときに、私たちが担当していたフロント部分が動かなくなったんです。この時はエンドユーザーの方々が集まるところに張り付きで進捗報告して、何で進んでいないのかを1ヶ月弱、朝から晩まで狭い部屋で詰められていた時は大変でした。

ただ開発メンバーが必死に改修していたり、未完成の機能を開発していたりと、どんどん状況が良くなっているのが目に見えていたんです。開発メンバーが頑張っているんだから自分はしっかりフロントに立ってお客様に説明していかないとと思いました。

当時は作業していた場所にホワイトボードを四方において、テストのマトリクスを全てホワイトボードに書いていたんです。どこまで通ったのか常に見える状態にしていて、何回もテストを通していたのですが、何回もテストを流して、全てのマトリクスに〇をつけられたときは嬉しかったですね。

■「なんとかする」それがマネジメントポリシー

ーー10年以上マネジメントのご経験をお持ちかと思いますが、荒井さんのマネジメントポリシーを教えていただけませんか?

「なんとかする」と「情報は一人で持ちすぎない」かな。

何か問題が発生した時に焦ってしまうことが多いですが、その前に解決策を考える。特にお客様は心配性な方が多いので、本当にそれでいいの?って慌てる方が多いので、その方々に落ち着いて解決策を説明し、実行するようにしています。もし解決策が見えない時は自分で情報をため込みすぎるのではなく、周囲にも情報共有し、解決策を見出すようにしていますね。

特に情報共有に関しては私が一人で持っていても意味がないので、情報が冷めないうちに、SEやPGに展開して、プロジェクトを推進していくようにしていました。

どうにかプロジェクトを前に進めるために「なんとかする」とポジティブに考えて、手を動かすようにしていますね。

■コロナ渦でのプロジェクトマネジメント

ーーコロナ渦でのプロジェクトマネジメントにおいて重視していることはありますか?

正直難しいですが、オンラインミーティングを設けることの大切さは実感しますね。

「今どんな状況ですか?」とか「こういう風にやっていきましょう!」という話もそうだし、
メンバーが不安な時に1回オンラインで顔を合わせて話しましょうとかすることが大切ですよね。

やっぱりテキストコミュニケーションってお互いを理解して仕事をする上では十分ではないので、場合に応じてオンラインで顔を見て話す機会を作るようにしていますね。

■PMPLポジションのやりがい

ーーー荒井さんの考えるPMPLポジションの やりがいや好きなところは何ですか?

私は今まで大規模プロジェクトでPMやってきたので、いろんなお客様、それこそ企画担当やユーザー部門、システム部門など様々な方々とお酒を飲みながらいろんなことを語れる。プロジェクトの話はもちろんですが、会社に対するその人の想いや会社に対する不安を聞いて、そこからシステムに落とし込むならこうしたらいいんじゃないですかって作りあげていくのが楽しいですね。

あとはリリースが無事終えた時の打ち上げでお客様が一番ホッとして「なんとかリリース出来ましたね」「よかったですよ~」って言いながらお酒飲んでいる様子を見るのが一番嬉しいですね。ああ、この人もちゃんとこうホッとひと息付けているんだな、そこにちゃんと貢献できたなぁと思えるのが一番いいですね。

■今後のキャリア

ーーー荒井さんの今後の理想のキャリアに関して教えていただけませんか?

今はインフラエンジニアのグループマネージャーというポジションも担っているので、インフラのプロジェクトでPMのポジションに就いていきたいですね。そこで将来PMのポジションを担うようなエンジニアを育てたり、プロジェクトを拡大していきたいですね。

現状のシアトルだとインフラのプロジェクトはチームで参画できるケースが少ないので、その課題はグループマネージャーとして解決していきたいです。今までのプロジェクト拡大してきた経験を活かして、インフラのプロジェクトの拡大もやっていきたいですね。

あとはAWSなどのクラウドを使って、新たにソリューションを作っていくこともやりたいです。


■PMPLポジションにチャレンジしたい方へ

ーーー最後に今後シアトルのPMPLポジションにチャレンジしたいという人に一言お願いします。

シアトルだとチームで参画することが多く、更に協力的なメンバーが多いので、マネジメントの経験を積む上で、最初の環境として最適だと思いますよ。リーダーやマネジメントの経験に関するナレッジを社内で共有するという文化もあるので、経験は積みやすいですね。

PMのポジションは先陣に立っているので大変なポジションですがその分やりがいも多いです。シアトルのメンバーはフォローしたり、積極的にコミュニケーションとって自発的に動くメンバーが多いので、非常にマネジメントしやすいと思いますよ。

ぜひ一緒にPMとしてのキャリアを積んでいきませんか?私もお話できることを楽しみにしております。

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