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より良い組織を作る為には社員の特性を知ることから始めよう

採用した社員を成功体験に導くためには

今回は、採用の中でも "エンプロイーサクセス"に着目してみたいと思います。HR部門の職務は、管理下における組織の拡大に伴う人の採用と、組織を守ることが求められます。昨今、働き方改革と言われている中で、柔軟な雇用を問われていますが、一番あってはならないことは、雇ったは良いものの その社員が定着せず すぐに離れてしまうことです。様々な理由が考えられますが、一番多いのは、やはり その人に見合わない職務に配属された時ではないでしょうか。雇用する側は、あらゆる期待値調整を鑑みて内定を出す必要がある訳ですが、採用される人の視点に立たなければ、入社した後のオンボーディングさえ意味を成さず 定着率UP にも繋がりません。

打開策としましては、例えば、配属先への現場見学をしたり、一緒に仕事をするメンバーとランチ会に参加したり、直属の上司とフランクに話しを作る場を設けたりすることで、事前に当人の不安も拭えますし、その会社を違う角度から見れる機会を得られます。後は、対話を促すきっかけを作れるかどうか?雑談こそ仕事を上手く捗らせるコツです。そういう雰囲気作りも重要な要素になります。「ストレングス・ファインダー」は、そのような人と人との対話力向上にも繋がります。ぜひ、エンプロイーサクセスの一助となれたらと思います。

ストレングス・ファインダーを通して見えてくるもの

早速ですが、ストレングス・ファインダーをご存知でしょうか。最近よく耳にすることも増えてきましたが、自分自身の強みや特徴を簡単に知ることが出来ます。国内でも『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう: ストレングス・ファインダー2.0』という本が販売されて有名になりました。提唱元は米国のギャラップ社になり、40年に渡る「人間の強み=才能」に関する研究に基づいて人々に共通する34の資質を言語化してそれを発見するためのWEB診断ツールのことを指します。(*現在は、クリフトンストレングス・テストという名称に変わっています。)177の質問に答えることで 34のクリフトンストレングスの資質 について自身固有の順位付けを明らかにします。

ただ、この診断ツールを受けるにもいくつかのハードルを越えなければならず、受ける側の意欲とモチベーションを試されます。一つ目は有料であるということ。二つ目は177問の質問に答える必要があるということ。クリフトンストレングス・テストを行うには、5850円を課金しないといけませんが、上記でご紹介した本にもテストを受けるアクセスコードが付いており、こちらは本の値段のみで受けることが可能です。但し、簡易版になるため34の資質の中からTOP5の強みしか分かりません。

旧ストレングス・ファインダー自体の歴史は古く、ようやく今に至って世界中に知れ渡るようになりました。では、何故国内にも浸透しているのか?と言われますと、理由としましては、組織やチームの上下関係のギャップを埋めるために使われたり、メンタルヘルスのコーチングや、マインドフルネスに代表されるような自己理解を深めることで本人の強みや特徴を活かせる行動に移せるようになるからと考えられます。これを一緒に仕事をしている同僚や上司にも働きかけることで、相互理解が生まれ、 心理的安全性が保たれる環境作りに役立てることが出来るのではないでしょうか。

そんな私も、AmazonPrimeで本を購入して簡易版を試してみました!結果、次のような5つの強みが分かりました。戦略性社交性個別化アレンジ収集心  また、34の資質を大きな括りに分けますと、実行力/影響力/人間関係構築力/戦略的思考力の4つの領域に分類されます。発見できた5つの強みをそれに当てはめてみますと、実行力>【アレンジ】、影響力>【社交性】、人間関係構築力>【個別化】、戦略的思考力>【戦略性/収集心】となります。この全く脈絡の無い資質を繋げてストーリーを考えた時、ひとつの可能性が見えてきました。皆様もぜひお時間のある時にお試し下さい。

互いの特性を知ることで、ストレスから解放される

人はどうしても自分の本質を見極めることが非常に苦手な生き物で、第三者に言われて初めて気づくことも多くあります。本当は "こうじゃないんだ" と思っていても、人に本意を伝えられずモヤモヤ感を抱きながら、もくもくと業務をこなす人も多く見られます。ここで、一歩引いて 自分に問いかけてみましょう。

社員の誰かに仕事をお願いする時に、相手の特徴や特性を見抜いて的確な指示を出せているでしょうか。
上長や同僚に仕事を依頼された時に、自分自身のキャパシティから優先順位付け出来ているでしょうか。

この互いのギャップを埋め合わせることができれば、エンプロイーサクセスに近づけるはずです。

それぞれの個性と向き合い、個人が活きるようにしていく

弊社 教育ソリューション事業本部の わたし・みらい・創造センター(企業教育総合研究所)は、人材育成・組織開発のシンクタンクとして、人と人との『対話』を重要視しています。それは、何故かと申し上げますと、人の個性と真摯に向き合わなければ、その人の「特性」や「適性」を理解することは難しいからです。組織やチームが機能しない、ドライブが掛からない理由の中には、"あの人なら出来るだろう。" "この人なら受け入れてくれる。" と言ったように、認知バイアスが働いて 真意が定まらないままアクションを起こしてしまうことが挙げられます。

その「合わなさ」を取り除くために、対話を通して「それぞれの個性」として向き合い、各自が活き活きとする世界を実現することが、私たちが掲げるミッションです。

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