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類グループに入社してから、部署や入社暦に関係なく、色んな方とお話をしています。
その中で、若手同士の会話で違和感を覚えることがありました。
例えば・・・
・物事が上手くいかなくて悩んでいる人に対して「わかるわかる、皆そうだよ~」と共感するだけ。
・何かマイナスなことが起きてしまったときに「それはしんどいな、でもしょうがないよ!」と励ますだけ。
・人間関係での悩みに対して「なるほどね、しんどいよね、でもそんな風に思わなくていいのに~」と慰めるだけ。
実はそれ、ただ表面的に相手に合わせているだけで、全てその先に【なんで?】【どうする?】がなかったのです。
表面的な言葉を交わすだけで安心して(逃げて)してまい、根本的な問題を捨象して、結局現実は何も変わらない。ただ時間が過ぎるだけにしかなっていませんでした。
●共感するだけじゃ誰も(自分も含め)救えない!
何でそのことに違和感を感じたのかというと、実は私もずっとそうだったんです。たぶん皆よりもひどかったかもしれません。
私は人から好かれるはずがないと思っていたので、攻撃されないように、全部「わかるわかる、あなたは悪くないよね」って受け止めていました。相手からすると、話を聞いてくれるし、怒らないし、指摘もしないので優しいように見えていたでしょう。
しかし実際は自分自身を守るのに必死で、相手の為にどうするかなんて考えていませんでした。
だから、自分が困った時に安心して全てさらけ出して相談できる人なんて、誰一人いませんでした。本当の【仲間】ではなかったのです。
でも、類に入社してから、沈んだ私の顔を見て心配してくれた先輩方が声をかけてくれ、相談をすると、皆さん正面から受け止めて共感してくれました。
さらに、なんでそうなっているのかを一緒に構造化してくれて、じゃぁどうしていくのかと可能性まで示してくれたのです。
その中で初めて、本当に相手の期待に応えるために必要なのは、その壁を突破できる武器、つまり【認識】なのだと気付いた時、自分が向かっていく方向が明確になって気持ちがとても楽になりました。
結局、人の話に共感するだけでは誰も救えないのです。
可能性には向かえないのです。
勝てないのです。
それが類グループの皆との追求のおかげでやっと気付くことができました。
学校生活では、協調性があり従順な人が評価されるでしょう。しかし、それは表面的に合わせて何も言わないということではないのです。仕事は課題に向かって皆で追求していくもの。
そのためには自分の根本的な壁に向き合うことも必要ですし、人のイケテナイところを一緒に追求するのも重要です。
現実を直視するのはとてもとても苦しいことだけれど、類なら、一緒に向き合ってくれる仲間がいます。
【心の奥底でちゃんと繋がっている】
そんな仲間になれたらとてもとても嬉しいし、そうなれるようにこれからも全力で向き合っていきたいと思います。