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【働き方改革!】Vol.1:就業規則のスリム化

こんにちは、RITバックオフィスの新井です!
ここ1~2年で「働き方」がずいぶん見直されるようになりましたよね。
RITでもこちらの記事でご紹介したように、裁量労働制を適用しつつリモートワークを行い
社員の「働き方」を考え、さまざまな改革に取り組んでいます!
今回はそんな「働き方改革」のVol.1として、
今年3月から着手した”就業規則のスリム化”についてお話していきます。

そもそも就業規則とは?

就業規則とは

「労働者の給与規定や労働時間といった労働条件、労働者が遵守すべき職場内の規律やルールなどをまとめた規則」

のことです。

就業規則は会社として労働者の公平性を保ったり、労務トラブルを未然に防ぐ手段にもなります。
内容には、労働日や賃金について記載すべき必要記載事項と、社内のルールを明文化するために記載する任意的記載事項があります。
よって、就業規則はその会社の考え方や理念が見えるものである、といえます。

RITでは「就業規則は特段秘密にしなければならない理由もなく、むしろ新しくジョインしようとする人が入社前に規定を把握できればアンマッチの防止になる」(CTOインタビューより抜粋)という考えから就業規則をgithubで管理、オープンにしています!


▲公開している就業規則

なぜスリム化を行なったのか

RITには就業規則の改善を常に行っていきたいという想いがあります。

しかしスリム化以前は大規模な改訂を行ったことがなく、このままだと
規則が多く既存の規則との矛盾など気にするべきポイントが増えてしまい、変更のコストが高くなってしまう…
という悩みに直面していました。

そこで、形骸化していたり実態に即していない不要な規則を削除することでメンテナンス性を上げよう!とスリム化を行うことを決断しました。

ちなみにここで使用したツールはTrelloです。
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気になる条項を一つひとつ「検討」レーンに追加

社労士さんと内容を確認しながら「要対応」「対応不要」に分ける

要対応の条項の文言を削除・変更・追加

最終的な草案
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といった流れで、取り掛かりから申請まで約1ヶ月ほどで終わりました。

▲実際に使用したTrelloのボード

就業規則の変更には、最終的に従業員代表の同意書が必要なのですが 説明をする際にもTrelloのボード管理は非常に便利でした。

就業規則はどう変わったのか

1. 文量は従来の65%ほどに減少

形骸的なもの・実態にあっていないものを削除し「スリム化」を達成しました。

2. 実態にあった内容

内容が変わっているものは細かい部分までチェックして変更しました。
例えば、紙媒体を使用しなくなったもの、リモートワークが中心になって変更になったものなど
デジタル化が進んだり、働き方が変わることで少しずつ実態から外れてしまう項目もかなりありました。

またRITでは男性の育休を推進しているので、細かいところでは
就業時間中の育児時間が「女性」に限定されていたものを「社員」に変更しました。

3. 分かりやすくなった

なんといっても、圧倒的に読みやすく、そして分かりやすくなりました!

結果、やって良かった!!!

一から読み込んでいくのはかなり大変な作業ではありましたが、今回の就業規則のスリム化を通して会社のルールについて改めてしっかりと考える良い機会になりました。
社員にとっても、入社以降にきちんと読む機会はそうないと思うので再認識の機会になったのでは、と思います。

時間外労働の見直しも

就業規則を考える=働き方を考える中で、時間外労働についても見直しました。
今までは裁量労働制であるが故に夜遅くまで稼働してしまう社員もいましたが
原則22時以降の稼働は禁止、タスクが終わらない場合は期限を上長に相談する
といったルールを設けました。

このように、上長を含め会社全体で働き方を考えていく風潮が広まれば良いなと思います。

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普段はあまり気にしない就業規則。
だけど会社のルールであるからこそ、
現社員にも、これから仲間になる人にもしっかりと理解してもらいたい。
そしてRITの「働き方」や「良さ」を就業規則を通して読み取って欲しいと思っています。

また就業規則のスリム化と併せて、Sick Leaveという制度の導入とリモートワーク手当も開始しました。
こちらは働き方改革のVol.2として、次回ご紹介いたします。

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