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【社員インタビュー】クライアントに寄り添うことを会社も私も重視している|エンジニア

阿部大志(エンジニア 2017年4月入社)

顧客折衝・要件定義を中心に担当するエンジニア

大学院博士課程で医療関係の画像処理を研究し、スウェーデンに研究留学をしていたとき、柳原社長(創業者 代表取締役社長 柳原尚史)と知り合う機会があり、帰国してすぐに面接を受けて入社を決めました。経営陣を除くと、3人目の社員。ですから、特に入社当初はエンジニアとして多種多様な仕事に関わる機会があり、一時期は採用面接にも入っていました。何でもチャレンジさせてもらえる環境は本当にありがたく思っています。

入社から2年経って、今の私は、顧客折衝・要件定義を中心に担当するエンジニアとして働いています。リッジアイでは、顧客折衝・要件定義は極めて重要な仕事。なぜなら、AIソリューションビジネスの世界では、まださまざまな基準が不明瞭だからです。たとえば、精度80%が高いのか低いのかすら、誰も客観的に判定できないのです。事例の比較対象数がまだ少なく、業界全体で解釈の経験値が低いから。ですから、AIソリューションを提供する際には、入口から出口まで、すべてにわたってクライアントに丁寧に説明し、しっかりと理解していただく必要があります。それが、クライアントに信頼していただけるかどうかの分かれ道なのです。


日本の生産現場の要求に応える
異常検知AIソリューションに挑んでいる

その点、リッジアイはおそらく業界内でも特に、「クライアントに寄り添うこと」を重視している会社です。ビジネスストラクチャリング担当もエンジニアも、クライアントの皆さんと日々頻繁にコミュニケーションを取って、「何でも解決できそう」というAIへの幻想を払拭したり、クライアントと私たちの目線や立ち位置を揃えたり、細かな疑問点に答えたりしています。AIは何でも解決できるわけではありませんが、実は現状の技術レベルでも、クライアントの業務を改善できるポテンシャルがあります。一例を挙げると、「異常検知AIソリューション」は、日本の生産現場の緻密な検査要求にも応えられるようになりつつあり、現在はその要求に間違いなく応えられるレベルのAI開発に挑んでいる最中。こうした説明を尽くして、現実的な線でクライアントに満足していただくことが重要だと考えています。

もう少し具体的に、クライアントとのコミュニケーションについて説明すると、エンジニアの場合、要件定義の際に、どういったデータを得ればよいのか、教師あり学習・教師なし学習のどちらがよいのか、どうやって学習させるのかといったことを細部まで丁寧に考え、最適な方法にまとめるのですが、そのすべてをクライアントに事細かに説明しています。そのくらいのことをしなければ、クライアントの信頼は得られないのです。

そうした努力を続けてきた結果、今では魅力的な案件をいくつも得られるようになりました。先進事例や自社ソリューションの発表も少しずつ増えており、リッジアイのビジネスは好循環に入ってきています。また、私自身もクライアントに寄り添うことを大切に考えるエンジニアとして、順調に成長できていると感じています。


AIソリューションの世界に飛び込むのは今が良いタイミング

職場環境としては、自由で働きやすい会社だと思います。ストレスなく開発できるスペックのマシンを提供してもらえますし、裁量労働制で時間に縛られることがありません。私は出社がお昼近くになることもありますが、問題ありません。他に、お子さんの体調が悪いときなどにリモートワークしている社員の方もいます。

また、社員と役員の距離が近く、コミュニケーションが取りやすい会社でもあります。たとえば、私は以前、社長の家に泊まりに行ったことがありますし、今度は、副社長の小松(取締役副社長 小松平佳)と一緒にトライアスロン大会に出場する予定。その他、週に一度、メンバーが各自の仕事や趣味について共有する「シェアリング」の場があって、そこでお互いの人となりを知り合ったり、さまざまな相談をしたりすることもできます。

個人的には、今後は顧客折衝や要件定義だけでなく、提案力・リサーチ力・コーディング力も伸ばし、全体的なバランスの良いエンジニアを目指していけたらと考えています。社外発表のチャンスも増やしていけたら嬉しいです。ビジネスストラクチャリング担当とともに、クライアントとの最初のミーティングから入りたいという想いもあります。そしてこれからも、未知のプロジェクト・業界・データに果敢に飛び込み続けたいと思います。

最後に、これからAIソリューションの世界に飛び込みたいと考えているエンジニアの皆さんにお伝えしたいことがあります。それは、ディープラーニングに強い関心と意欲があって、すでに何らかの勉強を始めている方なら、いきなりリサーチャーになるのは難しいとしても、顧客折衝・要件定義を中心に行うエンジニアにチャレンジするのは十分に可能だろうということ。少なくとも今の段階なら、チャンスがあるはずです。SIベンダーなどで顧客折衝・要件定義の経験がある方は、もちろんその経験を活かせます。ここはこれから大きくなる業界。入るなら、今は良いタイミングだと思います。

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