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1人でも多くの人にRettyのプロダクト・組織の魅力を伝えたい

新聞記者を目指していた就活生がITベンチャーを志す

 小学生の頃から新聞が好きで、スポーツ欄から国際面やコラム記事まで好んで読んでいました。様々な時事問題と接し、感じたのは、情報を知らないと正しい意思決定ができなかったり、チャンスを得ることができない人が多いということ。いつの間にか、世の中で知られていない事実や重要な情報を、人々に伝える仕事をしたいと思っていました。そのため、大学は文学部に進み、研究はメディア関連を専攻して、就活も当初は大手新聞社ばかり受けていました。

 しかし、自分の書きたいことを実際に書けるタイミングは、長い下積みの後。ジャンルも様々なので、当たり前なことではありますが、自分がやりたいと思ったことはすぐには実現できないと思い知りました。そのスピード感、あくまでも新聞社の考え方がベースにあるというのは自分に合わないと感じ、就活をゼロからやり直しました。

 そんな中、合同説明会で出会ったベンチャー企業の人事の方の話を聞き、少ない人数で新しい価値を作り、イノベーションを起こそうとしているベンチャー企業の存在を知り、興味を持ちました。結局、自分がやりたかったことは価値のある大きな仕事をすること。そう考えた時に、昔から掲示板サイトを友達と作っていたり、SNSにのめり込んでいたりと、Webサービスが大きなインパクトを与える存在であることを自分も肌で感じていたので、ITベンチャーで挑戦することを決意しました。

当時40名、急成長フェーズのSpeeeに新卒入社

 当時創業4年で社員約40名、成長フェーズだったSpeeeに就職しました。主にWebマーケティングのコンサルタントとして、SEOやユーザビリティ分析の分析・コンサルティングに従事しました。おそらく通算で200サイトくらいはコンサルティングさせていただいたので、様々なビジネスモデルを分析したり、集客戦略を考えた経験は今も戦略を考える上で財産になっています。また膨大な分析業務をこなしつつ、チームマネジメントやメンバー育成も行っていたので、個人・組織の生産性を上げる術はこの時身につきましたね。それ以外にも、経営陣直下で新規事業企画をしたり、インドネシアやシンガポールで展開する自社求人メディアのディレクターをやっていました。

 Speeeで3年程Webマーケティングで様々な企業・プロダクトのコンサルティングをさせていただくうちに、真にスケールするプロダクトは、企業としてワンドメインで全力で勝負を仕掛け、ユーザーととことん真摯に向き合うことが重要なのではないかと思うことがありました。そして、3年でキャリアを棚卸しすることを決めてたこともあり、転職を決意しました。

クリスマスディナーでCEOに魅せられRettyに?!

 そして、プロモーション責任者としてチケットサービス系の企業に転職しました。その頃からメンバーに学生時代からの知り合いがいたこともあり、オフィス移転パーティーなどでRettyに何度か遊びに行く機会がありました。そうしているうちに当時の会社の事業が危うくなり、その縁でCEOの武田を紹介してもらいました。

 日程が中々合わず、クリスマスに2人でディナーすることになりました(笑) 単純に話を聞きにいったつもりだったのに、気づいたら「Rettyで何する?」「いつから働ける?」って口説かれていました(笑)でもそこで話している中で、ユーザーさんをどれだけHappyにできるか、それを大切にしないとどんな事業でも成功しないなど、武田の事業展開への考え方や組織作りへの思いに共感できました。

 またそれまで会ってきたRettyのメンバーが優秀で、愚直にRettyというサービスに向き合っていたのも魅力的でした。食領域でのグローバル展開にも可能性を感じRettyにジョインしました。

テクノロジードリブンのSEO。自由な開発環境を作りたい。

 入社した当初は、自分の得意領域であるSEOだけでなく、グルメニュースのディレクター、アプリの投稿施策をやっていました。

 SEOに関しては、Rettyはグルメサービスが激戦区であるため、基本的な施策やコンテンツマーケティングだけではなく、テクノロジードリブンで、課題をいかに技術で解決できるかにチャレンジしています。蓄積された膨大なデータをテクノロジーの力で、いかに効率的にユーザー獲得できるか、ニーズに幅広く対応できるか、戦略を練っています。

 SEOチームは開発メインのチームなので、社員プランナー職は自分一人。エンジニアのメンバーが大半を占めます。エンジニアの人には好きな分野でチャレンジしてもらいたいと思っているので、負担のない開発ができるよう、自由でプロアクティブな開発環境作りを目指しています。

 またエンジニアのメンバーばかりの中で、自分の開発経験は週末に野良開発をやった程度。当然のことながら、DB設計からキャッシュの話やインフラの負荷の問題まで技術用語が飛び交う難易度が高い議論が日常茶飯事。コミュニケーション上で「?」と思った際は、都度わかるまでとことん突っ込んで質問するようにしています。

 エンジニアのメンバーには「良くそこまで聞いてくるなぁ」と、呆れてるのか感心されてるのか言われることもありますが、Rettyは技術でないと解決できない大きな課題と日々直面しているからこそ、ひたむきに向き合うようにしています。

採用にもHappyを!

 現在は、新卒採用のミッションも主に担当しております。今でこそ採用に慣れてきましたが、実はそれまで採用は全くの未経験でした。ただ過去に採用に強い企業で働いていたことから、Retty採用チームのMTGへの参加をお願いされるようになり、いつの間にか新卒採用をまるごと任されていました(笑)。入社後1ヶ月程で新卒採用チームにジョインしたのですが、それまでの経験に囚われず、ちゃんとチャンスが得られるのはRettyの良い点だと思います。

 そこで他社の人にも恥を忍んで教えを請いながら(笑)、手探りで始めました。東京の一部の長期インターン経験層にしか知名度がないという課題に対し、ベンチャーと相性の良い活動的でポテンシャルの高い学生が多い関西での採用立ち上げたり、これまで出会えなかった層の学生にRettyの魅力を伝えるべくサマーインターン企画したりしました。Rettyは一番大切なことにユーザーHappyを掲げていますが、それは採用でも同じで、しっかりと学生のインサイトを見極め、Rettyが提供できることと学生のニーズがうまくハマるように企画しています。

Rettyをサービスとしても、企業としても多くの人に知ってもらいたい

 今後のSEO関連の目標としては、日本でグルメNo.1メディアを目指していきたいです。Rettyが提供できる価値は、食の抱える課題、食を楽しくするという点において最も正しいアプローチだと私は思っています。それを知ってもらうためにも、認知度・集客力アップという形で貢献していきたいです。

 採用では、高い目標がある個性的な人材にもっともっとジョインしてもらいたい、という思いがあります。そのため、Rettyの企業としての魅力をより伝えられるようにしていきます。

 個人的な中期目標としては、自分自身大学時代のフィリピンでの留学経験やインドネシア関連の仕事をしていた経験からも、東南アジアで勝負したいと考えています。また2020年に向けて、インバウンドの方が日本でお店を探す際にRettyを使って頂けるように、サービス・ビジネスの両軸で事業のスケールアップに関わりたいですね。

Rettyの魅力は、大きな課題に挑み、その結果ユーザーHappyを感じられるところ

 ユーザーさんがHappyな瞬間を見ている時にやり甲斐を感じられます。それはRettyに投稿されているコメントだったり、アプリストアのレビューであったり、友達が「この前、Retty使って良いお店に出会えたよ」って言ってもらえる時ですね。

 そうしたユーザーHappyを感じられるのは、日々直面する課題を解決してこそ。Rettyは目指す頂が高いので、それに比例して課題も大きいです。しかし、Rettyのメンバーはその課題が解決できないとは決して思っていません。課題が大きいからこそ、それを解決していく楽しさがあります。

 誰も挑戦したことのない課題が多いので、解決する為には主体的に成らざるを得ません。グルメを探すという莫大なユーザーニーズをまだRettyとして取り切れていない中、どうやって集客を行っていくか、その先にある日本発グローバルSEO、優秀で個性的な新卒人材をリファラルリクルーティングしていく仕掛け・ブランディング。やるべきことは山積みですが、この仲間となら絶対に解決し、世界中の人々をHappyにできると信じています。

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