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【レッドハット社員インタビューvol.8】OpenStackコントリビューター対談企画  レッドハットで働くとは・・・?社員のインタビューを通じて、様々な角度からレッドハットについてお伝えしていきます!

こんにちは、レッドハット採用担当です。

前回に続き、OSSのコントリビューター大集合!後編です!

前編ではレッドハットに在籍するOpenStackコントリビューターズの経歴や入社のきっかけ、現在の仕事やそのやりがいについて赤裸々に語っていただきました。

後編では「ワークライフバランス」や「会社のカルチャー」等に触れていきたいと思います!わくわく✨


登場メンバー

前編の続きになりますが、業務時間中に好きなOSSプロジェクトへの貢献活動をしてもいいとのことでしたが、実際そんな余裕があるんでしょうか・・・?

Jさん:私の場合は、これまでと比べて業務に費やす時間は3分の2くらいになった感覚です。

その結果、できた時間で好きなプロジェクトにコントリビュートしたり、自身のスキルを研鑽する時間を作れるようになりました。できた時間を使って最近取り組んでいるのは、OpenStackのインストーラーに新しい機能を追加するプロジェクトです。

プライベートな時間もできたんですが、正直にいうとまだ自由な時間に慣れず、模索中です・・・家について「今日何しよう?」となる時もあるんですが、19時開始の勉強会に出たりとかできるようになったのは嬉しいですね。


なぜそのようにできるのでしょう?

現在私が携わるサポートの仕事では、日本チームは8−17時が対応時間となっているので、もし17時以降に仕事していると、次の担当リージョンに引き継げていない=よくないこと、ととられます。

前職では、持っている仕事は段取りも含めて100%自分自身でなんとかするというのが基本で、タスクベースで考えていましたが、現在は時間ベースとなり、決められた時間の中でどのように仕事ができるのか、に変わりました。また、役割や立場が明確になるようにマネージャーが的確に采配してくれるし、もし対応がしきれないとなると、誰がどう対応しようかという話を即座に始めてくれる環境なので、以前よりずっと本業に集中して取り組めている実感があります。

考え方も、エスカレーションじゃなくコラボレーションです。

実際に、”困ってます”という意思表示でコラボレーションリクエストをあげると、日本だけではなく地球の裏側からもヘルプがとんでくることがある。それは今の仕事では結構助かっていますね。色々なところからたくさんコメントがくるので、それを確認して、整理して答えをだすような方法で問題解決することもあります。

写真:Red Hatは世界35カ国でビジネスを展開。サポートチームは世界4拠点に体制を構えてグローバルにサポートを提供しています。


地球の裏側からサポートがくるというのはグローバルカンパニーならではのエピソードですね!でも外資系ITベンダーの日本法人って、営業拠点的なイメージ・・・開発者、技術者は本当に活躍できるの?

Hさん:たしかに、外資系の会社で日本オフィスが販売拠点・セールスがメインの位置付けだと、売上最優先となり、営業と技術の連携がうまくいかなかったりするケースがあったりしますね。

その点レッドハットでは、日本を拠点とするテクニカルサポートのチームが大規模に存在することで、セールスとサポートの関係がいいバランスを保っているのは大きな特徴であり、そういう立場の差や負担を感じることはほとんどないように思います。また、Red Hatの開発者をワールドワイドで見た場合、比較的多い人数がリモートで働いているのもあって、リモートで開発者として働く際のハンディキャップが少ないというのも特徴だと思います。

Iさん:確かに、私がユーザー企業にいた時にお付き合いしていたベンダーの中で、いくつかの会社は営業の人にお願いすると技術的になんとかならないように思えてもなんとかなってしまうことがあった気がします。一方でレッドハットはコミュニティで開発しているので、その時点でできることとできないことの線引きがしっかりしていて、コミュニティの開発動向を考慮した上で提案をしてくれるベンダーでした。

Sさん:それから、外資系企業全般を恐れているかもしれない読者に言えるとすると、私は前職は日本企業でしたが、比較的自由な会社だったのもあり、レッドハットの環境もそこまで変わらないというのが率直な感覚ですね。

それでは次のお題。メンバーのみなさんは様々なライフステージにいらっしゃると思いますが、働き方やワークライフバランスについて教えてください。

みなさんの勤務形態はどうなっていますか?

HさんR&D系):私は現在はリモート勤務社員です。

転職を考えた時、この「場所にとらわれていない」という点も魅力に感じていました。具体的に言えば、自分が日本に拠点をおきながらアメリカのエンジニアポジションの面接を受けることができて、東京で働く選択肢がとれる可能性があるような柔軟さとか、リモートワーカーを推奨し、またそれがハンディキャップとならないようなカルチャーがある所がポイントでした。実際に、私の上司はアメリカ本社のラーレー在籍なのですが、彼に至ってはラーレーの近くに住んでいるのにリモート(家)で仕事をしていることが多いんですよ。そんな自由度の高さも良いですね。


Nさん(Technical Account Manager):私もリモート勤務社員なんですが、対面が大事な時もあるので少なくとも週3日はオフィスにきています。ただ、業務的にはコミュニケーションさえとれればどこにいても気にしません。チームのメンバーも、子供の保育園のお迎えで早く帰ったり、緊急度の高いサポート依頼が来た場合は、朝8時から家で仕事を始める人もいて、お客様や個人のシチュエーションによってフレキシブルに働いていますよ。あとは東京で働いていると、朝晩のピーク帯の通勤電車がんばらなくていいのは大きなメリットですよね。

Tさん:私はプリセールスなので、恵比寿のオフィスが拠点ですが裁量勤務になっています。

前職のときは夜中3時まで家で働くような時があったんですが(笑)、レッドハットに入社してからは、自分の時間はとても増えましたね。最近は何が何でも定時帰りを心がけています。

入社後に、結婚したり子供が生まれたりという環境の変化もありますが、自身の裁量でコントロールして働けています。妻も働いているので、私が息子の保育園の送り迎えもするのですが、まわりからはよく来るお父さんと思われてます。Tシャツ姿のカジュアルな格好で行くことも多いので「パパは仕事してるのかな?」と言われたことも・・・(笑)

あと最近、第三子が産まれて1か月の育休を取得しました。出産前後は子供2人の面倒を見ながら家事も行うので超マルチタスクで大変でした。でも、家族ともゆっくり出来たので本当に良かったと思います。また、仕事を引き継ぐ先の同僚への信頼というのも大きいですね。

Iさん:私もプリセールスなのでTさんと同じ勤務形態です。

小学生の息子と最近生まれたばかりの娘がいて妻も大変なので、出産前後から最近では、リモートワークや休暇を使って妻のサポートや小学校のPTAに参加したりなどしています。PTAの学級代表を担当しており特に今年は仕事と子育てを両立しながら生活をしています。

Tさんもコメントしているとおり、同僚との信頼関係や理解のあるチームの中でやっていけることはとてもありがたいです。


場所や時間に制約なく柔軟に働ける環境ですね。とはいえ、オフィスの雰囲気も気になります。

Sさん:サポートエンジニアのチームのテリトリーはこんな感じで、オフィスにいる人は在席で1日を過ごすので、執務環境は整っている方だと思います。パーティションがあって集中もできるし、かといって高すぎないのでオープンさもあります。集中と共有が両方ともしやすい環境です。

前職比で、机のひろさが1.5 倍くらいになったと言っていた人も。椅子はハーマンミラーのアーロンチェアです。

また、どのフロアもフリードリンク、フリースナックというありがたい待遇!

Tさん:このような環境づくりには社員の声も反映されていて、備品などについて社員の意見を集めて決定をしました。フリースナックは実は私の発案です。

Nさん:会社のカルチャーとして言えることですが、レッドハットでは意思決定の際の透明性をとても大切にしていて、水面下で動かすのではなくオープンな場で議論することを重視しています。通常の業務はもちろんですが、会社の決め事についても社員にインプットを要求してくれるので、最終的にその意見が取り入れられなくても納得度合いが全然違います。

あと、もし納得がいかないことがあっても反対意見をあげることをネガティブに捉えないし、レッドハットでは日常風景というか和を乱す人も歓迎しているような感じです(笑)もちろん単純に反対というだけではみとめられず、その理由も求められます。

だから、意見がぶつかったり課題がある時も、お互いに意志表示をして前向きに解決するためのアクションがとれるチームだと思っています。

働く条件や環境を考えるとき、見かけの福利厚生等ももちろん大事ですが、レッドハットではそれだけではなくて、入社後の仕事のしやすさ、過ごしやすさ、他人を尊重しつつ自分らしくあることができるカルチャーが魅力なんじゃないかと感じます。

ありがとうございました!

前・後編にわたりレッドハットのOSSコントリビューターズの対談をお送りしました。

レッドハットではオープンな企業文化のもとで自分でイニシアチブをとってなにかを始めたり変えたりすることができること、周囲を巻き込み、時には巻き込まれながら良い組織を作っていく風土があることなど感じ取っていただけていれば嬉しく思います!

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