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SIerからSaaS事業へ。7億円の損失を出して、事業転換に成功した社長の独白。

働き方改革アプリ「cyzen(サイゼン)」を展開する当社。 BtoBサービスとしてテレビCMのような大規模な拡販を行っていない中、 導入実績は1,300社以上。
実はクラウドサービスへの事業転換をする以前は、 SIerとして安定した収益を上げていました。なぜ事業を転換したのか?
今回INOUZ Timesに代表取締役の別所が特集されましたので、 その一部を紹介します。

◆元々は、 SIerとして事業を開始したレッドフォックス
レッドフォックスは創業30年を迎えますが、 元々は企業のシステムやアプリを受託開発するSI事業がメインでした。

最盛期には売上13億円、 利益3億円ほどになり、 従業員数も150人程度の規模になっておりました。 メインのSI事業の他に、 iPhoneが世に初めて出たあたりからはスマホのアプリを開発して販売したりしておりました。 その中で、 2011年、 東日本大震災をきっかけに「より社会に貢献できるサービスを世に出したい」と考え、 外回りの現場業務の働き方を変革する業務アプリ『GPS Punch! 』をローンチしました。 2016年に同アプリを「cyzen」へと名称変更し、 現在に至っております。

豊富な受託開発経験があり、 優秀な技術者が揃っていましたが、 SaaSのクラウドサービスを開発するのは初めての経験。 「お客様から要件を聞き、 仕様通りの開発をする」のではなく、 「ユーザーにとって何が役に立つか考え、 機能として実装する」という、 根柢の思想の部分から変更しなければいけません。

事業ピボットの際には試行錯誤を繰り返しながら、 今は「cyzen」事業に全リソースを投下して、 開発を行っています。

◆クラウドサービス事業への全面転換はいばらの道
「cyzen」は現場で働く人にとっては非常に役に立つ汎用的な営業支援ツールなのですが、 「cyzen」の拡販には困難が多いとは最初から分かっていました。

第一に、 「体感メリットの大きいサービス」は、 大企業で稟議を回しにくいこと。 大企業では〇×で機能比較をした稟議書を書こうと思った時、 ”使ってもらえれば良さが分かる”「cyzen」のようなツールはメリットが伝わりづらいのです。

第二に、 導入の決定権を持っている中間管理職に導入メリットが少ないサービスであること。 「cyzen」は、 現場社員や、 経営層にとっては残業削減や売上向上というメリットが分かりやすいのですが、 導入権限のある中間管理職にはメリットが分かりづらいのです。

第三に、 「cyzen」は導入してアプリをダウンロードするだけでは効果が出ません。 導入して、 自社における新しい働き方を「ゼロベース」で開発する必要があるのですが、 中小企業では専門部署がないためそれが難しいです。

これらの理由から、 「cyzen」の拡販は長期戦を覚悟していました。

また、 「cyzen」拡販が長期戦になるということは資金が必要です。 最初はcyzenとのシナジーを考え、 事業会社から出資を受けていましたが、 現在はベンチャー企業への豊富な支援実績があるファンドのWMパートナーズに出資を受けております。

◆世界制覇を目指して、 出口戦略はIPO
2019年は、 オウンドメディアの構築といったマーケティング分野への投資を本格化させます。 「cyzen」の拡販については、 ”勝負の年”と位置付けております。
「cyzen」の特徴は、 決裁権を持つ中間管理職ではなく、 最前線で働く現場の人たちに大きなメリットのあるサービスであるということ。 現場の人たちにオウンドメディアを通じて直接メリットを伝えることで、 ユーザーの間で口コミが広がるような戦略を考えております。

今後の出口戦略としては、 IPOを目指しています。 日本のIPOマーケットは海外と比較すると売上高が比較的小規模でもIPOしやすいという特長があります。 日本の上場企業という看板を掲げて海外に打って出る。 海外のライバル企業は上場までのハードルが高いため、 私たちが有利になり得ます。

「cyzen」を世界中の人が使っているプラットフォームとして普及させ、 「働くを、 もっと楽しく」というビジョンを世界中の人が共有している世界を作るのが目標です。

◆大切なのは「ゼロクリアー、リセットを恐れない」こと
会社を長く経営していると、創業したときのビジョンやビジネスモデルが、時代の変化の流れの中で古いものになっていることがあります。 必要なのはビジョンを再構築することです。改めて、「自分がなにをしたいのか」「どんな社会をつくりたいのか」を見つめ直し、今の時代に最適かつ自分でしかできないビジョンを再構築する必要があります。

新たなビジョンのもとで新しいビジネスを始めることは、またゼロからやり直すということ。「ゼロクリアー、リセットをおそれない」ことが大切です。

そして、 覚悟を決めること です。
私は事業をピボットしたとき、 六本木ヒルズから狭い部屋に家族で引っ越し、 自分の月給を25万円にして退路を断ちました。 たとえ失敗しても「健康」「信用」「やる気」この3つでいくらでも再起可能なはずです。 事業をピボットして1から始める時は、 環境と習慣そして金銭感覚を創業期に戻す必要があります。 そして、 ビジョンと志を分かち合える仲間がいれば、 必ず成し遂げられると確信しています。

このインタビューの完全版は、 こちら。
https://inouz.jp/times/wmpartners/redfox-1/

https://inouz.jp/times/wmpartners/redfox-2/


■働き方改革アプリ「cyzen(サイゼン)」について■
レッドフォックスは、 位置情報を活用し、 スマートフォンから出勤管理や報告者作成などが可能な働き方改革アプリ「cyzen」を2012年8月から提供し、 新しい働き方を創造してきました。 これまで、 「cyzen」により企業の営業担当者の生産性向上や働き方改革支援を目指し、 新機能の開発・実装や実証実験を行ってきた結果、 サービス提供開始から6年で、 国内の上場企業から中小企業まで1,300社以上の有償導入実績があります。
URL: https://www.cyzen.cloud/

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