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リビタの企画・プロジェクトマネージャー業務の真髄とは?【リビタ社員インタビュー第3弾vol.2】

平塚:それでは、ここからは綾村さんの日々の具体的な業務について伺いたいです。綾村さんはSHAKOBAの企画を担当されましたが、その中での役割や、その他普段ではどのようなことをされていますか。

綾村:SHAKOBAでの業務は、コンセプトであるキャバレーやスナックの雰囲気とリビタのカラーとして暮らしに寄り添う部分を掛け合わせて設えを考え、デザイナーやクライアントと話し合いながら企画内容を決めていきました


平塚:「令和の社交場」というコンセプトですよね。リビタの事業としても、新しい取り組みのように感じます。

綾村:リビタのこれまでの事業領域としては、SHAKOBAは新しい領域の施設です。しかし、SHAKOBAの空間は社会的に新しいものかというと、実はそうではなく、昔からある既存のプログラムの組み合わせと言い換えなのです。例えば、リビタのBUKATSUDOでこれまでやってきているレンタルスペースにカラオケを加えれば、その空間がカラオケボックスになりえます。また、昔からあるスナックは、外から見ると少し入りづらさを感じる時もありますが、SHAKOBAではエントランスとスナックのカウンターを連続させることによって一見さんが入りやすい雰囲気にするために、スナックだけどオープンな設えにするなど、工夫しています。今までの歴史の中にあるスナックやキャバレーの要素をピックアップし、現代風に解釈してできたものがSHAKOBAということです。


平塚:広義な解釈として、概念のリノベーションのようにも感じます。コンセプト設計以外では、どのような業務をしていますか?

綾村:契約や事業収支など、プロジェクトマネージャー(以下、プロマネ)として社内調整をする業務に取り組んでいました。そしてSHAKOBA開業後の現在、SHAKOBAの運営業務は地域連携事業部内の運営チームに引き継いでいるため、自分はイベント企画やお客様の案内など、サブポジションの動きをしています。またSHAKOBA以外の他の業務は、SHARE PLACEの新規案件などの企画・プロマネ業務として、物件の内見から企画コンセプト提案、事業収支の組み立てや関係者との折衝などを一貫して行っています


平塚:企画の仕事は、事業として形になる前段階の業務なのですね。コンセプトの提案をしたあとは、リビタとしてはどこまで関わっているのでしょうか?

綾村:コンサルのあと、運営まで一貫してやることがリビタの基本的なスタンスです。もちろん、クライアントの希望により提案のみで終わる案件もありますが、企画だけでなく運営もセットで提案できることがリビタの大きな特徴のひとつですね。


平塚:仕事のやりがいや面白いと感じるポイントはどうでしょうか?

綾村:過去と現在と、なりたい未来があって、そのために「何が必要か」、「何を超えなくてはいけないか」ということを一個ずつ紐解いていくことが本当に楽しいです。法律があるからこそできたものが面白いということもあります。例えば、建築法規や消防法、バリアフリー法、保健所の許可など、一個一個紐解いて、それをコントロールすることが面白いと感じます。もちろん、出来上がったものが魅力的であることは大前提ですが、信頼するデザイナー、建築家のパートナーと一緒に良いものを作り上げていく。そこから、いかに人に使ってもらえるようにするか、それを現実にするためにはどうしたらいいかを考えることが楽しいと感じます。


平塚:綾村さんのリビタ社員ページに、「2020年を目途に金沢と東京の2拠点生活を計画中」と書いてあったのですが、今後のビジョンはどのように描いてますか?

綾村:今は社会の状況的になかなか難しいところもあるのですが、地元金沢が好きなので、金沢で仕事をしたいという想いは今もあります。しかし最近は、東京に軸足を置きながら、金沢を含む友人がいる地域のローカルの仕事をしたいと思うようになっています。


平塚:その思いの変化には、何かきっかけがあったのでしょうか?

綾村:上京して約9年、東京には“Fun”“Interesting”といった違った面白さがあり、人・物・お金・情報が最も集まる日本の中心であると改めて認識したのは大きいです。仕事柄、東京を起点に仕事をした方がメリットも多く、東京でしか得られないものも多いと感じる一方、金沢をはじめとした地方にも寄与していきたいという気持ちも強いため、ここで得た経験やスキルをローカルでがんばっている方の手助けになるように還元していければと思っています。


平塚:リビタでもリモートワークなどの働き方もできるようになったことから、多拠点生活の可能性などもさらに広がっていきますね。応援しています。本日はありがとうございました!

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